余命事件を知らない方への簡単な解説
余命事件とは、余命三年時事日記というブログを書いている「三代目 余命B」であるH氏の煽動で、数百人の弁護士に対して、第5次1,300名、第6次960名の余命信者たち(一般の方々)が、「懲戒請求権」に基づき、各弁護士会、弁護士あてに懲戒請求を行ったものである。
その間、余命氏は約3,000万円にのぼる寄付金を集めており、この中に靖國に名前を奉納するというプロジェクトがあったというので、内容を良く知る方に取材してみた。
その中に
「第一次告発は外患罪告発であったが、第六次ではテロ等準備罪、いわゆる共謀罪と二本立てである。そしてメインに朝鮮人学校補助金問題と生活保護問題が鎮座している。いずれも法的な問題があり、闘いになっているが、これはテロとの戦いとして、国際治安機関と情報提供という連携をすることになっている。」とある。
私がいつも言っているが、「国際情報機関と情報提供という連携をすることになっている」というのが、そもそも、読者に確認できない情報である。ペンタゴンの中枢からや、FBIの友人と電話で話したレベルの話である。
・靖國奉納プロジェクトとは何ですか?
A氏: 2017年8月21日に余命ブログに「靖國奉納プロジェクト」というのを立ち上げて、靖國神社に英霊と共にいられるように「芳名録CD奉納」を行うとしていました。
多分、地方に住んでいるや、高齢だからとの理由で、靖國神社に参拝できない人の代わりに名前や住所などの一覧をエクセルファイルか何かにして、CDーRに焼き付けて奉納するという事でした。
当然、CD-Rだけを奉納するのに大金は必要ありません。しかし、それぞれの方々から大金が送られてきました。外患誘致罪等の将来の訴訟のためのお金と合わせると、約3,000万円が集まったようです。
しかし、このCDーRが奉納されたとの話は私の知っている限りではありません。私も、靖國神社に確認しましたが、CDーRもお金も受け取っていないとの事でした。
お金(玉串料)を奉納すると読者に言っていたかどうかの記憶はありません。
以上が、この方の回答であった。要するに靖國に玉串料を奉納するともしないとも言ってないとの事だ。これは、A氏からの伝聞であるので、私が直接確認した訳ではない。
懲戒の請求事由はいくつかあるが、メインは朝鮮学校への支援等に関して、弁護士会が弁護士会の決議を経て「支援すべきだ」などとの決議などを行っている事が、反日に該当するという事のようだ。そして、その話が飛躍して、北朝鮮が日本の上空にミサイルを発射したことが、「外患誘致罪」を構成するや、竹島が武力で取られたので「外患誘致罪だ」などという、トンデモ理論な訳である。
これは、法律に疎い一般人から見れば、凄いロジックに見えたに違いない。
私は、余命がこの法理論で信者を獲得していることは知っていたが、何か、その先に深い考えがあるのかもしれないと静観していた。まさか、テレビの戦隊ものの、子供だましの筋書きをそのまま実行するとは夢にも思っていなかった。
余命氏の印象
私は余命氏本人に一度だけ、某出版社で会っている。70歳過ぎの老人であり、人生の先輩でもあるので、まさか、こんな事になるとは思いもしなかったというのが、正直なところだ。
この某出版社から本をだしている方々の何名かは、この事件が発覚後に余命への「支持」を打ち出しているが、私から見たら、それが誰からの指図かは明確に理解出来る。あえて、誰とは今は言わないことにする。しかし、ここで、この出版社が関わり続けると、この出版社まで責任問題に発展する可能性も無い訳ではないので、注意していただきたいと思っている。
この出版社から書籍を出版している数名と話をしたが、案の定であった。
著者たちは、「余命を応援する」もしくは、「この問題に関して一切、話をしない」かしか、現時点では選択肢がないようである。
私は、余命と会った時に、まず、自分の名刺を差し出した。相手は、年配者である。
私のおおよその活動内容を知っていた。
しかし、余命氏は、名乗りもせず、当然、名刺も出さなかった。身分を隠匿したかったのだろう。
この時点で、私としてはワン・アウト。
この余命氏と話をした際に、彼の掲げているロジックに関してこのようにチャレンジしてみた。
「外患誘致罪の構成要因」とは、スパイ行為をした結果、日本に対して武力行使がなされなければ、それを満たす事ができないのではないか。
すると、余命氏は気まずそうな顔をして、「私の身内には安倍総理の側近や国会議員がいる」と、全く関係ない話を持ち出してきた。「安倍総理の側近が付いているのだから、自分の言うことは間違っていない」と言わんばかりの言いぐさであった。
この時点でツー・アウト。
その後、一切の会話もないし、その必要性も感じなかった。
新たな書籍が出る度に、出版社より宣伝して欲しいとの連絡があったので、生放送などの折に紹介をした。しかし、スリー・アウト目が、この様な形になろうとは、思いもよらなかった。
余命事件の実際の勝者と敗者は誰か?
私の目から見れば、この余命事件の勝者と敗者は既に決着がついていると言っても良い。
弁護士たちより訴訟をちらつかせた和解の内容が書かれた手紙が1,000人以上に届いていると思われる。そして、複数の余命信者がすでに和解に応じて、各人が、何十万円もこれらの弁護士らに支払っている。
余命は信者を離さないために余命ブログ上では、和解に応じた人たちからの書き込みは、一切、表には出していない。ブログのコメント欄が「許可制」だからだ。
自分以外にどんな人が動いているのか、全く見えない仕組みである。それぞれが、余命のセル(細胞)となっている訳だ。しかし、セル同士の連携ができない仕組みだ。最近、話題に上った「スリーパーセル」と言えばピンと来る人もいるだろう。
何故なら、横のつながりが出来ると、様々な情報が入ってきて、余命に不利になる。
ブログのコメントからも、メールアドレスは抜いたもので、かつ、余命が気に入ったコメントしか公表されないためだ。 表から見たら、余命は神と崇められているように見える。
この事件で有利なのは、被請求人弁護士たちだ。
被請求人弁護士の1人である北弁護士は、和解金の他に700万円ほどの訴訟のための寄付金を集めている。現在は、もっと増えていると思われる。この弁護士は、左翼ではないが、余命信者が「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」とばかりに懲戒請求をした結果、引き込まれてしまった弁護士だ。
今後、和解も増えるだろう。しかし、和解が増えれば増えるほど、弁護士の経済的利益になり、それが、今後、我々、保守層を攻撃するための弾(原資)になるからだ。
そうなれば、被害は甚大である。
余命と余命の支持者へ
皆さんのやっている事は、その方法を完全に間違えている。
保守層の中の多くが、「自分も何か国の役に立つ事ができないだろうか?」と考えている。
私のところにも、何か手伝うことがないか?自分にできる事がないか?とメッセージや電話が入る。その気持ちは、本当に有り難い。国を思う気持ちは美しい。
その多くの要望をかなえようとしたのが、この余命であろうことは理解する。
しかし、生半可な知識を振り回し、一般人が聞いたことがないだろう「外患誘致罪」「弁護士への懲戒請求」をいかにも、専門家であるかのように振りかざし、「朝鮮学校を信者の共通の敵」として、安倍総理の許可があるが如きうたい文句で、保守層を欺いたのは、切腹に値する行為である。
そして、それを今も余命を幇助している「似非保守言論人」、「痴呆議員」、「出版社」は、猛省をし、被害者の真の救済にその労力を集中すべきである。問題は、この出版社から複数の国会議員も書籍を出しているところだ。そして、その議員たちには、現在は、出版社からの一方的な情報しかもたらされていない事だ。これを読まれている国会議員は、この件に関して言及したり、口利きをする場合は、相当に慎重にすべきだと思う。
この出版社に一言。貴方は、私に「余命ブログに全て書いてある。ブログを読んで下さい。」と言った。これが意味するのは、貴方自身が、この余命の操作に完全に騙されていると言う事の証明だ。
余命ブログのほとんどは、読者からのメッセージで構成されている。
その読者からのメッセージは、余命が許可したものだけだ。貴方が私に読めと言ったものは、例えて言えば、アマゾンで商品を購入する際のレビュー欄が改竄されていて、「5つ星レビューのみ」表示されるように細工されているもで、貴方は、それを私に見ろと言っているに等しい。予想だが、国会議員に対しても同様の説明をしているだろう。
(アマゾンはその様な事はしていないが)
そして、私が喋ろうとするとそれを遮った。出版社までこの様では、本当に大問題である。
繰り返しになるが、余命氏の本名、住所、事務所、その他の多くの情報を私は既に掴んでる。
弁護士たちが、血眼になって探している情報全てを持っている。
しかし、私の目的は、余命を叩くことでも、弁護士を叩くことでもない。
余命のこれらの計画で、家庭が壊れかけている方々、不安で眠れない日々を過ごしている方々を1日も早く、苦しみから解放する事だけだ。
出版社は、本の利益がある。著者にも印税がある。余命は今後も寄付を集めるために身を隠す。弁護士も、経済的利益のために追及の手を緩めない。
私は、これら一切の外側にいる。一切の利益を受ける立場にない。その人間が言っている事だ。信者たちは、1日も早く目覚めるべきだ。あなた達が今も見ているのは、一切、中身のな無いハリボテの戦艦だ。
小倉弁護士からの和解契約書
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