新潟 五頭連山で遭難した親子の結末を見て思うこと。道に迷ったら絶対に○○してはいけない!
いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。
アウトドアライフクリエイターのy-heyです。
2018年5月29日、とても悲しいニュースが舞い込んできました。
2018年5月5日から新潟県の五頭連山(ごずれんざん)で行方不明だった
新潟県の親子とみられる遺体が発見されたとのこと。
https://www.asahi.com/articles/ASL5Y4RBTL5YUOHB005.html
出典:朝日新聞ニュース
2人で覆いかぶさるように倒れていたそうで・・・
なんともいたたまれない結末になってしまいました。
同じ年頃の子どもを持つ親としては、ホントに他人事とは思えません。
y-hey
私も登山歴は10年以上あるにも関わらず2016年に低山で山をなめていたため、
道迷いから遭難するという経験をしています。
このような悲しい事故を今後防ぐためにも、遭難経験者として
みなさんの遭難防止のために絶対にすべきことについてお伝えします。
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登山準備段階での遭難防止対策
まずは登山を計画・準備する段階でできる遭難防止対策です。
1. 行く山の状況を下調べする
まずは登山を計画している山について下調べすることです。
いきなり無計画にフラっと登山口に行って山に登ってはいけません。
当然といえば当然ですが。
最低でも以下の内容については、登山をする前に確認してから登りたいです。
- 登山ルート概要(地理院地図や山と高原地図で確認)
- 登山ルートの難易度(登山ガイドブック等で確認)
- 登山ルートの所要時間(登山ガイドブック等で確認)
- 同時期の登山道の状況(積雪があるかどうか等をヤマレコ等で確認)
- 登山口までのアクセス方法(登山ガイドブック等で確認)
- 登山当日の天気予報(ネットで確認)
- 必要装備(登山道の状況や所要時間に合わせた装備を準備)
登山の必要装備については別記事に書いていますので参考にして下さい。
2. 登山届(登山計画書)を作成する
登る山について下調べができたら、その情報を元に登山届(登山計画書)を作成します。
登山届(登山計画書)の作成方法については↓の記事で
テンプレートファイル付きで詳しく解説していますのでよかったら参考にして下さい。
3. 家族に登山届(登山計画書)を渡しておく
通常、登山届は登山口にある登山者ポストに提出しますが、
行く前に必ず家族(もしくは友人)に登山届を渡しておきます。
印刷した紙を渡しても良いですし、メールでファイル添付して送ってもOKです。
重要なのは、
「あなたがどこの山にどんなルートで登って、いつどこに下山予定なのか」
ということが明確であることです。
万が一、自力下山できず遭難し、あなたや家族が救助要請をした場合、
捜索隊はあなたの登山届に記載してあるルートを中心に探してくれます。
次は登山開始後にできる遭難防止対策をお伝えします!
y-hey
登山時にできる遭難防止対策
1. 道に迷ったかも?と思ったら
特に下山時に道迷いのリスクが大きいのですが、
道に迷ったかもしれない、と思ったらまずは落ち着いて深呼吸しましょう。
そして地図を見て自分の現在地を把握します。
2. 絶対にそのまま下ってはいけない!下った先にあるのは沢と滝
今回の新潟の親子が発見された場所は沢でした。
道に迷った場合、下山したい気持ちが強いため、
登山道から外れた獣道でも下ってしまいたくなる心理になりますが、
絶対に下ってはいけません!
下った先に待っているのは沢。
そしてその沢はやがて落差の激しい滝になります。
このような滝に出てしまった場合、懸垂下降の装備と技術を持っていないと対応できません。
この時点ですでに「ツミ」の状態です。
大切なことだからもう一度言います。
道に迷ったら絶対に下ってはいけません!
3. 体力があるなら下って来た道を登り返す
では道に迷った場合、どうすればいいのでしょうか?
まだ体力が残されているなら下ってきた道を登り返しましょう。
おそらく道に迷った時点では疲れていることだと思います。
登り返すのは面倒だと感じると思います。
でも登り返して下さい。
そして明確に登山道とわかる場所まで引き返すのです。
それが唯一の道迷いを防ぐ方法です。
それがあなたの命を守る方法です。
4. 体力が無ければその場に留まり救助要請
もし登り返す体力が残されていない場合、一体どうすればよいのでしょうか?
まずはそこで携帯電話の電波が届くか確認します。
(登山の時は「フライトモード」にするか、電源を切っておくといざという時に携帯が使えます。
ちなみにソフト○ンクだと山での電波が届きにくいため、できればdocomoかauのほうが良いです)
もし電波が届くのであれば、その場から救助要請です。
救助要請は110番すればできます。
そして家族へも連絡。
地図アプリで現在地がわかるようにした画面のスクリーンショットを撮って
家族や警察へ送付しましょう。
これで一気に捜索隊があなたの現在地を把握するのが容易になります。
もし電波が届かないのであれば、すこし見晴らしの良い尾根まで登り返し
そこで電波が届くか確認します。
そこでも届かない場合は、その場に留まり救助を待ちます。
できれば捜索ヘリが出た場合に発見してもらいやすい、空から見える場所で待ちましょう。
(雨等が降ったら雨宿りが必要ですが)
待機する場合、救助要請してすぐに捜索隊も来れません。
救助要請した時間が午後の遅い時間の場合、次の日の朝に来てもらえるパターンが多いです。
(夜の捜索は見つけるのが困難で、二次遭難の危険もあるため)
ありったけの服を着込み夜に備えてビバーク(野営)できる準備をします。
ビバークについては↓の遭難体験記が参考になると思います。
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まとめ
今回のような悲しい事故を防ぐためにも、
そして私も実際に道迷いで遭難した経験から今回の記事を書きました。
この記事を読んで、一人でも多くの方が遭難に対する意識を高め
安全登山を楽しんでもらえれば幸いです。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
↓の記事も遭難防止に役立つと思います。