足掛け10年近くもの間、アニメ業界の「闇」を感じ、それはどこに起源があるのだろう?どこが「病巣」なのだろう?と悩みに悩み抜き、岡田さんや宇野さんと会話を続け、彼らの本を読んでも感覚的にピンとこなくて、正直高畑さんの死もあって焦り始めていたのだが、何ともはや灯台下暗し、やっと見つけた。
アニメ史の「ミッシングリンク」がようやく見つかった。ちょっと安堵の気持ちですらある。

僕はようやくアニメの「病巣」にメスを入れられたようだ。膿んだ血が噴き出した。
あまりにグロいことにはなっているが、興味のある方、アニメを何とかしようと思っている方は、どうぞTwitterを見てほしい。
汚い膿がドバドバ出ている。

名前は伏せるが、とあるベテランライターも「アスカが『気持ち悪い』と呟いたのは、まさに今の状況に対してではないか」と呟いていた。
その通りだと思う。

先程までやってた『ゴー宣道場』で、よしりん先生が繰り返し言ってたのは、
「とにかく『常識』なの!『常識』で考えればすぐ解るの!」ということだ。

日本という国に根付いた「常識」を、オタクやネトウヨが嬉々としてぶち壊している図が容易に想像できた。


これからアニメの醜い病巣に目を逸らさず立ち向かい、「常識」の力を使ってメスを入れよう。
そんな思いを新たにした。
もう手遅れかも知れない。でもそこに病巣はあるんだ。
「プロ」ならばやるしかない。


【追伸】あと珍しくネトウヨが寄ってきた。
実に珍しい!
『エヴァ』は今の政治論・国家論にもなり得るかも知れないね。