Starはどうなんだろう…?
Apple(アップル)のコンピューターといえば品質の高さはピカイチですが、最近は進化が少ない気も。そんな中、海外ではAppleがIntel(インテル)など複数社からエンジニアと研究員を引き抜いたことが報じられています。
この引き抜きですが、Oregon Liveによれば彼らはオレゴン州ワシントン郡の新施設にて働くことになるんだそうです。また引き抜かれた人数は24人近くにのぼるそう。彼らが具体的にどのようなプロジェクトに関わるのかは不明ですが、なかなか気になる動きですね。
ところでAppleといえば、近日はARMベースのプロセッサを搭載した製品「Star」を開発してるというのがもっぱらの噂。StarはARMプロセッサ搭載MacかiOS搭載ノートブック、あるいはもしかすると新型iPhoneの可能性もあるそうですが、もし登場すればAppleのモバイル向けプロダクトの戦略を大きく変えることになりそうです。
それ以外にも、Appleは2020年以降のMacに独自プロセッサを搭載するとの報道もあります。現在のMacはIntel製プロセッサを搭載していますが、そのリリースタイミングはどうしてもIntelに左右されることになります。しかし独自プロセッサが開発できれば、Appleは好きなタイミングで製品が投入できるようになるはずです。
AppleはiPhoneにも独自開発のプロセッサを搭載しており、どちらかといえば製品コントロールのために多くの技術を内製しようとする傾向があります。今回引き抜かれたIntelのエンジニアも、もしかしたら将来のMacや独自プロセッサの開発に関わるのかもしれませんね。
それか2019年に登場するというモジュラー式の新型Mac Proかな?
Image: Shutterstock
Source: Oregon Live via 9to5Mac
(塚本直樹)