AV女優として人気を博し、先日発表された「DMM.R18アダルトアワード」にて話題賞を得た戸田真琴さん。講談社主催のオーディションプロジェクト「ミスiD 2018」受賞し、雑誌『TVBros.』でのコラム連載もスタートさせるなど、活躍の場を広げている。

戸田真琴さんが写真家の福島裕二さんとタッグを組み、モデルを務めた写真展が6月7日（木）より17日（日）まで、東京・渋谷のLEDECO（ギャラリー・ルデコ）にて再び開催される。

人気写真展のアンコール開催が決定

本展は、戸田真琴さんがクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で出資を募った写真集プロジェクトとの連動企画としてスタート。

戸田真琴さんが愛する映画であるジム・ジャームッシュ監督作『ミステリー・トレイン』の舞台になった、アメリカのメンフィスを主な舞台に撮影された。

その成果は写真集『The light always says.』としてまとめられたが、収めきれなかったものを含めた写真たち約700枚を展示する企画として、去る1月25日から4日間の写真展を開催。その反響を経て、規模を拡大したアンコール写真展へとつながった形だ。 展示は、前回同様にギャラリーの4階、5階にかけて大小さまざまな写真が介するだけでなく、新たに6階にもスペースを拡大。6階では写真集制作後に新たに撮り下ろされた写真と映像が迎えてくれる。

代々木、渋谷、新宿を舞台に新作を撮り下ろし

4階、5階ギャラリーは「前回の写真展に足を運べなかった人のために」という思いから、1月の展示と配置は似せてある。もっとも、その展示数ゆえにすべての写真が同一の配置ではなく、また作品もわずかに入れ替えがあるとのこと。前回の展示を見たことがある人でも発見がありそうだ。

6階は代々木、渋谷、新宿をめぐりながら撮影された新作が並ぶ。

「メンフィスでの撮影や写真展のあとで、どこか物足りない気持ちを私を含めてスタッフみんなが感じていて。それでまた集まって、写真を撮ることになったんです」と戸田真琴さん。撮影スタッフは写真家の福島裕二さんはじめ、メンフィスと同じメンバーが揃った。

「顔見知り」という関係を超えた空気感。それゆえに、戸田真琴さんは「表情からして心のガードが下がりっぱなしですよね」と笑う。

「音楽や映画の機能だと思うんですけど、それがあると日常がちょっと特別になるようなことがあって。映画の舞台を歩くとか、音楽を聞きながら散歩するとか。写真もそうで、日常で見る光景にカメラが入ることで、なんだか特別になる気持ちがありました」

戸田真琴さんは写真展に際し、下記のようにブログで綴っている。

新しい写真と映像が展示された６Fのために、言葉をまた書いたので、ぜひ会場で読んでみてください。

タイトルは「Light,strong,loneliness.」

軽く、強く、孤独に。

夏が始まる、ほんのすこし前の雨降りの日に。

またあなたと出会いたいです。

ご来場お待ちしております。 ──戸田真琴official blog「まこりん日和」2018年6月6日投稿より

また、会場では、すでに発売中の写真集のほか、会場限定のグッズも多数揃える。新規撮影分で構成された新作写真集も用意された。

「実はとっても服が好き」という戸田真琴さんも、多くの私服を持参して撮影に臨んだそうだ。

昼間の陽射しから夕焼け、あるいはストロボまで、あらゆる光の演出を福島裕二さんは仕掛けている。すべてが「戸田真琴」というモデルでありながらも、ページごとに受ける印象がはっきり異なるといえるほど、どこか野心的で遊び心にも満ちた一冊に仕上がっている。

そして今回も、写真はレタッチをかけずに展示、掲載されている。まさに「素」のままの戸田真琴さんと向き合い、その言葉と表情の中を漂いながら思いをめぐらせる時間を得られるだろう。

戸田真琴×福島裕二写真展「The Light always says.」のアンコール展示会は、2018年6月7日（木）より17日（日）まで。時間は11時から21時、最終日のみ17時クローズ。

会期中にはトークショーも行われる。前売券は完売だが、当日券も若干数販売される予定だ。会場の販売物などを含め、詳細はこちら（外部リンク）より。

戸田真琴さん、女優業だけでなく、文章も魅力的なんです😌✨