Oculusは、VRヘッドマウントディスプレイの「Oculus Go」と「Gear VR」向けのコンテンツとして、コンサートやスポーツ、コメディ、映画などのイベントを他のユーザーと同時にリアルタイムで鑑賞できる「Oculus Venues」を発表した。友人やファンコミュニティとの交流など、新たなVR体験として提案している。

「Oculus Venues」の利用イメージ

　家の中にいながら高品質なエンターテインメントを、他の人と一緒に楽しめるサービス。なお、利用する地域によって、参加できるコンテンツは異なり、Oculus Venuesを、Oculus GoまたはGear VRにダウンロードすると、そこで観られるコンテンツのスケジュールをチェックできる。

他のユーザーと一緒にスタジアムにいるような感覚でサッカー観戦

「Oculus Venues」で利用できるイベントの例

Oculus Go

　今後の主なイベントとして、米国時間の31日夜7時30分開催の、アーティストVance Joyによるライブや、同日7時にニューヨークで行なわれる「Gotham Comedy Live」のほか、MLB「エンゼルス対マリナーズ」(6月13日)などの予定が案内されている。今夏には、Lionsgateの映画や、NBAの試合が観られるリーグパスなどのコンテンツも予定している。

　ソーシャルシェアリング機能を有効にすると、Facebookとの連携が可能。友人や家族と一緒にライブ会場へ参加し、他の人と新たにつながることなどができる。また、ソロ鑑賞モードもあり、個人でも楽しめる。

　同社は今後も様々なソーシャルVRイベントを行なう予定としており、VRで体験したいコンテンツなどについて、Twitterで意見を募集している。