単線なのにトンネルは複線 長野・篠ノ井線のスピードアップは実現するか(写真41枚)
長野には複線用のトンネルを整備したのに線路が単線のままになっているJR線があります。なぜ複線化しないのでしょうか。
複線トンネルの片側だけ線路を敷設
JR東日本が運営する篠ノ井線は、長野県内の篠ノ井~松本~塩尻間66.7kmを結ぶ路線です。篠ノ井駅で信越本線、塩尻駅で中央本線にそれぞれ接続。長野と名古屋を結ぶJR東海の特急「ワイドビューしなの」も運転されています。
ただ、特急が走る幹線ではあるものの、線路は明科~田沢間6.6kmと松本~塩尻間13.3kmを除き、大半が単線。上り列車と下り列車が1本の線路を使っているため、上下列車の行き違いは駅や信号場に停車して行われなければなりません。列車の所要時間もその分伸びてしまい、スピードアップのネックになっています。
ところが、筑北村の西条駅から安曇野市の明科駅までは、複線用のトンネルが3本連続しています。線路も片側のスペースのみ敷かれていて、もう片方は空いた状態。単線であるにも関わらず、なぜ幅の広い複線用のトンネルが建設されたのでしょうか。
篠ノ井線はいまから120年近く前の1900(明治33)年に篠ノ井~西条間が開業。2年後の1902(明治35)年に全通しました。当時はすべての区間が単線で、蒸気機関車が走るだけの非電化路線でした。
このうち、西条~明科間の線路は山腹に張り付くようなルートで建設されましたが、このあたりは長野県内でも有数の地滑り地帯で、篠ノ井線はたびたび不通に。とくに1924(大正13)年に発生した地滑りでは、線路を埋めた土砂に列車が乗り上げて脱線し、復旧には相当な時間がかかったといいます。
複線化用地をそのまま持たせた方が金かかるから、複線化した方が良いと思う。
そうすれば長野〜名古屋・豊橋の利便性が高くなるし、松本駅〜長野駅の本数も増やせる。
長野は道路事情が良くないし、有料道路が多いから有効だと思うね。