ポンペオ米国務長官、「音響攻撃」対策チームの結成を発表

2018.06.06 Wed posted at 11:19 JST

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(CNN) 米国のポンペオ国務長官は5日、キューバや中国などで報告されている米大使館職員らに健康被害を及ぼした「音響攻撃」に対処するための作業部会を結成したと明らかにした。

当局は、こうした健康被害について「音波攻撃」や「音響攻撃」と呼んでいるが、多くの場合、甲高い音が同時に発生しているためだ。こうした出来事はキューバで報告されたほか、最近では中国でも発生した可能性がある。2016年後半から始まったとみられているが、原因は不明だ。

今回結成された作業部会は、省庁間の調整を行うほか、攻撃を受けた職員や家族の特定と治療、調査、リスクの低減、情報発信、外交的活動などを担う。

作業部会は、サリバン国務副長官が率い、保健省や司法省などからも人員が参加する。

音響攻撃については、2016年に在キューバ大使館の職員が奇妙な音が聞こえるとの報告を始めた。また、難聴や頭痛、めまいなどの症状のほか、脳の軽度な外傷などを経験したという。

キューバでの事案は昨年8月ごろに終わったようにみられていた。その後、国務省は今年5月、中国・広州の総領事館でも同様の出来事が発生したと発表していた。

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