ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメーンを愛し健康を愛し、そして何よりも平和を愛するボクは、ラーメーンと睡運瞑菜350g、そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで、つまりは世界が平和になったと断言できるまで、外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1、参照*2)。
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家、二つ名は「戦えラーメンマン」である。
読者諸賢は学校ないし会社において席替えをする機会がおありだろうか?タイヘンに残念なことにサラリーメンのボクが勤めている会社はボスが未だ頑なに汚フィス痛勤を「痛勤大事、超大事!」と言って聞かず、むしろ奨励しているために皆あまねく従業員は不満ながらも仕方なくしたくもない痛勤に日々勤しまざるを得ないことになっている。そして汚フィス内における従業員の座席もザンネンながらトレンディな会社であれば結構当たり前となりつつあるフリーアドレスについても「フリーアドレスはダメ!絶対ダメ!!ダメなものはダメだからダメ!!!」というボスの子どものような理由により採用されそうな気配をミジンコの陰茎ほども感じとることができない。...というわけでボクの会社はサラリーメンの席が固定で割り当てられており個人の裁量によって座る席を決めることができない。もちろん各組織内においては管理者にちょっとした裁量は許されているわけだがボクのようなブチョーがボクでボクがブチョーみたいな汚仕事をしている肩書きのあるようでない人間には組織の構成員たるメンバーの席を自由に決める裁量はもたらされていないのである。
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さて前置きが長くなってしまったが、ようは先日、ボクの会社においてちょっとした席替えがあったのである。理由はとんでもないほどにどーでもよい理由なので省略してもよいのだが、差し支えのない範囲内でいうならばボスの縁故で採用された高度かつプロフェッショナルな方がウチの汚フィス内に「ワタシの作業スペースがほしい!絶対ほしい!!ワタシの作業スペースが与えられないならワタシは仕事をしない!!!」と言ったかまでは定かでないがとにかくボスの縁故で採用された高度かつプロフェッショナルな方の作業スペースを確保しなければならなくなったというのが今回、ウチの会社において強制席替えイベントが発生した理由である。余談ではあるが席替えがどのようなメソッドにおいて行われたかを簡潔に説明すると、高度かつプロフェッショナルな方の作業スペースを確保しかるのち既存のスペースを縮小かつところてん式に移動ということをすればシンプルなところてんになるところだったのを「そうは問屋が卸しません」と「そうはイカンザキです」と「ところてん式にタダ移動するのではゲイがないです」というボスの鶴の一声どころか三声くらいで「この席替えに際して各組織内で適切な人員が適切な場所に配置されるように見直してね」ということに相成りましたということである。おわかりいただけただろうか?
ところでことボクにいたっては、この席替えに際してタダところてん式にスライドされるよりは各組織内において適切な人員が適切な場所に配置される方が都合が大変によかったため、席替えそのものはメンどーくさいことは言うまでもないわけだが、席の配置を変えることに関しては概ねポジティブに重く受け止めていた。
余談だがボクが席替えに際して席の配置も変えることにポジティブだった理由に関しては至ってシンプルなものである。本ブログを熱心に読んでくださっている奇特権益のある読者諸賢なら御記憶のことかもしれないがなくて七癖つかヘンなきもちのわるい癖しかないと言っても過言ではないモロゾフ改めチップルさん(仮名)、ゴッドスピード(仮名)がありのままにわがままに人生の春を謳歌していたためボクは自席にいると全く仕事が捗らなかったからである。
特にモロゾフ改めチップルさん(仮名)のすることなすことたるや不快でしかなかったため、ボク自身そういったことが過去にあったことを忘れないために特に不愉快だったモロゾフ改めチップルさん(仮名)およびゴッドスピード(仮名)のおもちろい生態系を書きとどめておきたいと思う。
モロゾフ改めチップルさん(仮名)のおもちろい生態系。
・一日中なにかを食している。
チップルさんは毎朝10-11時に遅く出社してくる。ウチの会社はフレックス制ではザンネンながらないので遅刻である。堂々と遅刻してきて悪びれる素振りもない豪胆さたるやさすがロシア人であると言わざるを得ない。遅刻などどうでもよいのだろうね。遅くくるなら自分のウチで朝食をとってくればよいのにチップルさんは遅い朝食(内容はスターバックスのサンドイッチであることが多い。時にお菓子い朝食であることもある。最もお菓子な朝食はハートチップルだった。)を自席で摂るのである。チップルさんさんのチョイスする朝食メニューはどれも臭いがキツいため、ボクは大変に朝からモシャモシャする毎日を送っていた。
・一人でモニターとお話ししてしまう独りモロ。
チップルさんはモニターとお話するのが大好きだ。一日中、なにかよくわからない言葉(ロシア語というものがあるのか興味がないのでチップルさんが話しているのが何語なのかはボクにはわからない。しかし少なくとも日本語でも英語でもないことだけは確かだ)を話し続けている。モニターは当然ながらチップルさんに何も話しかけたりはしないのでチップルさんの会話は一方通行だ。あまりにもクリアなチップルさんの独り言なのでここだけは都合よくチップルさんの本当のニックネーム、モロゾフからとってボクはチップルさんの独り言を独りモロと命名した。
・ゴミ蒐集癖。
チップルさんはとにかくゴミを捨てない。チップルさんの机の上にはペットボトルのキャップが堆く積み上げられている。ペットボトルで壁が築き上げられていた。またペットボトルそのものも中身がはいったまま、というか透明の炭酸水が入っていたペットボトルに別の黄色いエネルギー系飲料を移し替えて放置しているのでまるで人間の液体排泄物が入っているペットボトルが並んでいるようにボクには見えていた。チップルさんの美的センスにはとてもじゃないがボクはツイてはイケなかった。独りモロするお相手のディスプレーの足にはコードなどを通すための穴が空いているのだがその穴にはチップルさんが食しおわったサンドイッチの包装やハートチップルの包装が乱暴に突き刺されて放置されている。誰も注意をする様子がないのでどんどんチップルさんの机はゴミ机化していっていた。
・徐々にモロ立ち。
ウチの汚フィスではオカムラのスタンディングデスクが各人に割り当てられている。一日中座っていると健康によろしくないという人事メンの配慮からなされたウチの会社にはめずらしい先進的な設備投資だ。素直にこれだけはボクもありがたいと思っている。しかし、チョプルさんのスタンディングデスクの使用の仕方はちょっと普通ではない。立ち方が独特なのである。片膝を椅子の上に乗せて両肘を机について立つというヘンなポーズで立ってモニターと独りモロするのだ。ボクはそのヘンな立ち姿を「モロ立ち」と名づけてヤバいなと思い、なるべく観ないようにしているのだが、一日のいつのタイミングで座って独りモロしている状態から徐々にモロ立ちへと移行するのか、タイミングを読むことがタイヘンにむつかしい。ボクもスタンディングデスクを使って立って仕事をするとチョップルさんと目があってしまうときがある。あまりチョップルさんは目をあわせて気持ちのよい人物ではないのでボクは立って仕事をすることを潔く諦めた。立派な大人とは潔いものである。つまりボクは立派な大人であるというわけだ。
・キーボードの打キー音がハゲしい。マウスの操作もハゲしい。
チョップルさんはとにかくモノというモノの扱い方が乱暴だ。キーボードを打つのも一打一打しっかりハゲしく打っている。チップルさんがキーボードを打つと「ベン!」というハゲしい音が響き渡るのだ。少なくとも対面にいるボクには必要以上の打キー音が聞こえてくる。チップルさんが連続してキーを打つときには「ベン!ベン!ベン!ベン!ベン!」という音が聞こえてくるのだ。おそらくリターンをするときは気分が高揚するのだろうね、一際強い打キー音が「ベン!!!」と聞こえてきていた。それだけ強い打キーであるので当然机は揺れるし、机が揺れれば対面のボクの机も揺れるというわけだ。一日中チップルさんがボクの対面にいてキーを打っている際には「ベン!」という音とちょっと遅れて振動がプレゼントされるのである。正直、ボクにとってはたまったものではない。一体、ボクはなんの修行をしているのか毎日自問自答せざるをえなかった。余談だがチップルさんが遣っているのはレーザー式の古式ゆかしいマウスでありトラックボールではないのでマウスを操作するのにもいちいちマウスを机にガチャガチャ、時にガツガツたたきつけながら遣っていた。チップルさんが親をキーボードやマウスに殺されたのかどうかボクは知らないし興味もないのだが、なかなかどうしてそこまで道具の使い方が乱雑なのかロシアの血がそうさせるのか、さっぱりボクにはわからなかったし、おそロシアだから聞いてみる気にもなれなかった。
ーーとりあえずボクの目の前に先日まで座っていたチップルさんのおもちろい生態系の中でもボクがガマンするのがつラかったものに関してイマ思い出せるのは異常である。というわけで次はゴッドスピード(仮名)のおもちろい生態系の番である。
ゴッドスピード(仮名)のおもちろい生態系。
ゴッドスピード(仮名)に関しては以前本ブログにおいて書いたことがほとんどすべてであるので特に特筆して書くべきこともないのであるが、出勤と同時に神速で有頂天に達しボリュームの壊れた大声で内容のない無駄話に華を咲かせる特殊能力に関しては健在である。なのでそもそも席は同じ島の端と端で距離にして7,8メートルは離れているにも関わらずその会話内容はいつも筒抜けである。セキュリティや守秘義務契約、インサイダー情報などという概念がゴッドスピードにあるか否かは定かでないが、唯一、不幸中の幸いと言えばゴッドスピードはイギリス人であるのでほとんどの日本人にはゴッドスピードがなにを言ってるのかわからないということである。なによりイギリス人特有のひねりにひねりを加えてなにが面白いのかよくわからないジョークなのか本気なのかわからない話ばかりしているので、仮にイングリッシュが理解できたとしても会話の中から本気かつビジネスの話を抽出するのはかなり困難を極めるものであるとボクなどは推察する。一体、ゴッドスピードがなにをしに会社にきているのかボクは知らないし興味ないができれば席は今より離れられるに過ぎたるはない。
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席替えというなんの解決にもならないソリューションを受けて断つ。
閑話休題。というわけで席替えである。チップルさんとゴッドスピード両氏から離れられる世界、それをボクは極楽と呼ぶ。
迂闊にもボクは席替えに胸を弾ませてしまっていたわけだが、標題にもあるとおり、ボクの見通しは甘かった。結局、ボクの新しい席の両隣には片や本ブログでも遠い昔に触れたことのある高度外国認定人材、片や貧乏ゆすりしないと死ぬメンだったのである。不幸中の幸いは長らく要望という名の抗議を水面下でブチョーに出し続けてきたことが実を結んでチップルさんとゴッドスピード両氏からはかなり距離をおくことができたことである。しかし、新たに割り当てられた自席においても集中して仕事ができないというメインイシューに関しては何も解決されなかったのである。
さらに付け加えるならば、冒頭の経緯により高度かつプロフェッショナルな縁故採用の方のための作業スペースを広めに確保された都合上ところてん式の移動に際して机の島と島の間隔がたいへんに狭くなってしまったということがある。もはや背中合わせの人間が2人して座ると間を人ひとり通れないというワンダーな事象が発生するようになってしまったのである。
席替えはチップルさんとゴッドスピードから逃れる問題解決にはちょっと寄与したわけだが、席替えした先にはまた別の高度な人材が待っており、かつ汚フィス内の移動が困難になってしまったのである。結局、席替えによっては何も問題は解決されていないどころかむしろ問題は悪化したような少し改善されたようななんだかよくわからない世界がそこには待っていたというわけだ。
しかるのちすこしでもボクが汚フィスを快適に過ごすために工夫したハチメンロッピのライフハックがないこともないわけなのであるが、そのライフハックがどのようなものであるかを詳らかに説明することは本稿の主旨を逸脱する。ここは物のついでに勢い余って口を滑らせたいところではあるわけだけれども潔く次の機会にそのライフハックをコウカイすることにしたいと思う。立派な大人というものは潔いモノである。つまりはボクは立派な大人であるというわけだ。
さてキリもよいのか中途半端なのかよくわからなくなりましたが本稿は以上でお開きにしたいと思う。それでは読者諸賢さらばである!また会おう!!
《アイキャッチは席替えのイラスト。小学生や中学生、そして高校生などの時分は席替えといえばたのちいものであったような記憶がないではない。その言葉を聞くだけでなにやら心が躍る心地を感じていたような気さえしなくはない。麗しき黒髪の乙女の隣に座れた暁にはそれだけでも幸せに感じていたのではないかと思うものだ。しかし、一体どこで道を踏み間違えたのか、今や席替えをしても周りにはむさくるちい高度人材ばかりが軒を連ねており黒髪の乙女などどこを探してもいないではないか。ホワイト色のオフィスライフはどこへ言ってしまったというのか。責任者がいるなら問い質したい。責任者はどこか...。ともあれ先立つものはマネーであり、マネーのためにボクはサラリーメンを辞めるわけにはいかぬ。ボクはサラリーメンとして理想のホワイト色のオフィスライフを見つけるまで諦念退職や怨恨退職だけはしないように気をつけたいと思う...。月曜からも汚仕事がんばる、ぞい!/本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。》