こんにちは、エンジニアの @tommy です。
今回は、5/31 ~ 6/2まで開催されていたRubyKaigi2018の模様をレポートしたいと思います。
この記事で述べること
RubyKaigiで発表された内容に関しては、他に詳細を解説した記事が多数出ていると思われますので、今回は僕がStaff(Helper)として参加し、何をしたのか?その過程で何を得られたのか?RubyKaigiに参加する楽しみは何なのか?ということを中心に書いてみたいと思います。
ハイライト
ドッペルゲンガー(?)に遭遇しました。
社内では似てる説あったりしたんですが、まさか @mirakuiさん側から声がかかるとは思ってませんでした。
mirakuiさんのツイートは100いいね超えており、客観的に似ていることが浮き彫りになりました。
そんなに似てます?
面白かったトーク
- [RubyKaigi 2018] Avoiding Cognitive Overload: Tests For Productivity and Education ←スライドです
- Devly, a multi-service development environment
世界最大のRailsアプリケーションのShopifyとCDNサービスで有名なfastlyのエンジニアによるお話。
どちらも開発者が何百何千人といる中で、個々のエンジニアの業務効率化をどうやって上げていくのか?という問いに対してのハックです。
RubyKaigiでは言語そのもののお話や処理系のハック、今年で言えば型、mrubyに関するトークが人気ですし、僕も面白く聞きました。
しかし面白いと思う以上に、自分もやってみたい、どうやってやっているんだろう?スピーカーと話したいな。と思う話題はここだなと思えたトークです。
実際にどちらのスピーカーとも話しましたが、気さくなナイスガイですごく丁寧に自分たちの状況ややっていることを改めて説明してくれました。
チームの規模は違えど、参考になることはとても多いので、改めて見直したりもしてみたいと思っています。
ぜひおすすめです!
Staff(Helper)としてやったこと
早起き
スタッフの朝は早いです。毎朝8時半に集合して作業に当たりました。
開催期間中は夜飲みに行くことも多いので、飲みすぎないように注意が必要かもです。
とはいえ、朝の仙台はとても空気がよくてよかったです。
会場誘導
1000人以上が参加した今回のRubyKaigi, 初日の朝の受付は大混雑でした。
タイムキーパー
スピーカーに残り時間を表示する役です。時間だけは忘れずに表示してあげる必要がありますが、一番前でスピーカーの話を聞いたりもできてよかったです。
司会
片言ながら、司会も少しだけやらせてもらいました。
普段から英語を喋っていないので、途中でテンパったらどうしよう?と思ってしまい、練習したタイトルのみをつぶやいただけでしたが、貴重な体験をさせてもらいました。
名前の読み方とかをスピーカーの人と確認したりするのもいい経験でした。
お弁当係
2日目と3日目のお弁当係を担当しました。
お弁当を配布する場所を考えたり、配布のための準備をしたり、スタッフの分のお弁当を確保したり、配布したりしました。
一日目のお弁当の導線だと混雑することがわかっていたので、最終的にスポンサーブースで配ることとなりました。
お弁当に限らず、裏では様々なことがスムーズに進むよう、試行錯誤が行われています。
また、お弁当1000人分は普通に重かったです。お弁当スポンサーのマネーフォワードさん、本当にありがとうございました。
デザート係
アフタヌーンブレークにはコーヒーとともにデザートも配布されました。
スポンサーブース後片付け
最終日の最後には、TRICKの裏で後片付けを行っていました。
RubyKaigiは多くのスポンサーの提供によって成り立っているため、後片付けも大変でした。
エンジニアが苦手とする(?)力仕事を学生以来ぶりに頑張りました。
記念撮影
スタッフ全員で集まり記念撮影を行いました。
3日間お世話になりました。ありがとうございました。
StaffとしてRubyKaigiに参加して得られるもの
一つ一つ自分の興味があるセッションを注意深く聞きたい、という欲求があるとすれば、Staffとして参加するともったいないかもしれません。
しかし、そうでなければ、Staffの方々と親しく交流することができますし(事前の顔合わせ含め)、スピーカーの方々と交流する機会も得られますし、パーティーで他の参加者と話すきっかけにもなります。
そして何より、世界最大の国際カンファレンスの一つに提供する側として参加できる機会を得ることができます。
これらの経験は得難く貴重だなと感じています。興味のある方は来年是非Staffに応募することをおすすめします ;)
募集はこんな感じでツイッターで行われるようです。(少なくとも去年と今年はそうでした)
RubyKaigiに参加する楽しみとは何なのか?
Staffとして得られるものは前述しましたが、ここからは僕自身が感じるRubyKaigi自体の楽しさを書いてみたいと思います。
まず、発表のレベルが高く、めちゃくちゃ刺激をもらうことができます。危機感と言い換えてもいいかもしれません。
自分が興味のあることの最新の話とか、全然関わったことがない分野まで、いろいろな話を実際に手を動かしているエンジニアから聞くことができます。
また、カンファレンスを通して仲良くなったり、知り合うことができた人も大勢います。冒頭のmirakuiさんもそうですが、こちらが一方的に知っているだけだった人と、一緒に写真取ったりするだけですごく楽しいなと思います。(ちょっとレアケースですが)
Ezekielもナイスガイで、発表に正直ついていけなかったので、アフターパーティーで話してみると、僕の片言の英語に嫌な顔することなく、すごく気さくにいろいろと教えてくれました。
Organizerのhmskさんにアメリカでの仕事についてという、Ruby関係ないけど気になることを聞いてみると、すごく親身に話を聞いてもらえました。
その際教えてもらったブログも今後の自身のキャリアを考える上でとても参考になりました。
Julianとは特に仲良くなることができて、アフターパーティー後の川では彼とずっと話していました。「英語の勉強にもなるから」と熱心に聞き取れなかった用語をググりながら説明してくれたり、一緒に発音の練習までしてくれました。
トロントに行ったときには、彼のところに遊びに行きたいと思います。
他にも前回のRubyKaigiで知り合った方々や ebisurb, megurorb, FaQなどで知り合った方々やEmacsのコミッターの人とも会場でお話できてよかったです。
端的に言うと、最高でした。
FablicとRubyKaigi
Fablicからは、実は僕含めて3人がStaffとしてRubyKaigiに参加していました。
費用はもちろん、会社持ちです。
そんな弊社ですが、6/12(火)にイベントを開催します。もし興味がある方は@tommyまで連絡ください。
終わりに
See you in next RubyKaigi!