和歌山市 水道水の濁りほぼ解消

和歌山市では、28日夕方から広い範囲で水道水が濁る被害が出ましたが、市が濁った水を取り除くなどの作業にあたった結果、市では水質に問題はなくなり、「濁りはほぼ解消された」としています。

和歌山市では28日夕方から「水道水が濁っている」という連絡が市民から相次ぎ、市が調べたところ、和歌山市南部の9つの地区で濁り水が出ていることがわかりました。
市では、水道管にたまった濁った水を取り除く作業を行い、30日朝、濁りが確認された地域の10か所余りで水質検査を行った結果、問題はなかったということです。
また、濁り水の原因になったとみられる配水池をはじめ、主な水道管の水からも濁りは確認されなかったということで、市では「濁りはほぼ解消された」としています。
市によりますと29日までにあわせておよそ1500件の苦情が寄せられましたが、これまでのところ健康被害の情報はないということです。
和歌山市では、飲料用に使うには問題ないとしていますが、念のため各家庭で濁った水が出ないか確認するよう呼びかけています。

和歌山市東高松にある地区の自治会長、佐藤博治さん(69)の自宅では28日の夜の段階で水が茶色く濁っていましたが、30日朝は、水の濁りは見られなくなったということです。
佐藤さんは「蛇口をひねればきれいな水が出ることのありがたさを感じた」と話していました。
また、市の対応については「おとといも風呂にお湯をためないと濁りに気づかなかっただろうし飲んでいたらと思うと気持ち悪い。今後は市がもっと早く積極的に広報してほしい」と批判しました。