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吉見、抜群制球力!!2勝目 オリ打線を手玉

2018年6月1日 紙面から

中日-オリックス 8回表2死、代打・伏見を投ゴロに打ち取り笑顔を見せる吉見(小沢徹撮影)=ナゴヤドームで

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 やっぱり頼れる男だ。中日・吉見一起投手(33)が31日の日本生命セ・パ交流戦のオリックス戦(ナゴヤドーム)で8イニング2失点。交流戦連敗スタートだったチームに初勝利をもたらすとともに、自身にとって4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の2勝目(1敗)をマークした。これでチームは5月13勝11敗1分けで今季初となる月間勝ち越し決定。この勢いで6月反攻だ。

 精密機械のようなコントロールを武器に、これぞ吉見という投球を見せた。7回まで三塁すら踏ませない。走者を出せば、三たび併殺で切り抜けた。まさにマウンド上で仁王立ちだった。

 「勝てたことは正直うれしいですけど、8回のホームランは余分だった。最後まで投げるつもりでいたので、悔しい終わり方だった」

 お立ち台では、反省の弁を述べた吉見。8回にT-岡田に2ランを浴びた。これを悔いた。6年ぶりの完封は消え、同じく6年ぶりの完投勝利までも手にできなかった。「目標があって、この試合は完投だった」と悔しさをあらわにした。

 25日の広島戦で大瀬良が完投するのをベンチから見て思ったという。「大瀬良君が8回の打席に立って大歓声を受け、9回を抑えて大きな声援を受けて、いいなと思った」。今度は自分も-。そう願いマウンドに上がった。

 「気を抜くと点を取られる。集中力とモチベーションを持って投げた」。7回まで失投はほぼなし。目標達成はできなかったが、4月12日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来の今季2勝目。6年ぶりの対戦となったオリックスには無傷の4連勝だ。十分すぎるほど先発の役割を果たした。

 

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