3月20日(日)ソウルマラソン
「被災地のために韓国で私たちができること」をテーマに少しでも被災地の方々に勇気とメッセージを伝えようと
スタート前「힘내요. 일본! がんばれ、日本!」の青い横断幕が掲げられた。(テレビ画面を撮影)
右上の電話番号は「日本地震被害の助け」と題して電話を受け付けている
救援物資。
■「がんばれ!日本」が合言葉
韓国国民による日本支援は、昨日(3月15日)だけで、4万1260人が約6億ウォン(約4300万円)を寄付したということで、前日と合わせて5万3941人が20億3727万ウォン(約1億4513万円)を寄付したことになり、韓国国際飢餓対策機構のパク・ソンヘ・チーム長によれば、「2日間に5万人以上が募金に参加したのは前例がない」とのことです。
韓国国民のこの真心の波は、地震発生当日にMBCテレビが発した「韓流ブームに影響を与えることが危惧される」のような発言に、不謹慎だとネットユーザーが皆で激怒したのに始まった。今や全国各地で行われている募金全体像は、とうてい一つひとつ把握が不可能なほどでKBSの日本支援のための生放送番組では、3/15のたった一回の放送で48億ウォン(約3億7千万円)にも及ぶ温かい誠金が集まりまった。
3/20、ソウル小公洞のロッテデパート本店で、韓国外国語大学所属のボランティア学生たちが、
「愛と希望の大バザー」開催。募金参加者全員に日本料理として「いなり寿司」が無料で提供された。
●「가깝고도 가까운(近くても近い)隣の国!」
嘉泉医科大学教養学部の日本語受講生と日本語学科学生たちが募金に列をなしている。
立て札には、よくいう「近くても遠い日本」をもじって、「近くても近い隣の国!」とある。
「美しい海岸都市仙台に友情を…」という立て札も。(『京仁日報』)
大田市の韓南大のキャンパスでの募金。「近い隣人・日本に韓南大生たちの愛を見せましょう!」
交換学生である「さわだ・たつや」さん(21)は、「寒い天候にもかかわらず、募金活動を一生懸命してくれる韓国の学友たちに感謝する。隣国韓国に困難があれば自分も立ち上がりたい」と語ったという。
3/17、慶尚南道の晋州市の晋州洞中学校では全校生徒が自発的に募金運動を行った。生徒会長のソン・ジョンフン君(3年)は、「近い隣国で起こったことで、私たちの学校も日本と国際交流をしているため、黙っていることができなかった」と説明した。ハ・ヨンボン校長はじめ全教職員も同参し、校長は「募金運動をきっかけに生徒たちが共に生きていくということについて学べたらと思う」と語った。
忠清北道の永同大学では、全校挙げての募金運動が行われた。学校食堂、バス乗り場などに「日本は一人ではありません! 力を出してください! 日本大地震の被害者を助けましょう!」という垂れ幕が掛かり、募金箱が設置されると、肌寒い天候の中でも教職員と学生たちの温かい列が続いた。
●韓国のサッカーチーム仁川(インチョン)UNITEDサポーターからのメッセージ
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