こんにちは、くま吉です。
今日は、この記事の続きです。
tocotocokumachan.hatenablog.com
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前回、気ままに自分の分を描きはじめたくま吉。
その頃らいち先生は、習作を描いておりました。
〜くま吉メモ〜
しゅうさく【習作】
美術・音楽・文芸などで,練習のために作った作品のこと。
それは、みにぐりさんにいただいた参考写真を元にした、
涼やかな浴衣の絵でした。
え…じゅうぶんに素晴らしいというか、
習作ってこんな…すごいんすか?
と思いながらも、感じたことを伝えました。
ぺらぺら、ぺらぺらと…偉そうに…笑
この時、「やさしい表情の描き方」をレクチャーしたことが
らいち先生には参考になったようです。
よかった、よかった。
お互い、作業に戻ります。
じゃーん。
らいち先生の習作もできましたね!!
すごく綺麗で、めちゃめちゃ豪華。
なんていうか、
習作ってこんな…すごいんすか?
表情など試行錯誤しながら描いたおかげで、
本番は非常にスムーズに描けたそうです。
やっぱり「本番の前に一段階」あると違うのですねぇ。
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さて、私の絵をデータ化して、らいち先生に送信しました。
主線を描いたのは、こちらのペンです。
これだとインクを用意しなくていいので、非常にラクです!
具体的にどうやってタッチを合わせるかを、話し合ってみました。
ぺらぺら、ぺらぺら…。
らいち先生はちょっと考えて、
びっくり仰天!!
なんと、世界堂(文房具屋)に行くというではありませんか!!
まさか「全く同じ画材」を揃えるために…!!
先生曰く当初は、いつもの黒ペンで主線を描いて、Photoshopで色を調整…というのも考えたそうです。
ですが、何しろ自身もアナログ水彩なので
「主線だけ色をセピアに調整する」というのがかえって大変そうだなと思い、
同じペンを買った方が早いという結論に達したそうです。
どひぇー!も、申し訳ない…!
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世界堂から連絡が来ました。
ペンのみならず、マスケットゴムと鉛筆削りを買わせてしまいましたw
まちがえた、ケズ〜ルじゃなくて、トガ〜ルだったw
この鉛筆削りは、めちゃんこ尖るのでオススメです!
残念ながら世界堂には売っていなかったので、先生が買ったのはステッドラーのいいやつですけど。
このとき買ったセピアのペン、今も使い続けてくださっています。
気に入ってもらえたみたい。
普段、ひとりで制作していると
「新しい画材との出会い」ってあまりないのですよね。
どうしても使い慣れたもので描いてしまうので。
同じ画材を持っていたとしても、人によって使い方はさまざまです。
アナログの絵描きさんと会うと、どんな画材をどんなふうに使っているのか?とても興味が湧きます。
今回も、合作という貴重な機会をいただいたことで、
こういう新しい出会いがあって、良かったなぁと思います。
私はこの画材をおすすめしてもらって、買いました!
シャーペンの親分です!すごく描きやすいですよ〜。
芯は、2B〜4B派です。筆圧が弱いので、やわらかいのが好きです。
さて、これでタッチを揃えるのに必要な画材は揃いました!
次回「先生、本番を描く」お楽しみに〜!
くま吉
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