最近増えてきている難聴として、低音障害型感音難聴というものがあります。20~40代の女性に発症することが多く、急に起こる難聴の一つです。
急に起こる難聴は、全て耳鼻咽喉科に受診することで、改善できます。※受診が遅れると改善が難しいものもあります。
当てはまることがあれば、すぐにでも耳鼻咽喉科を受診しましょう。
低音障害型感音難聴とは
こちらでは、低音障害型感音難聴について記載していきます。この難聴の概要、改善方法、予防方法に分けて記載していきます。
低音障害型感音難聴の症状
低音障害型感音難聴の症状は、以下のものがあります。
- 低い音が急に聞こえにくくなる
- 低い音の耳鳴りがする
- 耳が詰まった感覚がする
この難聴は、耳の中にある蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる部分に障害が起こると発症します。冒頭の通り、20~40代の女性に増えてきている難聴です。原因はストレスによるものとされ、今現在よくわかっていません。
症状の自覚は、音が聞こえにくくなるというよりも耳が詰まった感覚、耳鳴りによって違和感を感じるケースが多いとされています。聞こえにくさは軽度の難聴になりますので、その他の症状の方がきっかけになり、判明する……という流れが多くなります。特に耳が詰まった感覚は、ほとんどの人に共通して起こっている症状と言われています。
耳が詰まった感覚は、
- 耳閉感がする
- 声が少々響く感覚がある
- 耳の中に水が入った感覚
このような感覚を感じます。
低音障害型感音難聴は、この名称の他、急性低音障害型感音難聴、急性低音障害など、様々な呼ばれ方をしています。いずれも同じ難聴になります。
低音障害型感音難聴 改善方法
こちらの改善方法は、早々に耳鼻咽喉科を受診する事です。低音障害型感音難聴は、8割以上が治療できるとされています。早期治療する事で、聴力を回復させたり、耳鳴りや耳詰まりの症状を抑える事ができます。耳鼻咽喉科は、町医者で構いません。この病気は、広く知られていますので、適切な対応をしてくださるでしょう。仮に、手に負えなかった場合、他の施設を紹介されるなどの対応をしてくださいます。
低音障害型感音難聴は、早期治療が重要です。大きな病院に行くより、町医者でも良いですので、早くかかることが大切です。早くかればかかるほど、症状も悪化させずに済みますので、ご自身のためになるでしょう。
なお、仮に聴力の低下が改善しなかった場合は、補聴器を装用して、聞こえを改善していきます。何度も再発してしまったり、聞き取りに不自由を感じている方が対象となります。
とはいえ、多くは治療で治ってしまう事、軽度難聴の比率が多い事、このような状況ですので、補聴器が必要になるまで、低下することは少ないとされています。
低音障害型感音難聴 予防方法
この難聴は、再発する事も確認されています。再発するとその度に聴力低下を引き起こす可能性があります。そのため、再発しないように予防する事も重要です。予防は、心身ともにストレスを溜めないようにする事になります。
- 睡眠を十分に取る
- バランスの良い食事
- 適切な運動
これらで予防する事ができます。
なお、仮に再発してしまった場合、3日を過ぎても症状が改善しない時は、早々に耳鼻咽喉科を受診しましょう。また、吐き気を伴うめまいを感じた場合も同様にすぐに受診しましょう。低音障害型感音難聴から別の病気に移行してしまった可能性があります。
低音障害型感音難聴 再発率
低音障害型感音難聴の再発率は、2~30%とされています。その大半が発症より1年~1年半以内に再発される事が多い様です。意外に再発率は高いため、予防をしっかり意識する事が重要です。また、すぐに耳鼻咽喉科を受診できるようにするのも重要と言えます。
難聴の基礎を理解しよう
難聴は、どこに障害が発生したか(難聴の種類)、どのくらい聴力レベルが低下したか、この二つにより症状が異なります。こちらでは、低音障害型感音難聴に限って記載していきます。
難聴の種類
難聴には、主に伝音性難聴と感音性難聴があります。低音障害型感音難聴はその名の通り、感音性難聴です。
感音性難聴は、内耳(ないじ)といわれる部分に障害が起こるとなる難聴です。内耳は、耳の穴から入ってきた音を各周波数ごと感知し、感知した音を脳に送る働きがあります。耳の働きは、あくまでも音を感じ取るのみであり、その音が何の音か、何て言ったのかを理解しているのは、耳ではなく脳になります。この周波数を感知する部分や脳にうまく音を送れないと、
- 音が小さく聞こえる
- 言葉が聞きにくくなる
といった症状が起こります。内耳が損傷すると音そのものも聞きにくくなりますが、言葉もわかりにくくなります。ここを理解するのが重要です。
低音障害型感音難聴の場合、上記の通り、再発があります。再発し聴力が低下してくると、音が聞こえにくくなるだけでなく、言葉が理解しにくい、はっきりしないという事にもなりかねません。ここに注意が必要です。
音が聞こえる、音を理解する
感音性難聴について、もう少し詳しく見てみましょう。これは、普段私達がどのようにして音を理解しているのかを知るとよくわかります。
音を理解するには、
- 音が聞こえる事
- その音を知っている事
この二つが必要です。音は、耳で理解しているような感覚がありますが、厳密には、脳で行っています。耳は、音を脳に送る働きがあるだけで、音そのものは、脳が理解しています。耳から脳に音が送られると脳の中にあるデータベース(記憶)がどのような音なのかを調べはじめます。そして脳の中にあるデータと送られてきたデータが一致することで、「○○の音!」あるいは「○○と言った」と理解できます。
例えば、カラスが鳴く声は、カラスの鳴く声が聞こえる事、そしてカラスの鳴き声を知っていないと理解ができません。カラスの鳴き声を知らなければ「なんかカーカー言っているな」や「なんの音だ?」くらいにしか思わないですね。しかし、カラスの鳴く声を知っていれば、「これはカラスの鳴き声だ」や「近くにカラスがいるのか?」と理解できます。音が聞こえる事と音を理解する事は、異なります。そして感音性難聴は、この認証部分にエラーが起こりやすい難聴です。
音の理解から見る感音性難聴
感音性難聴は、言葉が理解しにくくなる症状がでると記載しました。これは、脳の中にあるデータベースと送られてきた音がうまく一致しにくくなる事によって、起こっています。音を受け取る部分で、うまく受け取れなければ適切なデータのまま脳に送ることができませんし、データを送る過程で何か障害がおこれば、これもまた脳に適切なデータが送れなくなります。そうなると脳に届いても、脳からすれば「おや?このデータどれにも当てはまらないぞ?」となり(データが一致しない)、結果、音が理解できなくなります。こうなると、聞き間違えや全く何を言っているのかわからないという現象を引き起こします。
このように考えると感音性難聴の症状について、理解しやすくなると思います。
なお、感音性難聴になると常日頃このようなことばかり、起こるようになるわけではありません。私自身は、感音性難聴ですが、聞こえにくい時もあれば(聞き間違う時、全くわからない時)、聞き取れることもあります。一般の人より、脳と耳のやり取り上で、エラーが起こりやすくなるだけになります。
難聴の聴力レベル
こちらでは、聴力レベルの概要と低音障害型感音難聴の難聴レベル、難聴の程度に関する事を記載していきます。
聴力レベルの概要
難聴の程度には
- 軽度難聴
- 中等度難聴
- 高度難聴
- 重度難聴
があります。低音障害型感音難聴は、ほとんどが軽度難聴になります。
※画像はよくわかる補聴器選びより作成
難聴は、聴力によっても障害のレベルが異なります。表の通り、それぞれの難聴の程度により、聞きにくさが変化します。人の声が聞き取りにくくなるのは、平均聴力50〜60dBくらいからです。この辺りから補聴器を装用する層が多くなります。
低音障害型感音難聴は、ほぼ軽度難聴です。しかし、再発を繰り返してしまうと軽度難聴より、聞こえが低下する可能性があります。ここも覚えておくと良いでしょう。
軽度難聴の特徴
軽度難聴の特徴は、
- 対面会話は支障はない
- 離れたところからの呼びかけに気が付かない
- 複数の方との会話がわかりにくい
- 騒がしいところでの会話がわかりにくい
これらがあります。すべてに当てはまるかは、難聴の程度によりますが、離れたところでの呼びかけに気が付かない、複数の方との会話がわかりにくいというのは、代表的な軽度難聴の特徴です。特に難聴は、自分自身で気が付く事が難しいものです。離れたところで呼びかけられても聞こえなければ、呼ばれている事にすら気が付きません。音は、聞こえないと気が付きようがありませんので、自覚するのが難しいのです。そのため、相手から「気が付いていない」事を指摘されるケースが多くなります。もし、言われた事があるなら、すでに軽度難聴なのかもしれません。
軽度でも聞きにくくなっていることは確かですので、軽度の難聴だからといって障害レベルまで軽度とは限りません。その点に注意しましょう。
なお、それぞれの難聴の程度に関しては、こちらを参照するとより理解しやすくなります。こちらは、どのくらい周囲の音が聞こえにくくなっているかを各難聴ごとに調べてみたものです。難聴の感覚を知る上では、役に立つでしょう。
リンク:【どのくらい聞きにくい?】難聴レベル別聞きにくさのまとめ
突発性難聴とは
低音障害型感音難聴を知るにあたり、注意点があります。実は、低音障害型感音難聴の症状に似た突発性難聴という難聴があります。この難聴は、低音障害型感音難聴より、重い症状を引き起こす事もあります。自分自身の状況を適切に理解するためにも突発性難聴について知っておきましょう。
突発性難聴の症状
- 突然片耳が聞きにくくなる
- 低い音の耳鳴りがする
- 自分の声が反響しやすい
- 発症時めまいがする
これらが突発性難聴の症状です。
この難聴も感音性難聴です。さらに、通常の感音性難聴より強い障害を負うケースがあり、言葉が聞き取りづらくなる傾向があります。また、低音障害型感音難聴と症状が似ています。これは、突発性難聴も低音障害型感音難聴も同じ内耳の障害だからです。
低音障害型感音難聴との違い
低音障害型感音難聴との違いは
- 聴力低下する周波数
- 聴力低下の重さ
- めまいの有無
があります。
突発性難聴は、音の周波数が全体的に低下するのに対し、低音障害感音難聴は、低い音が主に低下します。また、突発性難聴の方が聞こえにくくなる(聴力低下が大きい)傾向があり、中等度〜高度難聴にまで低下する傾向があります。低音障害型感音難聴の場合、少し聞きにくいかな?と思う程度ですが、突発性難聴の場合、明らかに耳が聞こえにくくなります。この点が最も異なるところです。
また、突発性難聴は、めまいがあるケースがありますが、低音障害型感音難聴はほとんどありません。そこも異なる点です。
とはいえ、自分自身でどちらかを見極めることはできませんので、突発性難聴、低音障害型感音難聴、どちらの症状も感じたことがあるなら、すぐに治療を開始する必要があります。
突発性難聴の治療方法
突発性難聴の治療方法は、発症より1週間以内に治療を始める事です。1週間を過ぎてしまうと治らなかったり、難聴が残ります。
また、症状が重すぎる場合は、完全に回復することが難しくなります。これらの場合は、補聴器を装用して、聞こえを補います。もちろん補聴器を装用するより、治療した方が、聞こえも良いですし、代金もかかりません。
突発性難聴の場合、発症よりどれだけ早く治療を開始できるかで、治る、治らないと改善度が決まります。
なお、耳鼻咽喉科は、町医者、個人院で構いません。突発性難聴は、広く知れ渡っている難聴ですので、しっかり見ていただけるでしょう。仮に受診した病院で治療ができない状況なら、他の病院を紹介いただけるはずです。
どんな病院が良いかを選ぶより、すぐに行ける個人院、病院に行きましょう。その方が、結果的に治療できたり、症状を和らげられます。
この難聴は、早期治療が最も重要です。
なお、突発性難聴の概要、改善方法、補聴器などの情報については、こちらをご覧下さい。このエントリーにすべてを記載しています。
二つの難聴を見て思う事
この二つを見て思う事は、上記の症状に心当たりがある場合、すぐに病院に行った方が良いという事です。
突発性難聴だったら早急に対応する必要があります。治療を行うのが遅れてしまい、治らなくなってしまったら目も当てられません。この難聴の症状は二つとも非常に似ています。それであれば、すぐに耳鼻咽喉科に行って、見ていただいた方が自分自身のためになるでしょう。
低音障害型感音難聴も早期治療することで、症状を和らげたり、治りやすくする事ができるようです。遅れると遅れるほど、治療も長引くことが報告されています。
なお、低音障害型感音難聴も知られている難聴ですので、個人院でもしっかり見ていただけます。突発性難聴と同じく、治療が難しければ、大きい病院、又は設備がしっかりした病院を紹介いただけるでしょう。
それであれば、上記のことがわかった時点で、耳鼻咽喉科に受診するのが一番ベストと言えます。
予防の大切さを理解しよう
こちらでは、難聴になるとどのような事が起こるかを見てから予防の大切さについて学んでいきましょう。難聴になるとどのようになるのか、どんな問題があるのか、こちらをご覧いただくとより予防の大切さがわかると思います。これは、私自身が難聴者だからこそ言える事です。
難聴になると?
難聴になると何が問題なのでしょうか。耳の聞こえが低下する事でしょうか?それとも言葉が聞きにくくなる事でしょうか?これらも問題ではありますが、事の本質は、聞こえにくくなった後、どのような事が起こるかにあります。
音が聞こえにくい事による問題
音が聞こえにくくなると
- 周囲の音に気が付かない
- 呼ばれているのに気が付かない
という問題が出てきます。
周囲の音に気が付かない危険性
周囲の音に気が付かないと周囲の状況がわからなくなります。実際に耳せんを装用しながら外を歩くと実に、様々なものがわからなくなるのが実感いただけると思います。音が聞こえなければ、状況確認をするのは、目だけになります。車が後ろから近づいてきてもわからないですし、見えないところの状況はわかりません。一方音が聞こえると目で確認できなくとも車の音が聞こえれば、気をつけようと思いますし、近くに車がある事がわかります。
音が聞こえるのと聞こえないのとでは、周囲の状況確認能力に差がでます。そのため、危険に合いやすくなったり、事故に合いやすくなる可能性があがります。耳は、会話をするためだけにあるわけではなく、このような役割もあります。
呼ばれているのに気が付かないとどうなるのか
また、聞こえにくくなれば、当然呼ばれているのにも気が付きにくくなります。上記にチラッと記載しましたが、視界外からの呼びかけは音が聞こえないと気が付きようがありませんので、どうしても気付くのが難しくなります。気付くのが難しいだけなら良いのですが、難聴の場合、ここから対人関係の問題に発展することがあります。
呼ばれているのに気が付かないと相手から「無視されてる?」や「無視された」と思われやすくなってしまいます。特に難聴は目に見えないものですので、このような事が起こりやすくなる可能性があります。呼んだ側から見ると何度も呼んだのにスタスタどっか行ってしまったら、そのように思われても無理はありませんね。このような事を繰り返せば、対人関係は確実に悪化していきます。
中々知られていない事ですが、難聴は、耳が悪くなる事より、対人関係が悪化する事の方が問題です。そして、対人関係の悪化は、重大な損失を引き起こしてしまいます。
言葉が理解しにくいことの問題
こちらも呼ばれたとき同様に対人関係の悪化に繋がることがあります。問題の性質としては、呼ばれたとき……と同様です。聞きにくくなると自身をもって返答できなくなりますし、聞き返したりする事が増えてきます。難聴である事を知っている方であれば、気兼ねなくできるかもしれませんが、そうでない方は、あまりにもやると鬱陶しく見られる可能性があります。
理解しにくいと意思疎通が難しくなりますので、どうしてもこのような問題も出てきます。
まとめ
音が聞こえにくい、言葉が聞き取りにくいというのは、このような様々な問題を引き起こします。ここをしっかり理解しておきましょう。耳の場合、自分自身が聞こえにくいと感じるだけでなく、コミュニケーション障害という事で、他の人と対話する時、お話しする時にも影響してしまいます。この点が非常に問題となります。
難聴への補聴器の効果とは
難聴の改善策としては、
- 耳の治療
- 補聴器を装用する
この二点があります。基本は、耳の治療を優先し、どうにも改善できなさそうであり、聞こえに不自由している場合は、補聴器を装用していきます。しかし、低音障害型感音難聴の場合は、感音性難聴です。そのため、言葉の聞き取りにくさがどうしても出てしまいます。
先方が適切にお話ししているのに関わらず聞きにくかった場合、考えられる原因としては、
- 音そのものが小さかった
- 言葉の聞き取る力が弱かった
- 周囲に邪魔された
この三つがあります。この中で補聴器ができるのは、音そのものが小さく聞こえたケースのみです。それ以外のケースは、補聴器で補うことができません。補聴器は、単純に言いますと音そのものを大きくしてくれるだけの機器であり、言葉の聞き取る力をカバーしたり、聞きたい音だけを聞くようには作られていません。
補聴器ができる事から考えても悪くならないにこしたことはありませんね。
難聴の症状、補聴器ができる事から予防を考える
難聴の症状、補聴器がしてくれる事を考えると低音障害型感音難聴というのは、あまり好ましい状況ではないのがわかります。仮に難聴になっても何でもかんでも補聴器が治してくれるなら救いようがあるのですが、残念ながらそこまで至っていません。
感音性難聴の症状から見ると難聴の改善は、非常に難しいものだとわかります。
これらの理由より、難聴にならないように予防する事が非常に重要であると言えます。
あとがき
低音障害型感音性難聴と突発性難聴について記載してみました。この二つは似ていますので、患者さんの立場からすれば、早急に耳鼻咽喉科を受診した方が良いだろうと考え、エントリーにしてみました。
また、難聴になるとどのような問題が出てくるのかについても記載してみました。難聴になることは知られているのですが、難聴になった後、どのように環境が変化するかまでは、知られていないような気がします。どのように変化してしまうかがわかれば、予防する方も増えてくるのでは?と勝手に期待しています。恐怖を煽るような方法に似てしまっているのは申し訳ないのですが、事実として記載させていただきました。
少し分かりづらくなってしまいましたが、低音障害型感音難聴の場合も、病院に行く事で治療が可能です。また、聞こえが低下してしまったり、聞き取りに不自由を感じている場合は、補聴器装用も視野に入れたほうが良いでしょう。治療ができれば、治療。それが難しければ、あるいは再発をしてしまい、聞こえが改善できなかったケースは、補聴器となります。
実際に治療する手段がない場合は、補聴器を装用し、聞こえを補っていく事も重要です。人は、社会に生きるものです。社会に生きる以上、どうしてもコミュニケーションは、必要不可欠であり、重要な事になります。そのコミュニケーション障害を減らせるのなら、補聴器は役に立つでしょう。あまり良いイメージがない補聴器ですが、できる事もあります。実際に聞こえに困っている事があるのであれば、補聴器を考えてみるのも良いでしょう。
これらの難聴は、耳鼻咽喉科を受診する事で治療する事が可能です。どちらの症状でも心当たりがあれば、今すぐにでも耳鼻咽喉科を受診しましょう。
- 耳の聞こえが低下する前に治療ができる事
- 症状が再発しない事
この二点をお祈りしています。
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