インテルの記念CPU「8086K」は5GHz駆動も可能
窒素冷却の必要なし
[Engadget US版より(原文へ)]
インテルは創業50周年となる7月18日を前に、Computexにて記念モデルとなるCPU「Core i7 8086K」を発表しました。このCore i7 8086Kはブーストモードで5Ghzに達する初のCPUとなります。
基本的に、このCore i7 8086Kは既存のi7ラインナップのチューンナップバージョンですが、オーバークロックなしに5GHz駆動可能なCPUを求めるゲーマーにアピールすることは間違いありません。また楽しみなことに、同CPUは倍率ロックが解除されており、さらなるオーバークロックが楽しめる可能性があります。インテルは8086個がプレゼントされるCore i7 8086Kの抽選サイトを公開しています。
くわえて、インテルはモバイル向けにも新製品を発表。コードネーム「Amber Lake」となる「Yシリーズ」とコードネーム「Whiskey Lake」となる「Uシリーズ」は、現行製品と比べて最大で10%以上の性能向上をもたらします。さらに、デスクトップ向けの「Xシリーズ」と次世代CPU「Sシリーズ」も年内に投入されます。残念ながら、両シリーズについてはこれ以上の詳細は明かされませんでした。
Core i7 8086Kはオリジナルの「Intel 8086」プロセッサの40周年となる6月7日に発売されます。
※6月5日訂正:記事初出時、Core i7 8086Kの「抽選サイト」に関して「販売の抽選」とお伝えしていましたが、正しくは「プレゼントの抽選」です。日本居住者に対して、500個のCore i7 8086Kが当たります。お詫びして訂正いたします。
編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Devindra Hardawar