英語のメールを間違えないように書くことは案外コツがいります。

私自身、英語のビジネスメールを毎日書いてますが最初は全く自信がありませんでした。今では勉強の結果スラスラと書けるようになりましたが、その中で本当に英語のメールを書く力が伸びたと思った5つの勉強方法をご紹介します。コツコツ勉強することも大事ですが、いくつかポイントを絞って確認することで英語を書く力は大きく伸びます。


グーグルで自分の英語フレーズを検索

私が最も使っている方法がグーグルやヤフーでの「完全一致」検索です。

例えば、「添付のエクセルをご確認ください」と言いたいときに、「Please find attached excel」と書くのが正しいかを調べたいと思ったとします。
その場合、検索ボックスにダブルクオーテーション込みで”Please find attached excel”と入力します。

すると、スクリーンショット内の緑枠で囲った中に、ヒットしたページの件数がでてきます。まずこの検索結果が0件から数件の場合、検索した英語の表現はあまり使われていないと判断できます。
※もちろん固有名詞などを検索ボックスに入れて検索するとヒットする数は激減するので、できるだけ抽象的なワードを選んでください。

次に、赤枠で囲った部分を見てみると、excelで終了している文は見当たらないことに気づくかと思います。スクリーンショットは上位3ページですが、基本的にどのページも”excel file”や”excel spreadsheet”という表現をしていることがわかります。そのため、「Please find attached excel」ではなく、「Please find attached excel file」という表現がより使用されている表現というふうになります。

英熟語も検索

また自分が使っている表現よりもさらにいい表現がないか調べたいときにもグーグルやヤフーでの検索は役に立ちます。

例えば「顧客との関係を構築する」と言いたいときに、「make customer relationship」と書くのが自然なのかを調べたいと思います。
その場合、検索ボックスにそのまま「make customer relationship」と入力します。


すると検索結果には「build customer relationships」という表現が多いことに気づくかと思います。つまり、この場合make よりもbuildを使うほうがより自然な表現ということになります。
この方法は2から3語の動詞+名詞の組み合わせを知りたいときに特に有効です。

今回は簡単な例なので辞書を引けばでてくると思いますが、専門的になればなるほど、インターネット上の翻訳はあまり自然な英語ではない場合が多くあります。
そのため、私はこういった実際に使われている表現を使うようにしています。

使える英語の言い回しをためる

昔読んだ英作文の問題集に「英作文は英借文だ」という言葉がありました。まさにそのとおりで、多くの人がより好んで使っている表現がより自然な表現なのです。
そのため、取引相手や同僚のメールで気になった表現があればどんどんEvernoteやスプレッドシートなどに書き溜めていくことをおすすめします。

メールでよく使う表現を覚えたい場合は以下のサイトが役立ちます。

特にビジネスで使う英語メールの書き出しや結びはたくさんの例があるので参考になるかと思います。

ビジネス上よく使う表現や単語は決まっているので、人の英語を「借りる」のが最も手っ取り早い方法です。

英語のネイティブにチェックをしてもらう

もし時間があるのであれば以下のツールを使ってネイティブの人にチェックしてもらうこともできます。
ここでは2つネイティブから添削を受ける方法をご紹介します。

ランゲート (Lang-8) – 英語 添削

ランゲート(Lang8)はライティングのランゲージエクスチェンジができるサイトです。自分が日本語の添削をする代わりに、英語の添削をネイティブの方にしてもらうことができます。
ここで自分の添削してほしい文を投稿すれば、添削をしてもらうことができます。個人情報などはふせて投稿すればネイティブから回答がもらえるはずです。

詳しくは英語のチカラを劇的に伸ばすサイト・アプリ10選でもご紹介しています。

ランゲートはリログでも高い評価を得ているサイトです。

ユーザーの評価 (5)

Lang-8

Lang8(ランゲート)は相互添削に特化したランゲージエクスチェンジサービス。学習中の言語で文章を書くと、その言語を母国語...

ランゲート 公式サイト

アイディー IDIY – 英語 添削

アイディー(IDIY)は有料の翻訳家、教師などの英語のプロによる添削サービスです。
1単語あたり7円から13円程度で添削を受けることができます。価格はアイディーの課題か持ち込みか、解説付きか否かで変わってきますので以下の価格表をご確認ください。また定期利用の場合、1日1回50単語まで5,000円から10,000円となっています。

IDIY 価格表

リログでの評判

ユーザーの評価 (1)

アイディー – IDIY

アイディー(IDIY)は有料の翻訳家、教師などの英語のプロによる添削サービス。1単語あたり7円から13円程度で添削を受けるこ...

IDIY 公式サイト

スペルミスやケアレスミスをなくす

スペルミスや文法ミスは読み直すか、同僚や友達にチェックしてもらうことをおすすめします。

ただ最近ではある程度のミスであれば機械的に指摘してくれるツールもありますのでご紹介します。

Gmailによるスペルチェック

Gmailをビジネスでお使いの場合、スペルチェック機能がついているのでそちらを使うことをおすすめします。
自動的にスペルミスのあるところを赤線で指摘してくれます。文法的なミスまでは指摘してくれませんが、最低限のスペルミスは防ぐことができます。

Grammarly

Grammarly は有料のスペルチェック、文法チェックツールです。
無料版では重大な文法ミスやスペルミスの指摘をしてくれます。一方で、有料版(月30ドル)は文法や句読点のより詳細なチェック、よりよい単語の提案、盗作の有無のチェックなどがされます。

リログでの評判

ユーザーの評価 (1)

Grammarly – グラマリー

Grammarly (グラマリー) は有料のスペルチェック、文法チェックツール。無料版では重大な文法ミスやスペルミスの指摘がされる...

英語メールを書くコツ

英語のビジネスメールの場合決まった表現が多いので、自分が使える表現を地道に増やしていくことが重要です。もちろん間違った表現を覚えても意味がないので今回ご紹介した方法で正しい英語を覚えていただければと思います。

また文中でも紹介しましたが、こちらの英語のチカラを劇的に伸ばすサイト・アプリ10選も人気の記事です。Curiosity、HelloTalkなど英語のチカラを伸ばすのに役立つサイトやアプリをご紹介しています。

他にもおすすめの英語メールを書くコツなどあれば、もしよければコメント欄にてご紹介ください。


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リログ編集部

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