子育てストライキ

3人の子供たちとのドタバタ絵日記。「やりたいことをやらせる」をモットーに。やらせすぎてイライラするときは育児放棄。毎月キャンプに行きます。毎日レゴしてます。

最高のおもちゃの選び方 ~ レゴで自由に作る幼児は家計に優しい

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我が家の3人の子供たち(7歳、4歳、2歳)は毎日、2時間くらいはレゴブロックで遊んでいます。

あと毎日1時間くらいは絵を描いてますかね。
こっちは紙とペンがあればOK。

つまり、レゴ・紙・ペンがあれば、1日3時間は夢中で遊べるという訳です。

子供が産まれてから、ここに行き着くまで、おもちゃ選びはずいぶん考えたものです。
様々な失敗を経て、最強のおもちゃとは何なのかというファイナルアンサーが我が家なりに出ました。

今回のテーマはこちら。

おもちゃのコスパを考えてみよう

まずはゲームセンターを思い浮かべてください。
1時間遊ぶのにいくらかかるでしょうか。
マリオカート1プレイ100円。(3分くらいかな)
クレーンゲーム1プレイ100円。(考える時間も含めて3分くらい?)
ゲームセンターで500円で1時間遊べたら、なかなかの遊び上手ですよ。

おもちゃも同じです。
たとえば5000円の戦隊モノのおもちゃを買ってあげて、子供がそのおもちゃでトータルで10時間遊んだとします。
5000(円) ÷ 10(時間) = 500だから、1時間500円で遊んだことになります。

つまりこういうことです。
おもちゃの値段 ÷ おもちゃで遊んだ時間 = コスパ
これが、おもちゃのコスパ計算式です。


我が家のおもちゃのコスパ計算

せっかくなので、我が家のおもちゃのコスパを計算してみます。

まず、うちのばあさんがプレゼントしてくれたキュボロというおもちゃ。

キュボロ (cuboro) キュボロ スタンダード [並行輸入品]

キュボロ (cuboro) キュボロ スタンダード [並行輸入品]

将棋の藤井聡太が子供のころキュボロで遊んだという話をききつけ、「これをやれば絶対賢くなるから」と送ってくれました。
当時2万円くらいしたと思います。
トータルで1時間くらい遊んだあと、二度と遊ぼうとしなくなったので、コスパ
20,000(円) ÷ 1(時間) = 20,000なので、キュボロは1時間20,000円となります。


次は絵本いきましょう。
鉄板のはらぺこあおむし1300円。

はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

100回くらい読んだと思います。

読むのに1回10分かかったとすると、
100 * 10(分) = 1000(分) ≒ 約17(時間)
コスパ
1300(円) ÷ 17(時間) = 76なので、はらぺこあおむしは1時間76円で遊んだことになります。


次はお絵かきですね。
紙とペンです。
A4用紙は1枚1円くらいです。
うちの長男は、だいたい1時間でA4用紙を3枚くらい使います。
なので、1時間で3円くらいの紙代。

仮にペン1本が5時間でインク切れするとして、ペン一本が50円とすると、
50(円) ÷ 5(時間) = 10なので、1時間10円くらいのペン代

紙とペンを合わせると、
お絵かきは1時間13円で遊んでいることになります。


最後にレゴです。
我が家はレゴに10万円くらい使っています。
長男に限って言えば、およそ6年間、毎日2時間くらい遊んでいるので、
トータルで
6年 × 365日 × 2時間 = 4380時間
遊んでいることになります。

100,000(円) ÷ 4,380(時間) = 22なので、1時間22円で遊んでいることになります。
我が家は子供が3人いるので、
22(円) ÷ 3(人) ≒ 7なので、将来的にはレゴは1時間7円くらいになる予定です。


ん〜、お絵かきも強いけど、やっぱり最強はレゴかな!!
戦隊モノのような完成されたおもちゃより、紙やブロックのような、自由に遊べるものの方がコスパが良い傾向にあると思います。
我が家では素材系のおもちゃと呼んでいます。

新しくおもちゃを選ぶなら、素材系のおもちゃがおすすめです。


レゴが最高のおもちゃになれるかは育て方次第

お絵かきはまた別記事で書くとして、ここからはレゴの話に入ります。

「レゴの箱が届いたら、組み立て書の通りに作った後、そのまま家に飾ってあるよ!」って家、意外と多いんです。
これは、コスパの点ではあまり良くないです。
5000円のレゴセットを買って、組み立て書通りに作って、5時間で完成したとします。
その後、二度と遊ばなかったらコスパ
5000(円) ÷ 5(時間) = 1000なので、1時間1000円のおもちゃになってしまいます。
ひゅー!ゲームセンターレベルっ!!

じつは、うちの子供たちはレゴの組み立て書通りに作ることはほとんどありません。
買いたての時に、組み立て書通りに作ることはありますが、すぐに壊して、自由に好きなものを作ります。
これは単純に子供の体質だけではなく、親がそういう方向に仕向けてきたからです。

もし子供たちがレゴで自由に作らないのであれば、場所も取るし、メルカリで高く売れるし、ソッコーで売却ですよ。

自由に作りたい理由があります

多くの小さい子供が必ずハマる遊びがあります。
それはごっこ遊びです。
戦いごっこ、お料理ごっこ、お医者さんごっこ、何でも良い。
このごっこ遊びでは必ずアイテムが必要になってきます。

そのアイテムをレゴで作る、これが子供たちがレゴをやり続ける理由ですね。

ごっこ遊びがずっと好きになるには

ごっこ遊びは、周りが付き合ってあげないと、年齢が上がるにつれてやらなくなる傾向があると思います。
我が家は長男が小さい頃から、ごっこ遊びを大人がイヤになるほどに付き合ってきました。

2人目以降の子供は、1人目とごっこ遊びをするから良いのです。
問題は1人目です。
1人目のごっこ遊びだけは大人が付き合った方が良いです。
この1人目さえごっこ遊びを好きにさせてしまえば、次からは何人子供を産もうと、たぶん全員ごっこ遊びが好きになるでしょう。
そして、レゴのコスパはどんどん良くなっていく、こういうカラクリなのです。

積み木とレゴを比べてみる

積み木も良いのでは?という意見はあると思います。
実際、積み木はこれだけたくさんの子供たちが遊んでいるのですから、良いおもちゃなんだと思います。
しかし、ごっこ遊びの観点から言うと、積み木はレゴに絶対勝てない点があります。
それは、積み木で作ったものは動かせないという点です。

レゴは剣や鉄砲みたいな武器を作って、それを持って戦うことができます。

積み木はそういったことは難しいですよね。

なので、我が家にも積み木はあるのですが、レゴに負けてしまい、遊ばなくなってしまいました。
もちろん積み木を悪いと言っているのではないし、どっちが好きかどうかは子供に寄ります。
ただ、我が家の場合、子供たちを育ててくれたのはレゴなんです。
レゴ社の社長に「ありがとう!」と叫びたい気分ですね。
レゴランドがイマイチ人気がないみたいだから、これまでのお礼に行ってあげようかな。



さて、今回は長くなりました。
最後に、ここまで読んでくれた人のために、おすすめのレゴセットを教えておきます。


4歳くらいまでの子供には、大きいブロックの基本セットがおすすめです。
我が長男も最初にこれで遊びました。


5歳くらいからは小さいブロックの基本セットがおすすめです。

レゴ (LEGO) クラシック 黄色のアイデアボックス スペシャル 10698

レゴ (LEGO) クラシック 黄色のアイデアボックス スペシャル 10698

1時間7円ですよー。