今回も自分用メモです。Windows 10のメジャーアップデートである “Windows 10 April 2018 Update” が、2台あるノートパソコンの1台に適用された。
こんなメッセージがディスプレイにいきなり表示されるってやつ。今回は心の準備ができていなくて自分のパソコンで写真を撮っていなかったので、これは他人のパソコンの写真を撮らせてもらったものだが。
いつに増して写りがよくなくて、すみません。
更新自体は1時間ほどで終わった。メジャーアップデートとしては、短い方だったかも知れない。
問題は更新適用後、パソコンを起動してから10分くらいすると、毎回、通知領域に「ディスクの空き容量が不足しています」というエラーメッセージが表示されるようになったことだ。すみません、これもスクリーンショットを撮っていませんでした。
つか今回のエントリーに貼るスクショは、どれもあとから再現して取得したものばかりであることをお断りしておきます。
エクスプローラを開いて「PC」を選択すると、「ローカルディスク(E:)」という見慣れないディスクが表示されていた。
そしてローカルディスク(E:)の空き容量が、確か500GB使用くらいになっていて、使用領域を示すインジケータが赤で表示されていた。
「何が入っているんだろう?」とアイコンをダブルクリックしてEドライブの内容を表示させると、空っぽなのだ。
Windows のいつからのバージョンだったか、ハードディスクにこのような小容量の隠しパーティションが切られるようになったことは、知ってはいたんだけど。ただしそれが何のためのものかは、知らない。
通知領域のメッセージをクリックすると、ディスククリーンアップのダイアログボックスが出てきた。こんなの。
しかし実行しても変化なし。空き容量は増えず、E:ドライブのインジケータは真っ赤なままだった。「システムファイルのクリーンアップ(S)」を実行しても同じだった。
そういうことを二、三日にわたって何度となく繰返し、いい加減面倒になったので、E:ドライブにフォーマットをかけてしまおうと思いついた。
それで何かトラブルが起きるかも知れないが、そういう時のための廉価パソコン2台持ちポリシーだ。
ところでオンラインストレージ全盛、USBメモリすら時代遅れになりつつある現在(だよね?)、若い人に「フォーマット」は通じますでしょうか? フロッピーディスクはフォーマットしないと使えず、またフォーマットはフロッピーディスクの内容を全消去するためにも使われていたんですよ。
E:ドライブアイコンの上で右クリックし「フォーマット(A)...」を選択。
「クイックフォーマット(Q)」でいいか。
「荒療治かな?」とは思ったが、結果、エラーメッセージは表示されなくなった。
上にスクショを貼ったE:ドライブは、そうやって使用領域をゼロにした後のものです。ゼロになってないけど。
それから何日か経ったが、今のところ目立ったトラブルは起きていない。
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今回のエントリーを起こすため、確認のつもりで「Windows 10 April 2018 Update」でぐぐったら、「窓の杜」のこの記事がヒットした。このようなエラーは報告されていたようだ。当然っちゃ当然か。
一部引用。
【修正予定】「April 2018 Update」をインストールすると隠しパーティションにドライブレターが割り振られる
気にしなければどうということのない不具合ですが、誤ってフォーマットしたりするとWindowsを復旧できなくなったりします。ドライブレターを手動で削除するか、触らないように注意しましょう。
気にしないわけにはいかなかったのだが。
「窓の杜」の記事にリンクが貼られていた「Microsoft コミュニティ」のQ&A記事。
こちらも一部引用。
これらのパーティションは、通常、Windows 回復環境または元の製造元が使用する回復パーティションです。これらのパーティションを削除または再フォーマットしようとすると、Windows の復旧能力に悪影響を及ぼす可能性があるため、お勧めしません。
うわ「お勧めしません」と言われたことをやっちゃったよ。
このQ&A記事には、コマンドプロンプトからパーティションに割り当てられているドライブ文字を削除する方法が書かれていた。試すとしたら、こっちからだったかなやっぱり。
私の場合、こういうことは何でも後になって思いつくのだということで、お目汚し失礼しました。
もう一台のパソコンのアップデートは、まだ始まっていない。