Oculus Go! Go! Go!:Oculus GoのFit接顔パーツは「平たい顔族」マストアイテムだった

» 2018年06月06日 18時43分 公開
[松尾公也ITmedia]

 今朝、Oculus Goの「Fit接顔パーツ」が届いた。彫りの深い顔を標準ユーザーと考えるOculus VR/Facebookによって作られたOculus Riftは鼻の低い人には使いづらく、Oculus GoはRiftほどではないがそれでも不要な「空きスペース」ができる。それをなくしてくれるのが「Fit接顔パーツ」なのだ。送料、税込で2500円。

 さっそく装着してみる。Oculus Goに限らずだが、HMD(Head Mounted Display)は頭にマウントするだけあって、顔と密着する。Netflixなどで映画まるごと見ようとしたら、Oculus Goのバッテリー持ち時間である2時間くらいはつけっぱなしでいることもあるかもしれない。そのあいだずっと目から鼻までを覆って密着しているのだから、快適である必要がある。

 結論から言うと、これは買ってよかった。

 装着感が標準の接顔パーツとは段違いでいいのだ。標準品が悪いというわけではなく、他のHMDと比べてもいいほうなのだが、それよりもはるかによい。Oculus Goはかなりの重さがあり、それを顔の前面で支えるため頬骨に負担がかかる。「平たい顔族」向けにフィット感が増したおかげで、鼻の隙間問題が解消されただけでなく、顔全体への負担も減ったというわけだ。

 鼻の高さが足りない部分が目の周囲の素材と同じ通気性の高いフォームで「盛られて」いるおかげで、鼻の部分でも支えることになり、結果的に負担が分散されるようだ。

photo Oculus GoをFit接顔パーツをに交換し、標準パーツを重ねてみた

 完全に隙間がなくなるというわけではないが、外光が邪魔になることもない。

 さて、余った「彫りの深い顔族」向け接顔パーツの利用方法を考えなければ。とりあえずいい感じの仮面にはなりそうだ。

photo
photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Oculus Go! Go! Go! 連載一覧

次回の掲載をメールで受け取る

Oculus Rift、HTC VIVE、PS VRのVR御三家が登場したVR元年、2016年から2年。ついに登場した、スマートフォンもゲーミングPCも不要なスタンドアロンVR HMDのOculus Go。これを使ってみた連載。

Special

- PR -

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

古いコンテンツが放置されている、ページごとに記載の仕方が違う……ユーザーに必要な情報を届けられない「ダメWebサイト」に陥らないコツとは?

京都大学が導入した長期保存システムはオンプレとクラウドの“ハイブリッド”が実現の鍵に。そして、データ保存システムを通じて得られるイノベーションとは?

「ごめん、聞こえないんだけど……」伝わらないビデオ会議はもう昔の話。聞こえる、伝わる、最新システムとは

メインにもモバイルにも使えるノートPCを探す―― 詳細は「マウスステーション」にて!

Special

- PR -