6月1日に封切られる「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」より、劇場パンフレットの詳細が発表された。
インターナショナル版公開時のものより内容を増やし、オールカラー48ページとなった完全版のパンフレット。注釈付きとなる完全版のシナリオや、JOYSOUNDで配信される劇中歌のカタカナ歌詞、設定画集、ポスターギャラリーのほか、監督を務めた
パンフレットのインタビューでラージャマウリは、インターナショナル版と完全版を比較し「インターナショナル版はテンポやスピード感を意識し、ノンストップのジェットコースターに乗っているような感覚で楽しんで欲しいと思って編集しました。一方、<完全版>では、ぜひ物語の機微や余韻、奥行きをじっくり味わっていただきたいと思います。両者は短縮版とノーカット版という関係ではありません。私としてはどちらもそれぞれに完成された作品として自信があり、甲乙はつけられません」と語っている。
また日本で両バージョンが上映されることに驚いたようで「『バーフバリ』2部作は世界中でヒットしましたが、観客層の大部分は世界中に住むインド系の方々でした。当然両バージョンを上映する国は日本が初めてです。私たちは『バーフバリ』が語る物語が普遍的で万国共通のテーマを持った世界規準のものだと信じ、プロジェクトを進めてきましたので、それが証明されたことも嬉しいです」とコメントした。
「バーフバリ 王の凱旋<完全版>」は、東京・新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。なお前夜祭上映が行われる同劇場では、明日5月31日午前中よりパンフレットの購入が可能。