タイガーブックス (8) (手塚治虫漫画全集 (128))
僕は今、うつ病で病院に掛かっており、無職で収入ゼロで、僅かな貯金を崩しながら暮らしているので、皆様のご善意のギフト券、アフィリエイトで今、生きながらえていることができ、言葉にできないほど感謝しております。ご善意ご慈悲のご支援がなければ、完全に絶望して貯金なくなって生きていなかったと思います。特に毎月アフィリエイトを贈ってきてくださる方、本当にありがとうございます。ご善意・ご慈悲でご支援して頂くたびに、生の糧だけじゃなく、心の糧、心の意志も頂いております。
僕は親族も貧しく(親族も生活が手一杯で貯金ありません、大学費なんてとても家になく、僕は大学は自費(昼間働いて夜間部)で卒業しました。それで、うつ病で仕事失って、立場がありません。それでもおばあちゃんが、年金が80万円で、病後で足腰立たずにとても大変なのに、僕が困っているということで5万円送ってくれて、涙が出ました)、とても親族に僕のせいで負担を掛けられず、収入=生活費がなくなって、暮らせないんですって、どんなに一生懸命それを説明しても、国も自治体も公共機関はどこも助けてくれませんでしたが、個人個人で、菩薩様のような、見知らぬ僕の命を救ってくださる方がいらっしゃって、それを思うと、自分はまだ死ぬわけにはいかないと思います。
以前江藤淳さんが、「人間は生きているのではなく、生かさせてもらっているのだ」ということを書いていましたが(本はほとんど売ってしまい、手元に本がないのですが、江藤惇コレクション2エセーだったと思います、間違ってたらごめんなさい)、本当に僕は「生かさせてもらっている」と感じて、それで、辛い心象が胸からどうしても取れませんが、それでも、助けて頂くことで、助けて頂いているこの命、死なないで、生きられるだけは生きていこうというご意志を、頂いております。
僕も、力があれば、人を助けることでお礼をしたいのですが、何にも力がなくてごめんなさい。僕はうつ病に掛かってから、うつ病と生活苦でほとんど行動ができないので、うつ病罹患後のオタク文化については、全然分からないのですが、その前のうつ病に掛かる前の思い出から、何か皆様のお役立てできることが書ければ嬉しいです。
今回、僕が読んだ手塚治虫さんの作品の中で、一番のお気に入り、僕が読んだなかで一番面白くてはっちゃけまくりで、しかもエロエロな作品をご紹介します。「こじき姫ルンペネラ」という作品です。これも手元にないのですが(売れる本は生活の足しにするため、みな売ってしまいました)、この漫画は手塚治虫全集128タイガーブックス8に収録されています。
これは、手塚ファンの間ではコアな伝説的作品で、手塚治虫さんは、雑誌連載版と単行本版で、まるで別の本のように編集・削除・書き加えを行い、作品を別物に変えてしまうことで有名ですが、この作品の雑誌連載版は、それはもうエロエロかつ弾けまくっていて、手塚漫画チックでコミカルなエッチシーンではなく、劇画チック(シリアス)な18禁シーンとかかなりあって話題になったようなのですが、単行本版(全集版)では、そういったシーンはいつもの手塚漫画チックでコミカルなお色気シーンに書き戻されています。それでも、単行本版のでも、僕が読んだ手塚治虫さんの作品の中では、最もエロエロで最もはっちゃけまくっている、僕の一番好きな作品です。
「こじき姫ルンペネラ」の雑誌版を読むことは現状、非常に困難(手塚プロの保管庫や二階堂黎人さんのような超コアな手塚ファンの方は古い雑誌バージョンを所有していると思うんですが、古書店で古い漫画雑誌を探すのはとても難しいです)ではないかと思いますが、「人間ども集まれ!完全版」という別の手塚治虫さんの漫画の中で、漫画以外にも、手塚治虫さんの雑誌版と単行本版を比較した特集記事が入っていて、その中に、ルンペネラの劇画チックな雑誌版エロエロシーンが収録されています。ただし、全部は収録されていない(お色気ありまくり漫画の中から小さく数カットだけ)なのが、残念です。
ただ、大筋は雑誌版と単行本版(全集版)で変わらないようですし、僕は単行本版(全集版)でしか読んでないですが、それでもとても好きです。最近おなくなりになられた赤塚不二夫さん(ご冥福をお祈り致します)ばりにめちゃくちゃシュールで、はっちゃけていて、前後の筋とか無視しためちゃくちゃなプロットで、あらゆる映画のパロディとお色気エロエロばっかりやっている、僕が読んだ中では、一番手塚治虫さんが自由奔放気ままに書いた作品で、僕は映画も好きなので、映画パロディも笑っちゃって、とても大好きな作品です。
本当に面白い作品です。手塚治虫さんは真面目な漫画家さんと考えている方々には、ぜひ読んで欲しいです。手塚治虫さんが、真面目でヒューマンな作品だけでなく、自由奔放にめちゃくちゃ悪ノリして、ハチャメチャエロエロ作品(しかも面白いです!)を書ける、凄い漫画家さんであったことがわかります。それと、漫画の中のロマンポルノ術のシーンで、手塚治虫さんは、宮崎駿監督と同じく、本当に『真のロリコン』たるお方だったんだなあということが分かります。これはぜひ読んでみてほしいです。あと、この作品、単行本版(全集版)でも、普通に18禁漫画じゃないかなと思いますが(ロマンポルノ術のシーンでは、ロリコン漫画・18禁漫画に厳しい今なら確実に墨で消されるであろう驚くべきシーンが墨で消されていません)、なぜか18禁ではなく、普通にどこでも誰でも買える漫画です。僕は検閲制度が大嫌いなので、こういう漫画があることが、凄く好きです。
後、この漫画のラストは、驚くべきものです。僕はとんでもなく驚愕しました。僕が読んできた漫画の中で一番驚いたラストです。多分読んでいる人100人中100人が「その選択はありえないだろ!!」と思わずつっこみをいれるであろうラストです。このラストを読んで、僕は手塚治虫さんは天才という範疇を超えたもう表現しようのない、超越的に凄い漫画家だと思いました。多分、今の漫画家さん達がこの話を書いたら、ラストは、きっと100人中100人が同じラストにすると思うのですが、それが完全に外されます。誰も思いつかないような意表をつく、驚くべきラストで、読んだとき僕は、手塚治虫さんの凄さというのを思いっきり感じました。
昔、チャイコフスキーの1812年を始めて聞いたときにクラシック音楽に対する固定概念のイメージが僕の中で完全に破壊されました、それでますますクラシックが好きになりました。それと同じく、この漫画を始めて読んだとき、手塚治虫さんという漫画家さんのこれまでの固定概念が完全に破壊されて、それで手塚治虫さんの漫画がますます好きになりました。突然、訳の分からない終わり方する漫画は手塚治虫さんにもありますし、他の漫画家さんの作品にもありますが(手塚治虫さんだと「ガラスの城の記録」とか、完全に意味不明なラストです)そういう、訳分からないラストではないです。最後まで意味はわかるんだけど、もっと別の形で、つっこみをいれずにはいられないラストです。凄いです。
この漫画は、手塚治虫さんの天才を超えた凄さを感じられる、漫画という枠を完全に超えた、物語作りという点からでも、驚くべき、凄い終わり方するので、ぜひ読んで見て欲しいです。面白くてエロエロでパロディ満載でハチャメチャで最後は突っ込みを入れずにはいられない、僕の一番大好きな手塚さんの漫画作品です。
落ち込んでいた毎日で、少し明るい文章が書けたのは、ギフト券・アフィリエイトでご支援くださる皆様方のおかげ、定期的にギフト券を贈ってくださって、生活を助けてくれて、心の糧を与えてくださる方のおかげです。絶望していたところをとても励まされました。本当にありがとうございます。心から、心から、深く感謝致します。ありがとうございます。なんとか1日も早く病気を治して、楽しいこととか、できるようになって、皆さんに楽しんで頂けるような文章を書きたいと思います。
参考作品(amazon)
タイガーブックス (8) (手塚治虫漫画全集 (128))
人間ども集まれ!完全版
ガラスの城の記録 (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
江藤淳コレクション〈2〉エセー (ちくま学芸文庫)
amazonトップページ
僕は今、うつ病で病院に掛かっており、無職で収入ゼロで、僅かな貯金を崩しながら暮らしているので、皆様のご善意のギフト券、アフィリエイトで今、生きながらえていることができ、言葉にできないほど感謝しております。ご善意ご慈悲のご支援がなければ、完全に絶望して貯金なくなって生きていなかったと思います。特に毎月アフィリエイトを贈ってきてくださる方、本当にありがとうございます。ご善意・ご慈悲でご支援して頂くたびに、生の糧だけじゃなく、心の糧、心の意志も頂いております。
僕は親族も貧しく(親族も生活が手一杯で貯金ありません、大学費なんてとても家になく、僕は大学は自費(昼間働いて夜間部)で卒業しました。それで、うつ病で仕事失って、立場がありません。それでもおばあちゃんが、年金が80万円で、病後で足腰立たずにとても大変なのに、僕が困っているということで5万円送ってくれて、涙が出ました)、とても親族に僕のせいで負担を掛けられず、収入=生活費がなくなって、暮らせないんですって、どんなに一生懸命それを説明しても、国も自治体も公共機関はどこも助けてくれませんでしたが、個人個人で、菩薩様のような、見知らぬ僕の命を救ってくださる方がいらっしゃって、それを思うと、自分はまだ死ぬわけにはいかないと思います。
以前江藤淳さんが、「人間は生きているのではなく、生かさせてもらっているのだ」ということを書いていましたが(本はほとんど売ってしまい、手元に本がないのですが、江藤惇コレクション2エセーだったと思います、間違ってたらごめんなさい)、本当に僕は「生かさせてもらっている」と感じて、それで、辛い心象が胸からどうしても取れませんが、それでも、助けて頂くことで、助けて頂いているこの命、死なないで、生きられるだけは生きていこうというご意志を、頂いております。
僕も、力があれば、人を助けることでお礼をしたいのですが、何にも力がなくてごめんなさい。僕はうつ病に掛かってから、うつ病と生活苦でほとんど行動ができないので、うつ病罹患後のオタク文化については、全然分からないのですが、その前のうつ病に掛かる前の思い出から、何か皆様のお役立てできることが書ければ嬉しいです。
今回、僕が読んだ手塚治虫さんの作品の中で、一番のお気に入り、僕が読んだなかで一番面白くてはっちゃけまくりで、しかもエロエロな作品をご紹介します。「こじき姫ルンペネラ」という作品です。これも手元にないのですが(売れる本は生活の足しにするため、みな売ってしまいました)、この漫画は手塚治虫全集128タイガーブックス8に収録されています。
これは、手塚ファンの間ではコアな伝説的作品で、手塚治虫さんは、雑誌連載版と単行本版で、まるで別の本のように編集・削除・書き加えを行い、作品を別物に変えてしまうことで有名ですが、この作品の雑誌連載版は、それはもうエロエロかつ弾けまくっていて、手塚漫画チックでコミカルなエッチシーンではなく、劇画チック(シリアス)な18禁シーンとかかなりあって話題になったようなのですが、単行本版(全集版)では、そういったシーンはいつもの手塚漫画チックでコミカルなお色気シーンに書き戻されています。それでも、単行本版のでも、僕が読んだ手塚治虫さんの作品の中では、最もエロエロで最もはっちゃけまくっている、僕の一番好きな作品です。
「こじき姫ルンペネラ」の雑誌版を読むことは現状、非常に困難(手塚プロの保管庫や二階堂黎人さんのような超コアな手塚ファンの方は古い雑誌バージョンを所有していると思うんですが、古書店で古い漫画雑誌を探すのはとても難しいです)ではないかと思いますが、「人間ども集まれ!完全版」という別の手塚治虫さんの漫画の中で、漫画以外にも、手塚治虫さんの雑誌版と単行本版を比較した特集記事が入っていて、その中に、ルンペネラの劇画チックな雑誌版エロエロシーンが収録されています。ただし、全部は収録されていない(お色気ありまくり漫画の中から小さく数カットだけ)なのが、残念です。
ただ、大筋は雑誌版と単行本版(全集版)で変わらないようですし、僕は単行本版(全集版)でしか読んでないですが、それでもとても好きです。最近おなくなりになられた赤塚不二夫さん(ご冥福をお祈り致します)ばりにめちゃくちゃシュールで、はっちゃけていて、前後の筋とか無視しためちゃくちゃなプロットで、あらゆる映画のパロディとお色気エロエロばっかりやっている、僕が読んだ中では、一番手塚治虫さんが自由奔放気ままに書いた作品で、僕は映画も好きなので、映画パロディも笑っちゃって、とても大好きな作品です。
本当に面白い作品です。手塚治虫さんは真面目な漫画家さんと考えている方々には、ぜひ読んで欲しいです。手塚治虫さんが、真面目でヒューマンな作品だけでなく、自由奔放にめちゃくちゃ悪ノリして、ハチャメチャエロエロ作品(しかも面白いです!)を書ける、凄い漫画家さんであったことがわかります。それと、漫画の中のロマンポルノ術のシーンで、手塚治虫さんは、宮崎駿監督と同じく、本当に『真のロリコン』たるお方だったんだなあということが分かります。これはぜひ読んでみてほしいです。あと、この作品、単行本版(全集版)でも、普通に18禁漫画じゃないかなと思いますが(ロマンポルノ術のシーンでは、ロリコン漫画・18禁漫画に厳しい今なら確実に墨で消されるであろう驚くべきシーンが墨で消されていません)、なぜか18禁ではなく、普通にどこでも誰でも買える漫画です。僕は検閲制度が大嫌いなので、こういう漫画があることが、凄く好きです。
後、この漫画のラストは、驚くべきものです。僕はとんでもなく驚愕しました。僕が読んできた漫画の中で一番驚いたラストです。多分読んでいる人100人中100人が「その選択はありえないだろ!!」と思わずつっこみをいれるであろうラストです。このラストを読んで、僕は手塚治虫さんは天才という範疇を超えたもう表現しようのない、超越的に凄い漫画家だと思いました。多分、今の漫画家さん達がこの話を書いたら、ラストは、きっと100人中100人が同じラストにすると思うのですが、それが完全に外されます。誰も思いつかないような意表をつく、驚くべきラストで、読んだとき僕は、手塚治虫さんの凄さというのを思いっきり感じました。
昔、チャイコフスキーの1812年を始めて聞いたときにクラシック音楽に対する固定概念のイメージが僕の中で完全に破壊されました、それでますますクラシックが好きになりました。それと同じく、この漫画を始めて読んだとき、手塚治虫さんという漫画家さんのこれまでの固定概念が完全に破壊されて、それで手塚治虫さんの漫画がますます好きになりました。突然、訳の分からない終わり方する漫画は手塚治虫さんにもありますし、他の漫画家さんの作品にもありますが(手塚治虫さんだと「ガラスの城の記録」とか、完全に意味不明なラストです)そういう、訳分からないラストではないです。最後まで意味はわかるんだけど、もっと別の形で、つっこみをいれずにはいられないラストです。凄いです。
この漫画は、手塚治虫さんの天才を超えた凄さを感じられる、漫画という枠を完全に超えた、物語作りという点からでも、驚くべき、凄い終わり方するので、ぜひ読んで見て欲しいです。面白くてエロエロでパロディ満載でハチャメチャで最後は突っ込みを入れずにはいられない、僕の一番大好きな手塚さんの漫画作品です。
落ち込んでいた毎日で、少し明るい文章が書けたのは、ギフト券・アフィリエイトでご支援くださる皆様方のおかげ、定期的にギフト券を贈ってくださって、生活を助けてくれて、心の糧を与えてくださる方のおかげです。絶望していたところをとても励まされました。本当にありがとうございます。心から、心から、深く感謝致します。ありがとうございます。なんとか1日も早く病気を治して、楽しいこととか、できるようになって、皆さんに楽しんで頂けるような文章を書きたいと思います。
参考作品(amazon)
江藤淳コレクション〈2〉エセー (ちくま学芸文庫)
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