最高のボールペンはジェットストリームだと思ってきた。
ジェットストリーム以上のボールペンは存在しないと、10年間、かたくなに信じてきた。
紙の上を滑るように走り、僕の筆記のストレスを最小にしてくれたジェットストリーム。
資格試験の勉強したときも、社会人になって本を読んでいたときも、いつも僕の傍らにはジェットストリームがいた。
これからもずっと一緒にいると思ってた。
しかし、である。
ある日、「サウザーブログ」を読んでいたら、なんとあのサウザー氏が
サラサ
を推奨していたのだ。
我輩おすすめのボールペンはこれだ。サラサクリップの0.4mm。
0.3でもなく、0.5でもない。0.4mmだぞ。そして水性じゃなくてゲルインク。至高。
もちろん好みはあるから、0.7とか『太かと』が好きなら全然そっちで良い。0.3でも0.5でも当人の好みなら無論、問題なし。
僕は数年来のサウザーファンである。
Voicyも欠かさず聴いてる。
あのサウザー氏がそこまで言うのであれば、試さねばなるまい。
というわけで、サラサ買ってみた。
この中にはプラスチックのサラサだけではなく、サウザー先輩が愛する「サラサグランド」もある。
なんと900円もするサラサで、漆黒のボディのものがそれである。
とりあえず文章の練習用に買った名言集をパラパラとめくって、気になる文章をノートに書いて書き心地を比べてみる。
- 作者: 幸運社
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
まずは僕が愛用しているジェットストリーム0.5mmの出番だ。
良い妻というのは、夫が秘密にしたいと思っているささいなことを、つねに知らないふりをする。
モーム(イギリスの作家)
皆さん、良い妻になれていますか?
それはさておき、安定の書き心地。
さすがジェットストリームである。
次。
サラサグランドの0.4mm。
すべての幸福な家庭は互いに似かよっているが、不幸な家庭はどれもが、それぞれの流儀で不幸である。
トルストイ(ロシアの作家)
トルストイの名言は有名ですよね。
次はサラサの0.5mm。
君が良妻を持てば幸福者となるだろう。
悪妻を持てば哲学者になれる。ソクラテス
ツイッターには哲学者が多いですね。
サラサの0.4mm。
他人の意見ではなく、自分の中の声に耳を傾ける。
最も大切なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。スティーブ・ジョブズ(アップルの共同設立者)
涙で明日が見えねえ。
最後。
サラサの0.3mm。
男はつねに女の初恋の人になろうとする。
女は男の最後のロマンスになろうとする。オスカー・ワイルド(イギリスの作家)
さて、それぞれ比較してみた結果...
一番書きやすかったのは...
...。
......。
.......サラサクリップ0.4mmだった───。
サラサクリップ0.4。
これは良い。
ジェットストリームはボールペンが滑る感じだけど、サラサはゲルが紙の上で滑っていく感じでより滑らかに書ける感じ。
ただ、サラサの0.5mmは太すぎるので、0.5mmだったらジェットストリームの方がいい。
で、0.3mmもかなり書きやすくて、これは手帳とかに細かい字を書くときに重宝しそう。
ジェットストリームの0.38は正直あまり好きじゃなかったので、これも嬉しい。
個人的には「サラサグランド」はちょっとずっしりと重みがあるので、プラスチックの方が軽く書けるように思えた。
結論。
0.3mm、0.4mmならサラサ。
0.5mmならジェットストリーム。
そして僕がこれから使いたいのは0.4mmのサラサと0.3mmのサラサ。
ジェットストリームはしばらくのお別れかなぁ。
ちなみにこちらもサウザーさんに影響を受けて書いた記事です。
社会人こそ自己分析が必要だ。秘密のノートに自分をさらけ出すべきだ。
上の記事で紹介してる「ニトムズ」というノートが好きすぎて、家に6冊溜まってしまいました。