【速報】史上初、2人同時登場
本日2018年5月31日午前5時をもって、『HUGっと! プリキュア』の追加戦士が情報解禁となった模様です。今年は何と、2人同時に新規加入とのこと。これについては過去のシリーズでも前例がなく、紛れもなく「プリキュア史上初」です。
今夏追加となるプリキュアは、このふたり。
- キュアマシェリ[フランス語: ma chérie 「私の愛しい人(女性形)」]
- キュアアムール[フランス語: amour 「愛」]
現時点では名前とビジュアルのみの解禁ですが、一体誰が変身するんでしょうね?
なぜこの時期に? 謎だらけの解禁タイミング
毎年のことですが、まだそんなそぶりもなく僅かに予兆を見せ始めたばかりのTVシリーズ本編の盛り上がりに水を差す唐突な発表に、戸惑いを隠せないファンは後を絶ちません。なぜこの時期に? という疑問が湧きます。
玩具業界関係者への取材により、「5/31」という解禁日はかなり以前から設定されていたスケジュールであることがわかっています。何か最近になって偶発的な事象や気まぐれで本日発表したというわけではありません。公式と同時に報じた各社にも、「5/31 05:00」を厳密に指定して事前に報道用資料が提供されていたと考えられます。
こんなタイミングで解禁が行われる理由は、主に次の2点です。
- 東京おもちゃショーの開催が毎年6月半ばであること
- 幼年誌の発売タイミングが月始であること
このような商業的理由を踏まえた結果、解禁日はおのずと6/1付近に定められます。
ただ今回は苦心の跡が伺えます。というのも、例年であれば「誰が変身するか」「演じる声優さんは誰か」「いつの何話で登場するか」に至るまで仔細に報じられるところですが、今回の公式広報および各社によるWeb上の報道ではあくまで「名前」と「ビジュアル」、そして「“今夏”登場」に留まっています。媒体の性質上、近日発売の幼年誌にはそれ以上の核心的な情報が掲載されていると考えられますが、Webを通じての情報解禁は段階的に行われるようです。
期待高まる「東京おもちゃショー2018」
本日の解禁に先立って、既にBANDAIのサイトでは6/7~10開催の「東京おもちゃショー2018」での出展に関連して以下の発表がなされていました。
HUGっと!プリキュア
新しい展開をお披露目!
今後発売予定の商品も初展示!
東京おもちゃショー2018 バンダイ&BANDAI SPIRITSブースのご紹介! | 株式会社バンダイ公式サイト | BANDAI Co., Ltd
例年通り、この「新しい展開」というのが本日発表された追加戦士の登場と考えられます。例年、おもちゃショーでは変身BANKのダイジェスト映像なども公開されており、こちらも楽しみです。同時に登場ということは、ブラック&ホワイト、ブルーム&イーグレット、メロディ&リズム、ミラクル&マジカルのような同時変身を見せてくれるのでしょうか。
プリキュアこれで何人に?
さて、新たなプリキュアが登場するたびに議論になることですが、一体これでプリキュアは何人になったのでしょうか?
プリキュアの人数に関する考え方は、「プリキュアの数字ブログ」kasumiさんが丁寧に考察しておられます。
プリキュアって今、何人いるの? 気になったので調べてみた結果 (1/3) – ねとらぼ
今回は基準を「版権グッズが広く発売される範囲」に定め、カウント対象を「TVシリーズ[エコモフ論争]と映画[フラワー論争]の両方において劇中で[ハトキャ歴代論争]変身した(変身する見込みの)プリキュアまたはそれに準ずる存在[ひかくる論争]」と再定義します。これはかつての「プリキュアオールスターズ」各種セットのうちいわゆる“エコモフ抜き”に相当し、私が思い付く限り最もシンプルな定義は「翌年のお年玉袋に変身して載ってるプリキュア」です。
- キュアブラック
- キュアホワイト
- シャイニールミナス
- キュアブルーム(キュアブライト)
- キュアイーグレット(キュアウィンディ)
- キュアドリーム
- キュアルージュ
- キュアレモネード
- キュアミント
- キュアアクア
- ミルキィローズ
- キュアピーチ
- キュアベリー
- キュアパイン
- キュアパッション
- キュアブロッサム
- キュアマリン
- キュアサンシャイン
- キュアムーンライト
- キュアメロディ
- キュアリズム
- キュアビート
- キュアミューズ
- キュアハッピー
- キュアサニー
- キュアピース
- キュアマーチ
- キュアビューティ
- キュアハート
- キュアダイヤモンド
- キュアロゼッタ
- キュアソード
- キュアエース
- キュアラブリー
- キュアプリンセス
- キュアハニー
- キュアフォーチュン
- キュアフローラ
- キュアマーメイド
- キュアトゥインクル
- キュアスカーレット
- キュアミラクル
- キュアマジカル
- キュアフェリーチェ
- キュアホイップ
- キュアカスタード
- キュアジェラート
- キュアマカロン
- キュアショコラ
- キュアパルフェ
- キュアエール
- キュアアンジュ
- キュアエトワール
- キュアマシェリ
- キュアアムール
というわけで、前述の定義では「55人」となります(エコモフ入りでは「57人」)。
これは「おのれ何て数だ」(2010『DX2』)のさらに3.2倍、「いつの間にかすごい数だな」(2011『DX3』)のさらに2.6倍にあたります。最後に全員で集まった2016『奇跡の魔法』からも、しれっと25%増しです。
そして何よりも、10年前、最初にプリキュアオールスターズが結成された2008『ちょ~短編』の、あの「すごい!プリキュアがたくさん!11人も集合するなんて!」と心の底から感嘆した、あの2008『ちょ~短編』の、ぴったり5倍です。5倍。
プリキュア15周年。すごい時代になりました。
(7:30 続報)
既にBANDAIの商品一覧に、関連商品の情報が掲載されています。
下記の情報が含まれることに留意してご覧ください。
- キュアマシェリとキュアアムールに変身する人物
- 新プリキュアの登場時期が推測可能な商品発売日
- シリーズ後期のストーリーが推測可能な商品説明
- シリーズ後期の音楽展開が推測可能な商品説明