こんばんは、琵琶湖ストレッチ研究所の鯛博士じゃ。(※架空の研究所です。)

長時間スマホやパソコンをいじっていると、「肩や首が凝って体がだるい…」と感じたことはないかね?
実はそれ、「背骨の歪み」が一つの原因かも知れんぞ。

背骨は本来、こんな感じで「S字カーブ」を描いておる。

重たい頭を支え、重力の影響を受けた時に体の負担を軽減するため、適度に曲がって背骨周辺の筋肉への負担を軽減しているのじゃ。

しかし、スマホやパソコンに熱中して長時間同じ姿勢をとっていると、こんな感じで背骨が歪んでしまう。


背骨が歪むと、首や肩、背中、腰といった背骨周辺の筋肉が歪んだ形で緊張してしまい、肩こりや腰痛を誘発してしまうのじゃ。

これらのコリを改善するために紹介したいのが、「背骨しならせストレッチ」じゃ。
背骨しならせストレッチを行えば、肩や腰、首、背中といった背骨周辺の筋肉のコリを同時に改善することができる。

しかも、たった1分で実践できるのでとにかく簡単じゃ。
自宅はもちろん、仕事場でも実践できるので、コリを感じた時に是非試してみてくれ。

たった1分で肩こりと腰痛を改善できる「背骨しならせストレッチ」

背骨しならせストレッチのやり方を写真付きで詳しく紹介するぞ。
仕事中にコリを感じた時におすすめな「椅子バージョン」と、自宅でのんびり実践できる「床バージョン」の2パターン紹介するので、やりやすい方を実践してみてくれ。

それでは早速ワシが実際に実践して紹介するぞ。

仕事中におすすめな「椅子バージョン」

仕事中にコリを感じた時におすすめしたい「椅子バージョン」は、以下の3STEPでできるぞ。

①背筋を伸ばして後ろで手を組み、深呼吸する。
まずは背筋を伸ばした状態で椅子に腰掛けよう。

そして手を後ろに持っていき、親指を引っ掛けるようにして手を組む。

この時、肩甲骨を引き寄せることも意識するのじゃ。

その状態のまま胸を上に押し出すように広げて深呼吸を2回行おう。

②両足を抱え込んで深呼吸する。
次に両足を椅子に乗せて手で抱え込もう。

そのまま頭を下げ、首からお尻の上までの背骨を思いっきり丸め、2回深呼吸を行おう。

終わったら再び①→②を繰り返すのじゃ。

③上半身を前に倒して深呼吸を行う。
上半身を前に倒して背骨を思いっきり引き延ばす。

首をだら~んと倒してリラックスすることを意識し、深呼吸を5回行おう。

あとはゆっくり起き上がれば完了じゃ。

自宅でのんびりできる「床バージョン」

自宅で行える「床バージョンは」以下の3TEPじゃ。

①手と膝をついて四つん這いになる。
まずは手を肩幅に、足を腰幅に開いて四つん這いになろう。

②背中を上にあげて息を吸う。
背中を天井に付けるくらいの気持ちでゆっくりと上に引き上げていこう。


「20〜30秒かけてちょうど限界まで上がる」くらいが目安じゃ。
この時息を吸うことも忘れずに。

③腰を反ってゆっくりと息を吐く。
今度はお腹を床につけるくらいの気持ちで腰をゆっくりと曲げていこう。


この時も20〜30秒かけてゆっくり曲げ、息を吐くことを意識するのじゃ。

その後、②→③を計10回繰り返せば終了じゃ。

まとめ


背骨しならせストレッチなら、たった1分で背骨周辺の筋肉のコリを改善することが可能じゃ。
また、自律神経を調整することもできるので、リラックス効果も期待できるぞ。

スマホやパソコンを長時間触っている時のひと休憩に是非取り入れてみてくれ。
では、ワシはこれにて研究所にドロンするぞ〜。

この記事を書いた人

24歳、元芸人のライター

腐っても鯛です
ブログ:鯛ライフ