ここでいう有害な人とは、他者に悪影響を与え被害をもたらす人のことである。有害な人には様々なタイプがある。自己中心的でナルシストだったり、パーソナリティ障害だったり、サイコパスやソシオパスなど多種多様だ。いずれもネガティブな波動を撒き散らす困った人種である。
その波動がいかに重苦しかろうが、そうした人たちとの出会いを避ける術はない。特に職場や家族、あるいはご近所に有害な人がいるような時は、生活から彼らを完全に排除することなどできないだろう。
ならば、そうした人から悪影響を受けないよう対処する方法を身につけるしかない。海外サイトにて、ネガティブ波動から身を守る為の10の方法が紹介されていた。
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1. 彼らが求める注目を与えない
パーティーなどの人が集まる場にも有害な人は存在する。彼らは注目を集めるため、彼らは大声で話したり、笑ったりして、人の気を引こうとする。だが、彼らの引き立て役にはならないようにしよう。あなたの貴重な時間は、もっと穏やかな人たちと過ごすためのものだ。
2. 他人の悪口を言う人と一緒にいない
陰口は害をなす人の特徴の一つだ。彼らが他人の暗い秘密を暴露し始めたら、自分が信頼されているから打ち明け話をされているのだなどと勘違いしてはいけない。彼らはあなたがいないところでは、あなたの悪口を言っているかもしれない。しかも、あなたの発言を他人に告げ口して、あなたの評判を落とそうとする恐れもある。
・わざと誤った情報を流し人を混乱に陥れる心理的攻撃「ガスライティング」を仕掛けるひとが使う11の方法 : カラパイア
3. あまりにも親切で魅力的な人々に対する警戒を解いてはいけない
人心操作に長けた人々は、他人の感情を騙すのが上手い。あらゆる手段を講じてあなたを支配しようとする。
人々が求めていることは何だろうか? 自分の意見に同意してもらうことかもしれない。あるいは王様のように扱われることかもしれない。人心操作に長けた人はまさにそのように振舞ってくる。
だが自分にとってあまりにも魅力的だったり、親切だったりする人には気をつけることだ。それはあなたを騙そうとしているサインかもしれない。
何かおかしいと直感的に感じたら、その警告に耳を傾けることだ。騙されているという感覚は滅多に間違わない。
・悪質な目的で他者を思いのままに操るサイコパスたちが利用する6つの人間心理 : カラパイア
4. 嘘をついていると思ったら、楽しんでしまう
誰かが嘘をついていると感じたら、即座に指摘してはならない。そうしてもしこりを残すだけだ。ゲームのように、楽しんでしまえばいい。彼らがいかに完璧なストーリーをでっち上げていたとしても、嘘はいずれ崩れ去るものだ。彼らが虚構を作り上げ、それを繰り返すほどに、そこに欠陥や矛盾が生じることは避けられない。
5. 侮辱や否定的な言葉は無視する
有害な人は侮辱や否定的な言葉をよく口にする。だが言葉はあなたに影響力を持たない。彼らのレベルに合わせる必要などないのだ。
それに気がついたら、どこ吹く風で通そう。有害な人があなたに話す言葉は、あなたとは無関係なのだということを知っておこう。それらはすべて彼らのことや彼ら自身の現実を反映したものだ。
6. 不幸話に立ち入らない
有害な人は会話のとっかかりにいかに自分が不幸なのかを告白し、憐れみを利用する。彼らは人生の被害者を装うことで、自分の欲しいものが他人から得られると信じている。
だが、どのような事情があるにせよ、彼らの現実の責任は彼らがとるべきだ。彼らの苦悩にいつも耳を傾けていては、彼らを喜ばせるだけでなく、自分までネガティブ波動に引きずり込まれてしまう。
彼らと距離を置き、会話を避けよう。どうしてもそうできない場合は、少なくともそこに参加しないことだ。その状況についてあなた自身の意見を述べたりはせず、ただ話を聞き、黙っている。
こうしていると、あなたは話を聞きはするが、それ以上は何も引き出せないというサインを向こうが感じ取る。
7. 心理戦を避ける
有害な人は、自分自身に誠実になれないために、間接的な反応をする。彼らは心理戦が大好きだ。それは自分にスポットライトが当たることなく、他人を操る方法である。
彼らと話をする時は直接的になろう。答えが欲しければ、イエスかノーかで答えられる質問をするのだ。そして、相手が誠実ではないと感じたら、そう告げる。相手が計略を弄んでいるように感じたら、そう言うのだ。
8. まやかしの親切心に気がつく
四六時中いつもあなたに対して親切に振舞う人はめったにはいない。肉親であるとか恋心を抱いていれば別だが、心に余裕のない時だってあるからだ。
あなたに対してやたらと親切な人がいたら、それは何か隠された意図があるというサインだ。その意図が何であれ、そのこと心に留めておくべきだ。
9. 自分の気持ちを確かめる
有害な人はあなたからネガティブな感情を引き出す術を心得ている。もしあなたが自分をコントロールできていなければ、彼らはまんまとあなたからネガティブ波動を引き出すことだろう。
だから、あなたは有害な人の相手をしている間は自分の感情に注視しなければならない。とは言っても、感情的に話をしろというのではない。ただ自分自身の気持ちに目を向けるのだ。
相手があなたを怒らせようとしていたり、嫌な気分にさせるために批判していたりすると感じたら、その心理戦から身を引くのだ。彼らが欲しいのは人ではなく、コネクションだ。
10. トラブルに目を向けるのではなく、建設的な解決に集中する
何かトラブルが生じれば、有害な人は責任をなすりつける相手を探すだろう。彼らにとっては問題を解決するより、人のせいにしてしまった方が楽なのだ。
あなたがそのような状況に陥ったら、建設的な解決策に集中しよう。本来責任を負うべき人物が誰なのかはっきり分かったとしても、問題は解決されるまでそこにあり続ける。解決しようと集中すると、ひどい状況であっても良い波動が生じ、エネルギーが湧いてくるものだ。
References:10 Smartest Ways To Protect Yourself From Toxic People And Avoid Their Negative Vibrations
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コメント
1.
2.
3. 匿名処理班
人間不信になれと仰有っておる。
4.
5. 匿名処理班
どこか遠いところで私の悪口を言う人がいるかもしれないし
どこか遠いところで私を慰め勇気づけてくれる人もいる
6. 匿名処理班
いちいちごもっともなんだけど、実践的な手法とかテクニックが載ってるかと期待してたので肩透かしだった。
結局、心持ちだったり、気を付けろだったりで、それだと今までにもほぼ同じ記事があったような。