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LINE Front-end Framework
LINE Front-end Framework(LIFF)は、LINEアプリ内で動作するウェブアプリのプラットフォームです。
LIFFに登録したウェブアプリ(LIFFアプリ)をLINEアプリ内で起動すると、LINEのユーザーIDなどをLINEプラットフォームから取得できます。LIFFアプリではこれらを利用して、ユーザー情報を活用した機能を提供したり、ユーザーの代わりにメッセージを送信したりできます。
動作環境
LIFFでサポートされるOSおよびLINEアプリのバージョンは以下のとおりです。
- iOS:iOS 8以降。iOS 9以降ではWKWebView、iOS 9未満ではUIWebViewが使用されます。
- Android:4.2(Jelly Bean MR1、API level 17)以降
- LINEアプリ:バージョン7.14以降
LIFFアプリの画面サイズ
LIFFアプリは、以下の3つの画面サイズで表示できます。1つのLIFFアプリに設定できる画面サイズは1つのみですが、必要に応じて後から変更することもできます。
画面サイズはLIFFにアプリを追加するときに指定します。詳しくは、「LIFFアプリを追加する」を参照してください。
LIFFを利用するには
LIFFにウェブアプリを追加して利用できるようにするには、以下の手順に従います。
- コンソールでLIFFアプリのチャネルを作成する。
- LIFFアプリを開発する。
- LIFFアプリを追加する。
開発上のガイドライン
ウェブアプリは以下のガイドラインに従って開発してください。
- LIFFアプリで開くページのURLのフラグメントにはアクセストークンやユーザーIDが含まれるため、外部漏洩に注意してください。
- 位置情報の取得やカメラやマイクへのアクセスなど、デバイスまたはOSの機能を利用するAPIは、必ずユーザーアクションをトリガーとして実行されるように実装します。
- ユーザーの同意なく、cookieやlocalStorageを使ってユーザーをトラックしたり、LINEユーザー情報と外部セッション情報を結びつけたりしないでください。
- LIFFアプリでcookieやlocalStorageを取得または保存することは保証されません。また、将来的に制限される可能性があります。
- テスト段階のLIFFアプリに対するアクセス権限は、ウェブアプリ側で制限してください。
ご意見やご要望がある場合
LINEプラットフォームのドキュメントやサービスについてご不明な点があるときは、まず「FAQ」ページやCommunityサイトをご覧ください。疑問が解決しない、またはドキュメントの内容やLINEプラットフォームの機能についてご要望があれば、以下のボタンをクリックするか、GitHubのLINE Platform feedbackリポジトリにイシューを作成してお知らせください。