twitterのつぶやきにあったんですが、保険会社が「高額療養費制度」について教えてくれることはまずありません。
お客がそれを知ったら「そんなに公的な保障があるんなら、民間の保険はあんまり必要ないね」となって契約率が下がったり、保障額を引き下げてしまうから。
その制度を知ってるし、貯金もある程度できたしで医療保険をやめようと思ってるわが家。
そんなわが家に先日保険屋さんから営業電話がかかってきたんです。
ご想像通り、営業のお兄さんをイラッとさせてしまいました (;^_^
まあ、最初から「いりません!」とびしっと断っておけばよかったんですけどね・・・
事の発端は、新しい保険が出てお得なのでパンフレットを送らせてほしいという電話でした。
パンフ受け取るだけならいっか、断るのめんどくさいし。
受け取るだけで終わりのはずが届いた翌日、再度電話がかかってきたのです。
念入りな営業攻勢に、パンフ断っておけばよかったと後悔。
しかも、2回目の電話のお兄さんは前回のアルバイトっぽい人とは違い「絶対契約させたるでー」モードの人だったんですよ。
まさに「立て板に水」で、いかにこの保険がお得か語り続けるため、話を数分聞く羽目に。
それも「病気になってから入ろうと思っても遅いんですよ」「医療費も高額化してますからねえ」だの人が不安に思ってるだろうことを繰り返しついてくる。
不安をあおって契約させようとするのはさすがプロだわ。
ところでこの「高額療養費制度」って知らない人は知らないみたいで、そういう人は保険にたっぷり入ってしまいがち。
安心して生き抜いていくためにも、このシステムはざっくりでいいんで抑えとくべきですね(細かいルールについては調べてみてください)。
大手術して1ヵ月入院(そもそも今こんなに長期に入院することは少ない)して数百万の手術・入院代がかかったって、個室に入らなきゃ8万+α(食費、入院着のレンタル代とか)で自己負担は十数万/月くらいですよ。
退院前に加入してる健保組合に「限度額適用認定証」を発行しといてもらえば、3割負担分(200万かかったら60万)も立て替える必要もないし。
10万くらいならたいていの人はクレカ一括払いでいけるでしょう。
(自営業者は収入減に備えないといけないけど、会社員は会社によるけどけっこう手厚い保障があると思います)
先の営業電話の話に戻りますが・・・
最終的には「いや、貯金も高額療養費制度もあるからいいです」と断ったら、お兄さんがイラッとするのがはっきりわかりましたね。
「そうですか。まあ貯金数千万あるならいいですが(「あるわけねえ」という心の声が聞こえた)、備えといた方がいいと思いますけどね。それじゃ失礼します!」。ガチャ。ツーツー。
なんか捨てゼリフ吐かれて終わってしまった w
何だったんだ、いったい ( ノД`)シクシク
誰かわたしの無念を晴らすべく、電話営業受けたら「高額療養費制度」についてスラスラ説明して論破してみてくださいね♡
よろしくお願いいたします・・・
本当は保険会社のヒモ付きでないFP(有料で相談にのるタイプ)に相談すべきだけど、とりあえず見直したいという人はこういうところを利用してもいいですね。