複数回に分け衝撃音 長崎県佐世保市の70代男性3人死亡

 長崎県佐世保市松原町の県営住宅・泉福寺団地の敷地内で29日夜、高齢男性3人が死亡しているのが見つかった直前に、同じ団地に住む住民が何かが落ちたような衝撃音を、時間の間隔を置いて複数回に分けて聞いていたことが30日、分かった。県警は3人が県営住宅から転落した可能性があるとみて調べている。
 県警によると、3人はいずれも70代とみられる。住民の女性(74)によると、29日午後9時ごろ、自宅でテレビを見ていると「ボーン」という大きな音がし、その数分後さらに同じような音が2回連続して聞こえたという。
 佐世保署によると、2人は団地の6階建てと12階建ての建物2棟の間に倒れ、もう1人は数メートル離れた場所で見つかった。3人とも12階建ての棟から転落したとみられる。

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