2018年5月に読んだ中で、おすすめの漫画をいくつか紹介する。
5月はブログのSSL化の作業を優先させたため、更新記事数は少なめだったけど、注目の新刊は多い月だった。
前回はこちら。
「柚子森さん」5巻(江島絵理)
最強の百合漫画「柚子森さん」が終わってしまった。
すれ違いからお互い距離を取っていた柚子森さんとみみかの再会。
それはしーちゃん登場からの劇的な展開になるかと思いきや…
柚子森さんがいじめられていると勘違いした綾瀬りりはによって、まさかの撃沈。
これ、しーちゃんじゃないと無事では済まないやつ。
最終巻ということで期待通りの終わり方だったけれど、もう少し先まで見たかったな。
「空挺ドラゴンズ」4巻(桑原太矩)
空を泳ぐ巨大生物・龍を追い、航行を続ける補龍船クィン・ザザ号が当て逃げされた。
船の修理費用が足りず、乗組員たちは廃業の危機に立たされる。
4巻はヴァナベルの活躍回。
療養中のタキタのために甘い物の材料を調達し、当て逃げした調査船と交渉し、暴れ龍・船喰いを追う。
タキタとの絡みで、ヴァナベルがだんだん姉の心境になっていくのがいい。
「ココロのプログラム」(中村ひなた)
小学生の宇佐美九の家にホームステイすることになったのは、人間そっくりなロボットの女の子。
彼女は人の心を学習するためにやってきた。
見た目は人とあまり変わらないため、緊張する九の態度に彼女は喜ぶのだった。
いくつかの季節が過ぎて、人の心を獲得したあとは彼女はどうするのだろう。
ずっと一緒にはいられない、同じように歳を重ねることもできない相手が、かけがえのない存在になっていく物語。
同人誌で一冊毎のページ数は少なめなので、ゆっくり追いかけて行きたい。
「五等分の花嫁」4巻(春場ねぎ)
学年一位の秀才が、家庭教師として教えることになった相手は、同級生の五つ子たち。
4巻は林間学校編。
吹雪で足止めされての旅館の相部屋やスキーに肝試しと立て続けのイベントの中、五つ子たちとフータローの関係に動きがある。
中でも、三女の三玖が恋愛感情を口にしたことが大きい。
みんなで平等ではなく、公平に。
これからラブコメ展開も本格化していくのかな。
信頼が深まったところで成績もそろそろ上向いて欲しい。
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」4巻(平尾アウリ)
岡山の地下アイドルChamJamの活動と、熱狂的なドルオタの姿を描く、通称「推し武道」。
今回は、ChamJamのアイドルフェスへの出演が決定する。
新たなファンを獲得するチャンスであると共に、他のグループと接する機会も増えてくる。
同時に、現状に対する危機感も生じるのであった。
ChamJamとして武道館を目指すならまだまだ足りないものだらけだ。
グループとしての一体感が見られる第4巻。
祝アニメ化!
「上野さんは不器用」4巻(tugeneko)
中学3年生の上野さんは天才発明家。
現在、同じ科学部の後輩・田中に恋をしている。
彼女の発明は、田中を振り向かせるためにあると言っても過言ではない。
今回も、超ステルス素材マリッチヴェールでかくれんぼをしたり、仮想野球装置VF89でサイン位置を凝視させてみたり、空間量子仮想水中服「SQ水」でスクール水着姿を見せつけてみたり、その能力を無駄に発揮してくれる。
シャイなくせに毎回めげずに挑戦し続ける上野さんがかわいいのである。
「ふしぎの国の有栖川さん」5巻(オザキアキラ)
過保護な祖父に大事に育てられた古風な女の子・有栖川鈴と、天然王子・野宮宗介の恋の行方を温かく見守るシリーズ。
今回は野宮の中学時代の元カノと噂のある同級生も絡んで三角関係に?
バレンタインを切っ掛けに、有栖川さんがついに思いを伝えることを決意する。
二人はまったりな空気がよく似合うので、つきあったとしてもこの雰囲気を続けて欲しい。
あとがき
ひとまずこんなところで。
あとでWeb漫画なども追記すると思う。