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プレスリリース

平成20年4月4日

農林水産省

中国産金魚等の輸入に際しての検疫強化について

今般、香港経由で英国に輸出された中国産金魚から、コイ春ウイルス血症(SVC)ウイルスが検出されたことが判明しました。
SVCはコイや金魚等のコイ科魚類等に発生し、体表への出血等により死亡しますが、有効な治療法がないこと等から、我が国の輸入防疫対象疾病になっています。
このため、中国産の金魚等の輸入に際し、水産資源保護法に基づき、輸入許可に当たり、一定期間の隔離管理を命令することとしたのでお知らせいたします。

経緯

  1. 3月12日、英国環境・食料・農村地域省(Defra)の研究機関である英国環境・漁業・養殖科学センター(Cefas)は、香港から輸出された金魚からSVC(コイ春ウイルス血症)ウイルスが検出された旨プレスリリースした。 
  2. 当該金魚の産地等の詳細情報の確認を行っていたところ、4月3日、当該金魚は中国産の金魚であることが判明した。  

措置の概要

水産資源保護法に基づく中国産の金魚等に対する輸入許可に当たり、輸入申請者に対し、一定期間、隔離管理することを命ずる。

  1. 管理命令対象水産動物
    中国産のコイ、金魚等*
    *金魚その他のフナ属魚類、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオ
  2. 隔離管理期間
    金魚等:15日
    コイ:21日

なお、SVCは人には感染せず、人の健康への影響はありません。

お問い合わせ先

消費・安全局畜水産安全管理課水産安全室
担当者:田垣 晃生、束原 茂
代表:03-3502-8111(内線4539)
ダイヤルイン:03-6744-2105
FAX:03-3502-8275

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