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【悲報】カオサン界隈で日本人バックパッカーが嫌われ始めています!

2018年6月3日 配信

こんにちは、カオサン通りにございます旅行代理店「SawasdeeAngkorTour」の日本人セクションを担当させて頂いております丸山です。

皆さんは「ベッグパッカー」という言葉をご存じですか? 「え?バックパッカーじゃなくて、『ベッグ』パッカー?」。僕も最近になって知った単語なのですが、ベッグ(Beg)とは「物乞い」とか「乞食」という意味。つまりベッグパッカー(Beg Packer)とは「物乞いバックパッカー」という意味の造語だそうです。



今年の2月頃、タイ-カンボジア国境でヒッチハイクをしていた二人組の日本人の学生バックパッカーが、現地の警察に保護された・・と言う記事がタイのネットニュースで一時話題となりました。一応は「先進国」と言われている日本人の若者が「開発途上国」と言われている東南アジアでヒッチハイク・・「No money」と書かれたボードを頭上に掲げていたそうです。何枚か掲載された彼らの写真は一様に笑顔を浮かべ、事の重大さを判っているのか、いないのか・・・バンコク在住の日本人からは「節約旅行はいいけど、さすがにコレは無い!」・・と言った厳しい意見が噴出したのは言うまでもありません。

カオサン通りでも、「フリーハグ」やギターの演奏などをしてお金を稼いでいる日本人旅行者をたまに見かけます。さらには堂々と「世界一周の資金を貯めているので、ご協力下さい」・・と言うような内容が英語で書かれたボードを堂々と掲げている人も・・。

以前にもこちらのコラムで書かせて頂いたことがありますが、上記の様な行為を外国人旅行者がタイ国内で行う場合は完全な違法行為となり、場合によっては逮捕・強制送還となります。以前、弊社のお客様で「ギター演奏で稼いだお金を、全部警察に没収された!」と文句を言っていた人がいましたが、逮捕・強制送還とならなかっただけラッキーだった・・という感じです。私のタイ人の知人も、タイ人以外の外国人が路上で資金集めが目的のパフォーマンスをする事に関しては、あまり良いイメージを持ってない人が多いです。

また、最近カオサン通りを歩いていてよく見かけるのが、日本人学生旅行者の「鬼のような値引き交渉!」・・。 カオサン通りで買い物をする場合、以前は値札を付けずに観光客を狙って高い料金を提示する店が多かったですが、最近は最初から値札を付けているお店が増えてきました。それもほぼ適正料金で。 おそらく彼ら(お店の人)も値段交渉が面倒臭いのでしょう。例えば、一般的な露店では100~120バーツ位が適正価格なTシャツなどは、以前は値段を聞くと「250バーツ」とか言われて、そこから値引いていくのがとても面倒だったのですが、最近は始めから「150B」などと値札が貼られているパターンが多いです。短期の旅行者であれば、時間の節約という意味でも、そのまま150バーツで買ってしまってもいいのではないかと。 少なくとも日本で買うよりは安いわけですし・・ ところが日本人旅行者(特に学生さん)は、何年前のガイドブックから情報を得たのか判りませんが、執拗に値引き交渉を仕掛けます。150Bと値札にあったら、いきなり「50バーツにしろ!」などと・・そんな値段、卸売りのプラトゥーナム市場やボべー市場に行っても無理ですから・・ さらに、食べ物やシェイクの屋台、果てにはマッサージ屋まで、とにかく何でも値引き交渉・・。仮にマッサージの値段が下がっても、サービスが悪くなるだけのような気がするけどなー・・。

最近よく質問されるのが、「最近のタイは中国人や韓国人観光客が多くて、ウジャウジャ居て、うるさくて、大変じゃないですか?」 確かに、中国人や韓国人の方は大勢で集団でいらっしゃいますし、大声で騒ぐ事もあります。でも、それって実は日本人の学生バックパッカーも同じなのです。そして、中国人・韓国人観光客と日本人の学生バックパッカーの決定的な違いがあります。 彼ら(中国人・韓国人)は確かに集団で行動し、大勢で騒いで迷惑なこともあるかも知れませんが、表現が適正かどうか判りませんが「金払い」が とても良いのです。なので、タイ人の商人は中国人・韓国人観光客はウェルカムなのです。最終的にはお金を落としてくれるわけですから。対して日本人の学生バックパッカーは鬼のような値引き交渉・・そして、自分の意に沿わない金額だとスグに「ボッタクリだ!」と・・。

今、カオサン通りの商売人に、一番ケチなのは どこの国だと聞いたら、きっと「日本人」という答えが多いでしょう。実際に、カオサン通りの客引きの看板には中国語やハングル文字が多くなっています。そして日本語の案内は以前よりは少なくなっているのが現状です。 ちなみに、カオサン通りで上記に書いたようなフリーハグやギター演奏などを中国人や韓国人がやっている所を、少なくとも私は見たことがありません。 もちろん、全ての学生さんがこのようなバックパッカーではないと思います。

純粋に「なるべく少ない予算で、(タイ・東南アジア・世界)を旅するんだ!」という「バックパッカー」の方を、サワディーアンコールツアーは全力で応援いたします! ただ、「ベックパッカー」は応援できません。 タイにお越しになるからには、タイに敬意をはらい、タイのルールを守り、同時に日本人である事に誇りを持ち、日本人として恥じない行動をして頂くことを、切に願います。

サワディーアンコールツアー
カオサン通りにある日本人常駐の旅行代理店です。 アンコールワットツアーやバンコク周辺の1日ツアー、タオ島でのダイビングや航空券を毎日バックパッカー(格安!)料金でご案内しております!
タイ国日本人会会員ご優待店
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