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ファミリーバイク特約とは?

ファミリーバイク特約とは?

更新日:2017年4月10日

ファミリーバイク特約とは、自動車保険に付帯できる特約です。125cc以下のミニバイクに対し、補償を受けることができます。
例えば、運転中に事故を起こし、他人を死傷させ、損害賠償責任を負った場合や、他人の所有物を破損させた場合に保険金が支払われます。
また、任意のバイク保険と比較して、ファミリーバイク特約は保険料が安く収まる傾向にあります。

ファミリーバイク特約とは?

ひとつの特約で、ミニバイク何台でも補償OK!

ファミリーバイク特約とは、任意の自動車保険に加入している人が付帯できる特約です。
自動車保険の記名被保険者、またはその家族が125cc以下のミニバイクに乗る際、本契約である自動車保険から対人対物賠償事故の補償に加え、人身タイプは人身傷害事故が補償され、自損タイプは自損事故が補償されます。

ファミリーバイク特約の対象となるバイクは以下の通りです。

補償の対象となるバイク

  • 総排気量125CC以下のミニバイク
  • 総排気量50CC以下の三輪以上の自動車
  • 1家庭で2台以上所有している場合、すべてのバイク
  • 他人から借用した上記排気量に該当するバイク
  • ※上記の項目は全ての保険会社に共通なものではありません。
  • ※詳細については契約中の保険会社にお尋ねください。

ファミリーバイク特約を自動車保険に付帯しておけば、一つの特約で複数のバイク、他人から借りたバイクまで補償されます(上記条件に合致する場合)。

なお記名被保険者とその家族とは、以下を言います。

  1. 記名被保険者
  2. 記名被保険者の配偶者
  3. 記名被保険者、配偶者の同居の親族(父母、子どもなど)
  4. 記名被保険者、配偶者の別居の未婚の子ども
  • ※上記の項目は全ての保険会社に共通なものではありません。
  • ※詳細については契約中の保険会社にお尋ねください。

「一人暮らしの大学生の息子が、実家から離れて生活し、ミニバイクを使っている。実家でも母親がミニバイクを使っている」という場合、ひとつのファミリーバイク特約だけで、2台とも補償されることになります。

ファミリーバイク特約の補償の中身は以下のようになります。

ファミリーバイク特約(自損事故タイプ)

対人賠償 他人のケガを補償
対物賠償 他人の財産を補償
自損事故 自分のケガについて、単独事故のみ補償
相手のある事故 自分のケガについて、特約では補償されない
  • ※上記の項目は全ての保険会社に共通なものではありません。
  • ※詳細については契約中の保険会社にお尋ねください。

ファミリーバイク特約(人身傷害補償タイプ)

対人賠償 他人のケガを補償
対物賠償 他人の財産を補償
自損事故 自分のケガについて、人身傷害補償から支払い
相手のある事故 自分のケガについて、人身傷害補償から支払い
  • ※上記の項目は全ての保険会社に共通なものではありません。
  • ※詳細については契約中の保険会社にお尋ねください。

「人身傷害補償タイプ」のほうが特約保険料はアップしますが、補償は厚くなります。

相手のある事故で「自損事故タイプ」の場合、ファミリーバイク特約から自分のケガの補償は受けられません。
「人身傷害補償タイプ」は、保険料こそアップしますが、自分のケガの補償は相手の有無を問わず、受けることができます。

125cc以下のバイクに任意保険は必要か?

「125cc以下のバイクなら、自賠責保険で充分」と考える人もいるでしょう。
しかし、自賠責保険の補償範囲はあくまで限られています。

自賠責保険(バイク)の補償範囲

補償内容 保険金額
傷害(相手のケガ) 最高120万円まで
後遺障害(相手の後遺障害) 第14級75万円まで~第1級3000万円まで
(常時介護時は4000万円まで)
死亡(相手) 最高3000万円まで

昨今の事故では自転車の事故でも賠償額が1億円近くになるケースもあります。
さらに相手の財産(対物賠償)や自分のケガについては、自賠責保険で補償されません。
自賠責保険を超える部分については、保険での備えが必要です。

バイク保険とファミリーバイク特約の補償内容の違いは?

125cc以下のバイクには任意保険があります。ファミリーバイク特約と補償の中身を比較してみましょう。

項目 バイク保険(任意保険)
125cc以下
ファミリーバイク特約
対人賠償 無制限 無制限
対物賠償 2000万円 2000万円
自損事故 1500万円 1500万円
無保険車傷害 1500万円 1500万円
搭乗者傷害 200万円~500万円 補償なし
人身傷害補償 1000万円(※任意設定) 1000万円(※任意設定)
車両保険 車両価格による(※任意設定) 付帯できない
保険料 年間8000円~3万円 年間8000円(自損事故タイプ)
~2万円(人身傷害補償タイプ)
  • ※保険料は目安です。本契約の条件、保険会社により異なります。
  • ※上記の項目は全ての保険会社に共通なものではありません。詳細は各保険会社にお尋ねください。

一般的なバイク保険と、ファミリーバイク特約の大きな違いは「搭乗者傷害」の有無があります。「搭乗者傷害」はバイクに搭乗中のケガについて部位・症状別に定額で保険金を受け取ることができます。

また、両者の大きな違いはロードサービスの有無もあります。
一般的なバイク保険はロードサービスが使えますが、ファミリーバイク特約はロードサービスが使えない、というのが基本です。
通勤や通学、日常的な買物で近場での利用ならロードサービスはなくても大丈夫かもしれませんが、遠出やツーリングに出かけるなどする場合は、ロードサービスは重視されるポイントです。

ファミリーバイク特約のメリットに注目

ファミリーバイク特約のメリットは以下の点があります。

自動車保険契約の年齢制限に影響されない

自動車保険が30歳未満不担保(30歳以下は補償されない契約)だったとしても、16歳の高校生が原付バイクを運転しても補償されます。

3年間、4年間など利用が限定的だと安い

ミニバイクの利用期間が限定的という場合、トータル保険料がバイク保険を新規契約するより安くすみます。

複数のミニバイクを保有していると安い

同居親族、または別居の未婚の子どもなど、複数のミニバイクを一特約で補償することが可能です。1台ずつ加入するより保険料は安く収まります。

保険を使っても等級に影響がない

ファミリーバイク特約を使用して保険金を受け取っても、ノーカウント事故となり、翌年の等級に影響はありません。なお任意のバイク保険の場合、保険金の支払いを受けると翌年は等級がダウンします。

ファミリーバイク特約の注意点

ファミリーバイク特約の契約時、注意すべきなのは以下の点です。

自動付帯にならない

特約の付帯は申告制です。「人身傷害補償タイプ」にするか、「自損事故タイプ」にするか検討し、付帯を申し出る必要があります。

本契約に人身傷害補償があっても、人身傷害補償タイプとは限らない

保険会社によっては、別途加入が求められる場合があります。

保険料が年ごとに安くならない

特約には等級制度がないので、無事故で1年間経過しても、翌年の保険料が安くなりません。長期で契約するなら、バイク保険のほうがトータル保険料は安くなる可能性があります。

以上のメリット、デメリットを踏まえた上で加入を検討しましょう。

まとめ

  1. ファミリーバイク特約とは、自動車保険に付帯できる特約で、125cc以下のミニバイクに対し、補償を受けることができます。
  2. ファミリーバイク特約には自損事故タイプと人身傷害補償タイプがあり、補償内容や掛金も異なります。
  3. バイク保険(任意保険)との違いをちゃんと理解して、付帯を検討しましょう。

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