市川市でつむじ風か 被害なし
4日午後、千葉県市川市でつむじ風とみられる渦状の風が発生し、土ぼこりが高く巻き上がりました。
市川市や警察によりますと、けが人がでたという情報はなく、まわりの住宅などの建物にも被害はなかったということです。
4日午後1時ごろ、千葉県市川市の国府台公園付近で渦状の風が発生しました。
視聴者が公園の近くにある大学の校舎から撮影した映像では、周辺の建物の高さをはるかに越えて土ぼこりが勢いよく立ち上っている様子が写っています。
警察や消防によりますと、けが人が出たという情報はなく、周りの住宅などの建物にも被害はなかったということです。
千葉県の銚子地方気象台は、「きょうはよく晴れて『竜巻』を起こす積乱雲も出ていなかったことから、動画を見た限りでは、『つむじ風』の可能性が高い」と話しています。
気象台によりますと、「つむじ風」は気温が高い日に強い日ざしで地表面が暖められて、上昇気流が起こり、風や地形の影響などで回転が加わることで渦巻き状になる現象で、「危ないのでつむじ風を見ても絶対に近づかず、すぐに離れてほしい」と呼びかけています。