キヤノンは5月30日、フィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」の販売を終了すると発表した。
EOS-1vは、2000年に発売されたフィルム一眼レフカメラのフラッグシップモデル。マグネシウム合金製ボディ、アルミダイキャスト製ミラーボックスを採用し、防塵防滴仕様など剛性や耐久性を高めている。また、視野率約100%、約0.72倍の倍率を実現した光学ファインダー、45点エリアAF、最高約10コマの連写性能など、フィルムカメラとして最高の性能を誇っている。
同社では、販売終了にあたりサポート期間を延長。2025年10月31日まで修理対応するとしている。ただし、修理サービス規約の修理対応期間(2020年10月31日)以降は、部品の在庫状況により修理を断る場合もあるとしている。
なお、現在も販売されているフィルム一眼レフカメラは、筆者が知る限りニコンの「F6」と「FM10」の2機種のみ。レンジファインダーであれば、ライカの「M7」「MP」「M-A」、インスタントカメラであれば、富士フイルムの「写ルンです」や「instax」シリーズ、ライカの「ゾフォート」、Lomographyなどが販売しているものの、数えるほどしか存在しない。デジタルカメラが主流になって以降、フィルム自体のラインアップも少なくなっており、フィルムカメラを楽しめるのもそう長くないのかもしれない。
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