マンガの通りバストの垂れっぷりが大変でしてね、形が如何なものかというよりも胸元の皮膚の伸びかたが大変なありさまでした。鎖骨からバストまでの距離が日に日に長くなり、上り坂がなくなり、平地になり、駅徒歩１分が５分くらいの距離になっている。
ワイヤーとか補正機能のついたブラでしのいでいました。
が、ブラの機能として「持ち上げてはやるがあとは知らない」って感じで人の心がわかってない。痛いしごわつくし、肩紐なんか私の肩に１２０％頼りきってる。食い込んでる。肩紐としてのプライドはないのか。
ブラトップに戻りたいけど、ブラトップもアンダーのあたりとか縫い目がごそごそするのが最近気になってまして、なにかないものかと探してたんですよね。それで、このマンガです。
縫い目がないということ
スロギーを最初見た時は、「布じゃん。スポブラとなにが違うの？」と思っていたんですが、縫い目が一切ないので肌にちくちくする感じがないんですね。肌と下着の境目がわからない。その威力を甘く見てました。
産まれてこのかた縫い目のある肌着しか着たことがなかったわけで、それが無くなるということの快適さは、想像以上でした。
ワイヤーがないことの楽さは言うまでもなくです。２４時間着てられる。
スロギーのキャッチコピー「肌に溶け込むようななめらかさ」って本当にその通りです。溶け込むんだよ。食べて吸収できるよスロギー。スロギーは食せる。わかるよ。（パニック）
持ち上げてくれている感覚はないですが、寄せては集め寄せては集めていたバストが落ち着いてくれている。ブラトップよりはホールド力あると思います。そして着けていない気がするのに、バストはちゃんと集まってる。戻ってきた…バストたちが戻ってきた！
あとシンプルカラーばかりだなと思ってる人はトリンプの公式を見て欲しいんですけど、ちゃんと柄のもあるんですよ。色々選べますね。
スロギーは授乳に使えるのか？
授乳中にも使えるくらい伸びます。ブラトップだと上からがばっと開けて飲ませる方が多いと思うんですが、スロギーだと下からまくったほうが良いかもしれない。上から飲ませると肩紐がいずれ伸びてくるんじゃないだろうか…
と思ったら、「着るときは上からより下から履くほうがいい」と店員さんからアドバイスを受けて驚く。足とお尻を通過してきていいんだ…と思うと相当伸縮力に自信があるのかなと思いました。
妊娠性痒疹でお困りの方は試す価値ありかも
あと、私はＰＵＰＰＰ（妊娠性痒疹）という妊娠が原因のじんましんじゃないかと言われているものを発症して辛い経験をしたんですが↓ www.ippaikaasan.com
このときも下着の縫い目に苦しめられた記憶があります。スロギーは素材がツルツルしたもので、縫い目がなくても肌に触れるとかゆいかもしれません。ベーシックタイプはナイロン７０％・ポリウレタン３０%です。 綿混タイプ(Trimp公式）は５０％近くが綿になります。
当時、発症したときに欲しかったなぁ…と思いました。一度試してみる価値はあるかもしれません。今がダメでも産後でも使えますので。
調べてみたら無縫製のインナーっていまたくさんあるんですね。当時あったかなぁ？
店舗購入がおすすめ！
いちおうネットでも買えますが、スロギーは形・素材（綿混タイプがある）・カラーが豊富なので、店舗で試着や店員さんにお話を聞くのがいいと思います。着心地試すだけなら無料ですし。
私はベーシックとアクティブタイプを数枚買いました。
私もまだ使い始めたばかり。洗濯を重ねて伸びないのかとか、「夏は蒸れる」という口コミもありまして、時期を見てまた値段との兼ね合いなどレビューできたらな、と思います。
気になった方はノンワイヤー・無縫製ブラはいかがでしょう。スロギー以外にも他メーカーで類似商品もありますので、値段や素材の肌触りなんかでお気に入りの商品が見つかるといいですね。
ノンワイヤー・無縫製ブラに感動した読まなくてもいい話
感動したんですよね～こんなブラがある時代なんだなと。
ココ・シャネルは女性の体を締め付けるコルセットを滅ぼし、ロングヘアを結い上げるのが美しいとされていた時代にショートカットを流行らせ、女性の体を自由にするファッションをめざしました。ワイヤーなし・無縫製の下着には、女性の体を解放してくれる同じ空気を感じています。
ワイヤー入りの可愛い下着も素敵ですよね。私もいっぱい持ってます。まだ着られるなら着たい（笑）でもそうじゃない下着を選んだ人に、「セクシーじゃない」「女を捨てている」というイメージを持つ人がいることが残念です。
セクシーさが消えるとなぜ女も一緒に消えると考えられてしまうのか。セクシーさは魅力のひとつで、それだけが女の価値ではないはずです。
出産や加齢と共に体は変化していく。生活スタイルや体調や行く場所で選ぶ服やメイクも変わる。張り切っておしゃれをしたい日もあれば、楽にすごしたい日もあって、そんな中で身に着けるものを選ぶのは自分や周囲を大切にしている証拠で、魅力的だなと思います。
自分の体は自分のもの。可愛く着たい、華やかに着たい、誰かのために着たい、動きやすいものを選びたい……誰かのイメージに左右されずに、どんな選択も自分ができる毎日であってほしいです。