2018.06.07 Thu posted at 12:49 JST
香港(CNNMoney) インドの高級スマートフォン市場で、中国のワンプラスが米アップルや韓国サムスンなどの世界的強豪を抑えて首位に立ったことが7日までに分かった。調査会社IDCが明らかにした。
IDCによれば、ワンプラスは2018年1~3月期にインドの高級スマホ市場の53%を抑えた。今回の調査では400ドル(約4万4000円)を超えるスマートフォンを高級とした。
IDCのアナリストは、インド市場で「ワンプラスは非常に積極的だ」と指摘する。
ワンプラスは、インド市場で世界的なスマートフォンメーカーとしての地位を確立しようとしている中国企業の最新例だ。中国の小米科技(シャオミー)は昨年、インド市場でサムスンを抑えて首位に立った。
ワンプラスは昨年、インドでスマートフォンの製造を始めた。同社は、アップルやサムスンの旗艦モデルよりも安くて高性能な端末を使い、少数だが高い収益性を秘めた層をターゲットにしている。
ワンプラスは米国などの市場でも注目を集めている。オンラインで直接消費者に端末を販売し、売り上げの促進は多くの場合口コミに頼っている。しかし、インドでは販売店を構えているほか、手ごろな価格で購入できるようキャッシュバックも行っている。
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