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2018年6月7日(木) 15:42
「パパ、ママ ごめんなさい」死亡の女児、自宅で軟禁状態か

「パパ、ママ ごめんなさい」死亡の女児、自宅で軟禁状態か

 「パパ、ママごめんなさい。ゆるして」とメモを残して死亡した女の子についてです。女の子が今年1月以降、自宅で軟禁状態だったとみられることがわかりました。

 この事件は船戸雄大容疑者(33)と妻の優里容疑者(25)が長女の結愛ちゃん(5)に十分な食事を与えなかったうえ、暴行を加えたあとに病院に連れて行かず死亡させたとして、警視庁に逮捕されたものです。

 「(結愛ちゃんの)顔色が完全に血の気がないというか、土色みたいになっていた」(搬送の様子を見た人)

 結愛ちゃんの家族は、今年1月下旬、香川県から目黒区のアパートに転居しました。その後の警視庁への取材で、住民の目撃情報や防犯カメラの解析から、目黒区に転居して以降、結愛ちゃんが自宅から外出したのは1度だけしか確認できていないことが分かりました。

Q.5歳の娘さんは?
 「知らない、見ていない」(近所の人)
Q.見たのは?
 「小さい子。ただ小学校が決まったと聞いたので、上の子もいるんだなと思っていた」(近所の人)

 両親と結愛ちゃんの弟の3人が外出する姿が複数回、防犯カメラに写っていたということで、結愛ちゃんは今年1月下旬以降、自宅で軟禁状態だったとみられています。また、真冬にベランダに裸足で長時間放置されたこともあり、足には重度の霜焼けのあとがあったことも分かりました。わずか5年で命を奪われた結愛ちゃん。親族が取材に応じました。

 「(結愛ちゃんは)小さいときによく来た」(結愛ちゃんの曽祖父)
Q.どんな感じの子?
 「それはもう、かわいい。とにかく生かして、もうちょっと長生きさせてほしかった。5年だから」(結愛ちゃんの曽祖父)

 現場となった自宅には、両親に宛てた結愛ちゃんのメモが残されていました。

 「もう パパとママに いわれなくても しっかりと じぶんから きょうできないことも あしたは できるようにするから もう おねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」

 調べに対し、両親は容疑を認めていて、優里容疑者は「虐待が発覚すれば自分の立場が危うくなると思い、見過ごしてしまった」と供述しているということです。

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