90年代〜00年代にかけて、アニメこそが世界に比肩しうるコンテンツだと喧伝されていた。
ジェームズ・キャメロンやジョージ・ルーカスは『攻殻機動隊』や『パトレイバー』が大好きだ。
日本のアニメこそが想像力の最先端であり、日本のオタクは嗜好の最先端を走っている。
それは同時期に『エヴァンゲリオン』や『カウボーイ・ビバップ』が放映されることで実証されているかのように見えた。
しかし、現状を振り返ってみてどうだろうか。
『カウボーイ・ビバップ』以降のアニメで、世界に胸を張って輸出できるものがあるだろうか。
その後のアニメは奇形化し、オタクの性的な欲望を充足させるためのものに自閉していった。
せいぜい『涼宮ハルヒ』や『まどかマギカ』ぐらいのヒットが出るぐらいで、オタクの内輪受け以上のものになっていない。
なぜ90年代のアニメはあんなに高度なものが作れていたのだろうか。
そしてなぜ失速してしまったのだろうか。
90年代のオタク的想像力に影響を受けた作品が今ハリウッドで作られるが、完全に乗り越えられてしまっている。
それに対して日本のアニメは、あんなにも輝いていたのに貧乏くさいオタク内の内輪受けに終始している。
とれも悲しい。日本のアニメが世界を席巻する未来は、なぜ失われてしまったのだろうか。
この手の「~~はなぜ失速/失敗/敗北したのか」タイトルって どれもこれも筆者の偏見で「失敗」したことにしたい主張が強すぎてまったく客観的でない印象しかないわ
失速したのは事実だろ。
どういう指標で? だいたいこういうのは全部「体感で」なんだよ。それも筆者の思想や好みにあう価値観に沿う要素が増減したのを記憶から拾っていったものをソースとした「体感」。
ヒット作がない。
ラブライブや君の名はで深夜アニメ映画ジャンルや一般アニメ映画の記録更新されたのはつい最近じゃない。 そもそも「ヒット作がない」ってのも主観にすぎず、客観的に示すならデー...
世界レベルの話をしているんだけど。