クソみたいな医学部の文章を書き続けて疲れました。
いやー、結局お前は医学部の味方なんか敵なんかどっちやねん、みたいな訳わからん文章が3つも続いて読者の皆さんは困り果てたことでしょう
このブログは一応欅ブログですから(そうなの?)、そろそろ欅坂46さんについて書いていきたいのですが、Twitterのフォロワーの方から「MENSAについて書いてくれ」と言われたので今回はそのMENSAについて書きたいと思います。
実は僕は2年ほど前にMENSAの入会試験に合格しました。今は事情あって(後述)正式には会員ではないので、元MENSA会員の立場になっています。
「MENSAって何?」って方もいると思うのでその説明から。
MENSAって何?
MENSAは高IQ団体の1つで、1946年にイギリスのオックスフォードで母体となる団体が生まれました。各国に支部があり、日本支部はJAPAN MENSAと呼ばれています。日本でMENSA会員というとまあほぼ間違いなくJAPAN MENSAの会員ということになりますね。
JAPAN MENSAの設立経緯としては、非公式でMENSAの日本支部名乗ってた団体がMENSA本部に正式に支部と認めてもらってJAPAN MENSAになった……ような感じだった気がする。(間違っていたらごめんなさい)
JAPAN MENSAに入会したことのある有名人(僕のように諸事情あって現在会員でない人も含む)は、茂木健一郎とか、ロザン宇治原とか、中野信子とか。海外のMENSAだとパックンとか。なんか胡散臭い奴が多いなオイ
JAPAN MENSAに入会するための条件は基本的に2つあって、
1.各都市で行われる入会試験に合格する
2.JAPAN MENSAが認める知能試験(例:WAIS-III)で一定以上の知能指数を残す
の2つです。一応噂ではIQ130以上が条件と言われてたりしますが、本当のところは誰にもわからない。IQは偏差値と同じ測り方で、標準偏差とか使って計算するのですが、この世の人全員にIQテストを受けさせるのは不可能なため、標準偏差自体を出すことが難しく、その辺り結構曖昧です。
で、ほとんどの人は1の入会試験を受けて入会します。(個人的に、問題点の多い試験だと感じましたが…これも後述します)WAIS-IIIのような知能試験は日本では発達障害を調べたりする時に使われる試験で、いわば医療用なので普通の人が受けることは基本的にできません。稀に自費で受けられることもあるようですが、3万くらいお金がかかるようなのでオススメできません。
MENSA会員になったら何ができるの?
これはよく知り合いに聞かれましたが、MENSA会員になることによる目に見えた大きなメリットというのはあんまりありません。強いて言うなら、HPを見てもらえばわかると思うのですが、MENSA会員同士で交流会やオフ会(リアル脱出ゲームとかの謎解きイベントに参加等)、はたまた飲み会などがよく行われていて、高IQの人々と交流できるというのが1番のメリットですかね。というかMENSAの設立意義って元々そういうものだし。
あとはMENSAを知ってる人に会員証を見せると「すごい!」と言われたりすることですかね。あんまり自分から見せることはなかったですけど。
MENSAの入会試験の概要
で、入会試験の話なんですが、いつどこで行われるかは全部JAPAN MENSAのHPで発表されます。
予約もHP上でやるのですが、東京とか大阪の会場はいつ見ても満杯、札幌とかならたまに空きアリ……みたいな感じで入会試験の予約だけでも結構至難のワザ。MENSAの知名度はやはり相当なものと思われます。僕の場合はたまたまHP見てたら空きがあったのですぐ予約しました。(朝早くの回しか空いてなくて相当きつかったですが……)
試験問題は全て枠が9個あってその枠の中に図形が8個入っていて、その規則性を推理して残り1つの枠にはどの図形が入るかを6つくらいの選択肢から選ぶ問題。それを30分で45問解く。
例題を見たい人は、ここの問題が結構近かったので是非やってみてください。最初に自分の年齢に当てはまるボタン押してスタート。
...なんか最近よくわけのわからんYouTuberとかが「MENSA問題に挑戦!」みたいなタイトルつけた動画を配信してるけどあれの99%嘘ですからね。もっと実際は地味です
45問のうち35問くらいは簡単な問題で、正直わざわざMENSAの入会試験受けに来るような人は全員すぐ解けるような問題だと思いました。が、残りの 10問のうち8問は結構難しく、時間かけて考えないと解けない問題。残りの2問は本当に難しく、時間が限られてる会場ではまず解けないものと思ったほうが良いです。どれか選んどいて合ってたら儲けた儲けた、位の気持ちで。
噂では2問間違いまでは合格と言われているので、本当に難しい2問は捨て問にして、さっきの8問をいかに素早く解答できるかが合否の分かれ道かなと思います。まあ、どれが捨て問かなんて咄嗟には判断できないですが。
これも噂ですが全体の合格率は50~60%くらいだと言われているようです。もうちょっと高くてもいいと思うんですけどね。
もし入会試験に落ちても試験と試験の間に1年置けば生涯で3回まで受けることができます。
が、この入会試験、受験料が1万円するんですね。いや高いわ。なるべく1回で受かりたいですね。
話は変わりますが、試験場で特徴的だなと思ったのが、「正しい答えに大きくバツ、訂正するときはそのバツより大きなマルを書いてください」と言われたことです。うん、洋ゲーやる時よくあるよね。欧米では日本とマルとバツの扱いが逆なんですね。この辺りはイギリス発祥っぽいよね。
MENSA入会試験の問題点
個人的にJAPAN MENSAの入会試験には問題点があると思う、と前述しましたが、それは2つあって、1つ目は
IQの測り方が限定的すぎる
こと。入会試験は図形の規則性を推理する問題のみ...と書きましたがこれがいけない。
そもそも、IQというのは短期記憶とか、暗算とか、語彙の理解とか(もちろん推理もですが)その辺りの力を総合的に見て計測されるものなので推理力だけで高IQの人を判断するのはちょっと限定的すぎると思う。(WAIS-Ⅲはその辺ちゃんとしてます)
でもまあこれだけMENSAに知名度があることと入会希望者が多いことを考えると総合的にIQを測るのは難しいのかもね。推理力が高ければ総合的なIQも高いことを示すデータがあるといいのだけど。
2つ目は
生涯で3回まで試験が受けられる
こと。IQは「生涯変わらない数値」というのが一応定義としてあるので、3回受けて1回でも合格したら入会OK!というのはちょっと違和感あり。
なぜ僕は”元”MENSA会員なのか?
先程諸事情あって今は正式なMENSA会員ではない、と言いましたがここで理由を書きます。
それは、ただ単に年会費がもったいないからです。
MENSAの年会費は3000円。僕の住む街では交流会やオフ会があんまり行われなかったのでその類にあんまり参加できず。年会費だけ払うのもなんかもったいないな~と思ったので払ってないです。でも、また払い始めればすぐ会員に戻れるので、医者になった辺りでまた戻りたいと考えてます。
有名人でも忙しくて会に参加できないのに年会費払ってられんということで、僕と同じように一時的に抜ける人は多いようです。
以上、MENSAについてでした。
何か質問等あれば是非コメント欄に書いてください。