学校の銃犯罪、元凶は「ポルノ」 米議員が主張

2018.05.31 Thu posted at 17:15 JST

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ワシントン(CNN) 米テネシー州選出のダイアン・ブラック連邦下院議員(共和党)は31日までに、米国内の学校で多発する銃犯罪に触れ、家庭環境の悪化や暴力映画に加え、「ポルノ」の氾濫(はんらん)が根本的な原因とする考えを示した。

米メディア「ハフィントン・ポスト」が入手した音声テープによると、地元の聖職者らとの会合で述べた。ただ、ポルノがどのように銃犯罪につながるかの詳細については触れなかった。

音声テープによると、同議員は家庭の絆(きずな)の崩壊や暴力描写の映画に続いてポルノに言及。「雑貨店に入れば棚の上にポルノがある」とし、「両親の監視なしに入手出来る」と指摘。

「この環境が(銃犯罪の)大きな要因と考える」と述べ、「精神的な疾患を抱えた多くの若年層がそういう場所に入り込んでいる」と続けた。

ブラック議員の報道担当者はCNNの取材に、議員の発言の文脈は極めて明白と主張した。

一方、銃規制を要求する母親の団体責任者は同議員の発言を非難。ツイッター上で、議員は学校での銃発砲事件の責任を銃を称賛する雑誌ではなく、雑貨店のポルノに負わせていると批判した。

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