macOS 10.14 Mojaveではフォントのアンチエイリアス処理が変更され、テキストのサブピクセル・アンチエイリアスが廃止へ。

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 macOS 10.14 Mojaveではフォントのアンチエイリアス処理が変更され、サブピクセル・アンチエイリアスが廃止されるそうです。詳細は以下から。


 Ars TechnicaでOS Xのレビューを15年に渡り担当されたJohn Siracusaさんらによると、Appleはセッション209″What’s New in Cocoa for macOS”の中で2018年秋にもリリースを予定しているmacOS 10.14 Mojaveでフォントのアンチエイリアス処理を変更すると発表したそうです。

There’s one last change.[…] But if we zoom in all the way to 48times scale factor we can see that macOS 10.13 is using this color fringing effect with its font rendering. In a macOS 10.14 we no longer use that effect and this means are text looks.

What’s New in Cocoa for macOSより

 具体的にはサブピクセル・アンチエイリアスが廃止されるそうで、下図は左側がmacOS 10.13 High Sierra、右側がmacOS 10.14 Mojaveでテキストを開いたところですが、この図を拡大(セッション中では48倍)すると、フォントのアンチエイリアス処理が違っていることが分かると思います。

Font antialiasing refinements

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 この変更はパネル技術の向上によりスケーリングモードでテキストがはっきりと確認できるようになったためで、非Retinaディスプレイを搭載したMacBok AirやiMacではどうなるかは定かではありませんが、RetinaディスプレイのMacBook ProやiMac 4K/5Kでは確認できると思うので、Betaユーザーの方はチェックしてみて下さい。

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