先日の私の「勇気出して、撮影会開催しますよ」の記事に
コメントやブクマ、スターありがとうございました(;_:)感動
まず一番に思ったのは、
ぜんぜんまだまだスタート地点だけれど
公開してよかった…!ということ。
Twitter等でも沢山応援していただき、沢山エネルギーを貰いました。
「好き」に忠実な、はむ子さんが羨ましかった。
今回foto bambiniのはむ子さんとコラボして撮影会をするんですが…
私は、写真家のはむ子さんが、ずっと羨ましかったんです。
カメラに出会うところから、今にいたるまでを知っているんですけれど、
彼女は、根っからの職人気質というか、本当に凡人の私からしてみたら
異常なレベルで、撮影にハマりにハマりまくり、
異常なレベルで究めようとする人なんです。
ローン組んでまで自分の追求する写真を撮るための高いカメラ買っちゃうし
「被写体になってください!」と、ものすごおおおく低姿勢でお願いされたりとか
本当に清々しいくらい、
無駄なプライドがない。
「好き!!」に忠実な人。
見ている私には、眩しくて眩しくて
もはや嫉妬に近いくらい
私も「好き」を見つけたい!!!
「やりたいこと」見つけたい!!!
と悶えていました。クネクネ
私はと言うと、高校生の頃から、自分探しをしていたような
意識高い系クズ、万年中二病患者なんです。
漠然と
自分が0歳児育児がしんどかったので
(関連記事育児の辛さは孤独と不安。恩師がかけてくれた言葉 - はやぶさCOFFEE
)
孤独になりやすい0歳児育児(特に第一子)のママさんが
少しでも元気になれるような場をつくりたいな…
とは思っていましたが
具体的な内容となると
「やりたいこと、ない…」となってしまっていました。
夢のある職人と、意識高い系クズは相性が良い
はむ子さんを、勝手に夢のある職人と認定します。
夢のある職人の特徴
・やりたいことはハッキリしている。
・職人気質すぎて、究めることは好きだが、自分の中で完結してしまっている。
・ノウハウを持っていない。
・自分の作品に対してとにかく厳しい。
・「お金に」とか「仕事に」となると急に萎縮し出す。
一方
私マキロを意識高い系クズと認定します。笑
意識高い系クズの特徴
・明確なやりたいことはない
・「好きなことをして生きている」人が羨ましい、憧れる、好き
・「何か」で世の中で活躍したいが「何か」がない
・ノウハウ、ハウツーの知識は超豊富だけど行動できない(「何か」がないから)
簡潔に言うと
ノウハウないけどやりたいことがある職人と
ノウハウだけはある意識高い系
は相性いいよってことです。
アイドルとファン
ある意味アイドルとファンみたいな関係なんでしょうね
もうすぐAKB選抜総選挙が始まりますが
「この子は大女優の原石だ!!!」とファンが燃えて
↓
「私、自信ないんです。でもAKBで有名になって女優になりたいんです!」とアイドルが夢を語る
↓
「○○ちゃん、もっとTwitterつぶやいた方がいいよ!ファン増えるから!」とファンが有名になるためのノウハウを教えだす
↓
アイドル素直に一生懸命がんばる。
↓
ファンその様子を見てさらに「俺が頑張って○○ちゃんを有名にするぞ、うおおおおおおおおおおおおおおおおお」となる
↓
アイドルがんばる。有名になる。有名大女優になる。
↓
ファン達成感&ちょっと寂しい
↓
有名大女優の演技がすばらしく、映画を見て、楽しむ一般の人が出てくる
↓
世の中が良くなる!!!!
という感じ。(後半はうまくいった場合の妄想)
明確なやりたいことがなくても、生きがいを見つけることはできる
私はずっと、ここで言うアイドルの役割を目指して苦しんでいました。
「やりたいこと」があって
情熱があって、それに向かって突き進むってすごくカッコイイじゃないですか。
そうあるべき
そうでないと人生もったいない
みたいな思考で、自分自身を苦しめていたと思います。
でも、ファンにはファンの役割があって
ただただテレビでアイドルを見てニコニコしているだけだったら
それは「受け身」なだけの趣味になりますが
「こうやったらもっと良くなるよ!」
「こういうの、あなたに向いてそうだけどどう?」
と提案するようなアクティブファン(笑) になったら
それは「受け身な趣味」ではなく
立派な「やりたいこと」なんだと思います。
実際に私がしたこと
この撮影会に関しては
・やらせてもらえる場所を探しました。営業に行きました。書類関係やりました。
・専業主婦のはむ子さんが、唯一旦那さんに息子さんを預けられる月2回きりのチャンスに、モニター撮影に同行し、会場設営や撮影スタッフをしました。
・価格設定に関して、プロのビジネスコンサルの方にアドバイスを求めました。(ちなみにこの撮影会は完全に赤字です笑 でも最初はとにかくやってみることが重要だということで。)
・野外なら場所代がかからないから価格を抑えられる、と野外撮影を何度もテストしました。(風船が葉っぱの先っちょによって割れまくり、風にあおられ大失敗。)
・その他、試行錯誤、実験検証を一緒にしました。
一緒になら頑張れる。だれかのためになら頑張れる。
職人×意識高い系
という組み合わせの良さもあるけれど
何より
「一緒にがんばってくれる」存在って
なにかやりたい、と思った時にすごくすごくすごくすごく大きな存在だということに気づきました。
私は、やりたいことがある、でも制限があってなかなか踏み出せないはむ子さんを、クッソ余計なお世話だけど、どうにか世の中に出したかったのです。
だってすごいんですもん。写真に対する情熱と、こだわりとパワーが。
そんなこと書いたら、「かいかぶりです…!」と言われてしまいそうだけど、
息子のパンくんを撮ってもらった時に、
「可愛い可愛い!あ~~!いまのイイ!」とキラキラして撮影している彼女を見て
自分自身が幸せな気持ちになっていきました。
※外撮影×風船は、割れまくるため、準備が死ぬほど大変だった↑ 葉っぱってすごいんだよ!あんなふにゃふにゃなのに、風船いとも簡単に割るんよ!!笑 しかしパンくんはとびっきりの笑顔♡相当楽しんでました。
思えば、自分の子どもを「可愛い可愛い」と本気で言ってもらって
息子の可愛い姿を、瞬間瞬間、逃さないようにシャッターきってらうのって
他ではなかなか経験できません。
スタジオアリスとかは、私にとってはハードルが高くて
もっと気軽に参加できる会があったらいいなぁという思いがずっとありました。
「こうだったらいいな」
「こういうのがあったらいいな」
「こういうことやってみたいな」
「明確なやりたいこと」がなかった私でも、
アイデアだけはポンポン出てきます。(意識だけは高い系なので。笑)
でも実現・行動にはパッションが必要で
その情熱っていうのは
1人の人間の中ではアップダウンがあります。波があります。でも…
一緒にやってくれるひとがいれば
誰かがしんどいときは、誰かががんばる
誰かがやる気なくなっても、誰かは燃え上がろうとしてたりする
そういう仲間っていいな、、、と思うのです。
これからはチームの時代。
よく巷では「組織に入って働く」と比較して
「これからは個人の時代」と語られることが多いですが
(個人で仕事ができる、ブログ、メルカリ、ミンネ、クラウドソーシングetc....)
いよいよ個人の時代も終わって
これからはチームの時代なんじゃないかと思います。
組織ではなく、小さいチーム。仲間。
特に、私たちのような、
育児中であったり、人生の選択が迫られる世代(結婚、妊娠、出産、転勤、退職etc...)は
ある意味、明日の見えない社会的弱者です。
そんでもって弱者ほど、チームになった方がいい。
今回の撮影会も
●月2回しか子どもを預けられないけれど情熱は人一倍あるはむ子さん
●日中動けて、「臆さない」×人のためなら行動力が超UPする性格な私マキロ
●2児育児中につき、なかなか移動が難しい、だけど3人の中で一番パソコンに強くて、デザインが好きなあえかさん(今回はチラシを委託)
という、皆それぞれ、バリバリに働けない事情を抱えているけれど
できることはある。
皆で一緒に、持っているスキルやエネルギーを出し合えば、それなりのことが実現できるんです。(いや、まだやってる最中だから「できそう」と言っておきます笑)
いくらでもコラボできる。コラボすればするほど可能性が広がる。
大勢のファンを抱える、育児ブログ界のインフルエンサーりんごさんに、モニター&レビューお願いしてみようか
cabucafeさんのかわいい四コマ漫画で撮影会の流れを書いてもらえれば、お客さんの参加のハードルが下がるかも
この先季節イベント系のフォト撮影するとしたら、かねごんさんに壁画(ペーパークラフトアート)お願いしてみようか
建築家のナガメさんにあのテント↓↓つくってもらいたい!テントフォト絶対カワイイ!!あぁでも持ち運びが…車ない!でもテント諦めきれないああああああ!
衣装が必要だから、
ミンネで子ども服売っている方に、「宣材写真用のステキな写真を撮りますので、その代わり、無料で服提供してもらえませんか?」とスキルとスキルの交換ってできないかな?(衣装)
とかはむ子さんといろいろグルグルグルグル妄想したりしていました。
(互いに責任を伴うので簡単には頼めないのですが)
自分の持っているスキルや知識を
生活に無理のない範囲でちょっと出して
それが何かしら形になったら
きっと毎日が少し楽しくなるよね、
そういうチームが増えていく世の中になったらいいな…。
野望。