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安倍政権支持訴え保守系団体がデモ 名古屋で初

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 中部地域の保守系団体のメンバーらが二十七日、名古屋市中区の街頭で初のデモ活動を行い、安倍晋三政権への支持を呼び掛けた=写真。森友学園や加計(かけ)学園を巡る一連の問題で国民の不信感が高まる中、安倍政権による改憲や北朝鮮問題への対応の必要性を訴えた。

 安倍政権に反対するデモ活動は定期的に行われているが、政権支持を掲げたデモは名古屋では初めて。約二百三十人が国旗や安倍首相のポスターを掲げ、「われわれは安倍政権を応援する」「野党は建設的意見を」などと訴えながら、市街地を一時間、練り歩いた。

 デモを主催した名古屋市天白区の伊東富士夫さん(67)は「自民党内にも首相への不満が出始め、悲願の改憲が危うくなりつつある。保守の支持層に広く賛同してもらおうと思った」と説明。同市昭和区の無職桜木昭秀(てるよし)さん(73)は「国会答弁でむきになり、米国べったりなど物足りないところもある」としつつ、「日本の空白の二十年は短期政権のせい。長期政権でないと外交力は発揮できない。自主憲法を制定し、自分の国は自分で守れるようにしてほしい」と強調した。

 

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