ITmedia NEWS > 企業・業界動向 > LINEトークルーム内に自社Webアプリ展開 Messagin...

LINEトークルーム内に自社Webアプリ展開 Messaging APIに新機能

» 2018年06月06日 16時33分 公開
[ITmedia]

 LINEは、企業向けAPI型LINEアカウントで活用できる「Messaging API」の新機能として、LINEのトークルーム内で動作するWebアプリを実装できる「LINE Front-end Framework(LIFF)」を公開した。自社Webアプリの入力画面などをLINEのトークルーム上にオーバーレイ表示が可能。LINEアプリとWebブラウザの行き来する手間なく、自社Webアプリの機能をユーザーに利用してもらえる。

画像

 「LINE ビジネスコネクト」などAPI型LINEアカウントや「Messaging API」が有効になった「LINE@」を利用する企業・外部開発者向け。「LIFF」に登録したWebアプリをLINEのトークルーム内で起動すると、LINEのユーザーIDなどを取得でき、ユーザーのアカウント情報を活用できる。

 LINEのトークルームとWebページを行き来して操作したい場合、従来は、LINEアプリを一度閉じ、Web遷移後にLINEログインを促すといったフローだったが、新機能ならLINEのトークルーム上にオーバーレイする形で表示でき、入力画面などを展開したり、Web上からユーザーのトークルームにテキストや画像を送るといったことが可能になる。

 例えば、顧客情報の入力や商品の注文操作の際、これまではLINEのトークルーム上にリンクを送信し、自社のWebページに遷移させるなどしていたが、新機能を使えばLINEアプリ内でシームレスに動作させられ、ユーザーの離脱などを防げる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

税込み75万円超えの“全部入り”でG-Tuneの本気を試す ‐マウスステーション‐

京都大学が導入した長期保存システムはオンプレとクラウドの“ハイブリッド”が実現の鍵に。そして、データ保存システムを通じて得られるイノベーションとは?

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約した 「QNAP×ITmedia」

「ごめん、聞こえないんだけど……」伝わらないビデオ会議はもう昔の話。聞こえる、伝わる、最新システムとは

古いコンテンツが放置されている、ページごとに記載の仕方が違う……ユーザーに必要な情報を届けられない「ダメWebサイト」に陥らないコツとは?

Special

- PR -