Microsoftが米国時間6月4日、GitHubを75億ドル(約8200億円)で買収する計画であることを発表した。
MicrosoftのコーポレートバイスプレジデントでXamarin創業者のNat Friedman氏がGitHubのCEOに就任する。GitHubの現CEOであるChris Wanstrath氏はMicrosoftのTechnical Fellowになる。
関係者によると、買収は規制当局の審査を経て2018年末までに完了する予定。
MicrosoftがGitHubを買収するのではないかとの憶測は、1日付けのBusiness Insiderの報道をきっかけに流れ始めていた。
買収後のGitHubはLinkedInのように、Microsoftの傘下で独立して運営されるが、GitHubとの統合について検討すべき製品やサービスがMicrosoftに存在することも事実だ。
MicrosoftとGitHubは以前より継続的な提携関係にある。
Microsoftは、2017年には1300人の従業員がGitHubの825のトップリポジトリにコードを公開しているという。これに対してGoogleは900人の従業員が1100のリポジトリに、Amazonでは134人が158のトップリポジトリにコードを公開しているそうだ。また、Microsoftは2017年、バージョン管理システム「Git」を「Windows」の開発に使用するとしたことが注目を集めた。
MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏はブログにこう記している。
大企業から小さなスタートアップに至るまでのあらゆる現場で、GitHubは開発者が学んで共有し、協業しながらソフトウェアを開発する場になっている。これはMicrosoftも例外ではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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