毎日の健康のためにヤクルトを飲んでいる方、お子様の健康のためにヤクルトを飲ませているご家庭も多いと思います。
今回はヤクルトの安全性について検証しました。
製品として販売されているものは次のものです。
・ヤクルト400
・ヤクルト400LT
・Newヤクルト
・ヤクルトAce
・シンバイオティクス ヤクルト W
・毎日飲むヤクルト
・Newヤクルトカロリーハーフ
実はこれらの製品の中に、甘味料ものであるスクラロースが使われているものがあります。
〇スクラロースとは
スクラロースは、1999年に使用が認可された添加物で、砂糖の約600倍の甘味があります。
これだけでも、危険な感じがしますね。
スクラロースは、有機塩化化合物の一種なのです。
これは、有機物に塩素(Cl)が結合したもので、ほとんどが毒性物質といえるものです。
〇有機塩化化合物は一種が恐ろしい物質の例
・地下水起こしているトリクロロエチレンやテトラクロロエチレン
・猛毒物質として知られているダイオキシン。
これらはいずれも有機塩素化合物の一種なのです。
※カネミ油症事件を簡単に説明すると
1968年に西日本を中心に発生した食品公害で、カネミ倉庫という会社が製造した米ぬか油に誤ってPCBが混入していたため、それを食べた人たちが、激しい下痢や歩行障害、にきび状の吹き出物、全身倦怠感などに襲われ、死亡者も出たという事件です。
〇スクラロースの悪影響を示すデータ
スクラロースは、ダイオキシンやDDTなどとは違い、毒性が弱いとされています。
そのため、添加物として認められています。
しかし、
動物実験では、一定の毒性が認められています。
妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では、下痢を起こして、それにともなう体重減少が見られ、死亡や流産が一部で見られました。
つまり、一定の悪影響があるということなのです。
これは人間に対しても現れる可能性があります。
しかし、
食品業界やアメリカ政府の要望が強かったため、厚生労働省はスクラロースの使用を認めてしまったのです。
以上がスクラロースの説明でした。
それでは、どのヤクルトにスクラロースが使われているのでしょうか?
その製品の特長も紹介しながら見ていきたいと思います。
〇ヤクルト400
特長
生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する乳酸菌 シロタ株を、1本(80ml)に400億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。
原材料
熱量(エネルギー):62kcal
スクラロースは使われていなくて安全です。
〇ヤクルト400LT
特長
生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する乳酸菌 シロタ株を、1本(80ml)に400億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。
ヤクルト400に比べ、カロリーを30%カットし、甘さひかえめに仕上げています
原材料
砂糖、脱脂粉乳、果糖、ぶどう糖果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(スクラロース)
熱量(エネルギー):43kcal
スクラロースが使われていておススメできません。
〇Newヤクルト
特長
生きて腸内まで到達し、腸内環境を改善する乳酸菌 シロタ株を、1本(65ml)に200億個含んだ乳製品乳酸菌飲料です。
原材料
熱量(エネルギー):50kcal
スクラロースは使われていなくて安全です。
〇ヤクルトAce
特長
甘さスッキリ大人のヤクルト。
1本(80ml)に300億個の乳酸菌 シロタ株を含んだ乳製品乳酸菌飲料です。
原材料
ガラクトオリゴ糖液糖、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、還元水あめ/安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ピロリン酸鉄、ビタミンD
熱量(エネルギー):33kcal
スクラロースが使われていておススメできません。
〇シンバイオティクス ヤクルト W
特長
腸内に生きて到達する乳酸菌 シロタ株が1本(100ml)あたり300億個と、腸内のビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖2.5g、がW(ダブル)で含まれた乳製品乳酸菌飲料です。
手軽に毎日飲んでいただくため、買ってその場で飲める、飲みきりやすいタイプの容器を採用しています。
飲みやすい、甘さひかえめ、すっきりとした風味の「脂肪ゼロ」のヤクルトです。
全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケット等の店舗で販売中です。
原材料
ガラクトオリゴ糖液糖、脱脂粉乳、砂糖、ぶどう糖果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)
熱量(エネルギー):52kcal
スクラロースが使われていておススメできません。
〇毎日飲むヤクルト
特長
年齢とともに健康維持が気になるビジネスパーソンをサポートする乳製品乳酸菌飲料です。1本(100ml)に300億個の乳酸菌 シロタ株を含んでいます。
手軽に毎日飲んでいただくため、買ってその場で飲める、飲みきりやすいタイプの容器を採用しています。
女性にも飲みやすい、甘さひかえめ、すっきりとした風味の「脂肪ゼロ」のヤクルトです。
全国のセブン&アイグループの店舗で販売中です。
原材料
砂糖、脱脂粉乳、果糖、ぶどう糖果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)、ビタミンE
熱量(エネルギー):54kcal
スクラロースが使われていておススメできません。
〇Newヤクルトカロリーハーフ
特長
カロリーと甘さが気になる方におすすめ。
「Newヤクルト」に比べ、甘さひかえめ、糖質・カロリーも50%カットし、すっきりとした後味の風味に仕上げました。
乳酸菌 シロタ株が1本(65ml)に200億個含まれています。
原材料
ぶどう糖果糖液糖、脱脂粉乳、還元水あめ/安定剤(大豆多糖類)、香料、ビタミンC、甘味料(スクラロース)
熱量(エネルギー):25kcal
スクラロースが使われていておススメできません。
【まとめ】
スクラロースが使われていない製品は次のものでした。
・ヤクルト400
・Newヤクルト
スクラロースが使われている製品は次のものでした。
・ヤクルト400LT
・ヤクルトAce
・シンバイオティクス ヤクルト W
・毎日飲むヤクルト
・Newヤクルトカロリーハーフ
カロリーを抑えるためにスクラロースで代用していますが、たかだか1本20kcal程度しか変わりません。
スクラロースは身体への害が懸念されるものですので、できるだけ摂取をさけた方が無難だと思います。
毎日飲まれる方やお子様に飲ませるときは、【ヤクルト400】や【Newヤクルト】を選んだ方が良いと思います。
ちなみにヤクルトではないですが、おススメなのは、有機・低農薬野菜、無添加食品の宅配サービス【らでぃっしゅぼーや 】です。下の画像リンク先から資料請求できます。