〈時代の正体〉反ヘイト抗議で講演会中止 川崎
- 神奈川新聞|
- 公開:2018/06/03 19:01 更新:2018/06/04 07:34
会場入りしようとする参加者を一人一人、市民が取り囲んだ。いずれも在日コリアンの虐殺をうたい、同市川崎区桜本の住宅街を標的にした「日本浄化デモ」など、市内外で行われてきたヘイトデモの常連参加者たち。地域住民や市内外から集まったカウンター市民らは「レイシスト(人種差別主義者)、帰れ」と抗議の声を上げ、館の入り口から遠ざけた。
瀬戸氏らは午前中から会場入りしていたが、メインの登壇者で、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)メンバーらが起こした事件の代理人を務めてきた徳永信一弁護士も足止めに。入館を諦めると、瀬戸氏はすでに集まっていた約30人の参加者に「延期する」と告げた。