ネトウヨとサヨクの構図が今はっきりしすぎている。

ネトウヨは「強者に物申すとは何事だ!!」と無意味に怒る。今回の件もそうだ。
理屈の根本が解らない。

強者を神聖視することは非常に危険だ。
今のアベ政権が物語っている。

一方でサヨクも「弱者に物申すとは何事だ!」とヒステリーを起こす。
「#MeToo」騒動はその典型だ。
よしりん先生に「セクハラ全体主義」と称されてしまった、「弱者であれば正義!」という思い込みだ。

どちらもコインの裏と表となってしまっている。
「自分は正義!」と言いたいための根拠が弱すぎるのだ。

「強者だから正義なんだ!」も「弱者だから正義なんだ!」も、まったくもって意味不明だ。
正義は理論によって導き出されるものであって、決して勝ち負けや強弱で決められるものではない。


だから何度か言っていることだが、日本は70年以上も前に戦争で負けたのだから、次戦争でもしない限り、永遠に弱者なんですよね?
アメリカには頭上がりませんよね?
それで従米保守やってるなら潔いけど。

一方でサヨクは計画主義ですらなくなって、ただのルサンチマンのはけ口になっている。
これでは国民は付いてこない。


日本は今とんでもない状態だ。
理のある議論ができる人間が果たして何人いるのか、非常に怪しい。