あなたは、神社に行くと成功すると言われたら信じますか?
俄かに、信じ難いですよね。
でも、この発言をしている人物が、Doctor of Philophyの学位を持つ科学者だとしたら?
この経歴をお持ちなのは、八木龍平氏。元ネタ本の著者となります。
どうも、僕はスピリチュアルな世界が苦手で、前々から気にはなっていたのですが、本書を手に取ることはありませんでした。
ですが、そこは「あのとりブログ」。
好きか嫌いかでは、「読書で人生成功するか」をコンセプトにして立証するブロガーとして半人前。とゆうことで、本書を読破。
さっそく内容に入っていきましょう。
【元ネタ本】
【も く じ】
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霊能力者にはタイプがいる?
霊能力者には、3つのタイプがあるのをご存知でしたか?
1.見えないものが見える視覚タイプ
2.見えないものの声が聞こえる聴覚タイプ
3.見えないものを感じる触覚タイプ
著者は、触覚タイプらしく手や身体で触るように、見えないものの存在を肌で感じることができるそうです。本書出版には、相当な決断があったことが分かります。
【本書抜粋】
これは、科学者として"商売あがったり"になりかねない、危険な取り組みです。
迷惑かけないよう、研究員をしていたコンピュータメーカーは辞めました。年収は1,000万円近くあったので、本当にもったいない話です。
そんな危険をおかしてまでも、僕は、いまどうしてもあなたに伝えたいことがあります。
それは・・・
神社には「意思のある知的生命体」がいて、世界に大きな影響を与えている。
これが、本書のプロローグ。なんとも、強烈と言いますか・・・。
僕に今まで免疫がないせいか、理解するのに時間がかかりますw
まだまだ、不思議な世界の話は続きます。
著者は、アポなしで自宅のベットに龍神がやってきたそうです。
そして、九頭龍神社に参拝して数日後、仕事のイベントが急遽決定。このきっかけで、十数億円のビジネス受注し社長賞をゲットしたそうです。
さぁ、みんな。神社にいますぐレッツゴー!
・・・ってなるかッ!!w
_(┐「ε:)_ズコー
いま、僕は猛烈に戸惑っています。
なぜなら、「神様とは知的な空気だからです」と話す著者に。
物理的なモノしか信じない、目に見えないものを感じたことない僕は、初めてPCの前で頭を抱えています。
「俺・・・神社行こうかな。」
って行くんかーーいw
_(┐「ε:)_ズコー
天下人は必ず神社の参拝している?
日本を動かした天下人の共通点とはなにか?
それは、必ずと言っていいほど特定の神社を信仰し参拝しています。
本書データによりますと、その筆頭は天皇家の方々。2000年前から、歴代の皇族は日本各地の神社を参拝してきています。
ーー日本を動かした天下人の信仰した神社
・藤原不比等・・・「春日大社」
・白河上皇・・・「熊野詣で」
・平清盛・・・「厳島神社」
・北条時政・・・「江島神社」
・徳川家康・・・「諏訪大社」
・佐藤栄作・・・「伊勢神宮」
著者曰く、神社を熱心に参拝していない天下人はゼロ。
ちなみに、パナソニックの創業者、松下幸之助や西武グループを創業した堤康次郎などは、神社周辺の土地を買い取って、再建した逸話が残っているそうです。
これだけの、成功者たちがこぞって神社に参拝する理由はなにか?
それは、憶測の領域を出ませんが、なにか意味があるのかもしれません。
そこで、本書にはこう書かれています。
【本書抜粋】
とにかく日本では、昔もいまも成功の道は神社にあるのです。
しかしいまの日本人の多くは、神社が「特別な場所」であることを忘れてしまっています。
これって、すごくもったいないと思います。
次に天下を取るのは、あなたの番です。と著者は話します。
統計学で「神社とお金と幸せ」の関係
楽天リサーチで、神社への1年間の参拝回数と年収と幸福度にどのような関係があるかアンケートを実施したことをご存知でしたか?
科学は、統計学で出来ています。
著者も科学者です。自分で統計データを集め仮説立証をしたそうです。
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ーー統計方法とデータ結果とは?
統計方法の調査対象は、40代の400名で男性と女性をそれぞれ200名ずつ、4つの年収別にそれぞれ100名ずつ集めました。
・500万円未満
・500〜1000万円未満
・1000万円〜1500万円未満
・1500万円以上
この統計データの結論から言います。
年2回は神社に参拝しておけば、年収1,000〜1,500万未満の人程度には、幸せになれるということです。
ちなみに、参拝回数がゼロの人たちが一番幸福度が低い結果になったそうです。
ただ、年収と違うのは、回数を行けば行くほど良い訳ではありません。年間7回以上参拝する人達の幸福度は、むしろ低下していることがデータで判明したそうです。
ーー本書を読むにあたっての注意点
ここで勘違いしてほしくないのが、これはあくまでも、年収と幸福度の関係です。
神社に行けば、「金持ちになれる」のではなく、幸福度が高い金持ちは参拝しているというデータです。ここの意味の履き違えは、本書を読んだ方に一定数いるかと思います。
あと、僕の意見を言えば「プラシーボ効果」ではないかと思っています。
【プラシーボ効果の記事】
もし、仮にこの理論が正しいのであれば、僕は金持ちと幸福度を高めることができる食べ物を知っています。
しかも、絶対になれます!
その食べ物とは「米」です。
天下人もリアルタイムの成功者も必ず「米」は食べているはずです。しかも、高頻度で。
これで、トリックはお分かり頂けたかと思います。年7回以上行く人の幸福度低下もこれで頷けます。
なぜなら、「こんなに参拝しているのに、ちっとも幸せになれないじゃないか」と期待値のギャップ。
つまり、「神社に行ったから」という信じる気持ちが、結果的に幸福度を高めたという反証が出来てしまいます。そもそも昔の人は、今より圧倒的に情弱です。
洗脳もしやすいし、普段から神社に参拝することが常識だったかもしれません。
分母が大きくなれば、それだけ共通点は多くなるのは当たり前です。
ですが、このデータが真実であるのであれば、参拝によって幸福度は上がるということは本当だと思います。それは、「参拝したから」という信じる気持ちからです。
損得勘定でなく「なにを信じるか」で人の幸福度は変わるということです。
幸福度を上げる手段の1つとして神社参拝は良いかもしれませんね。
さてと、参拝でも行ってくるかw
まとめ
・霊能力には3タイプある。
・日本を動かした天下人の共通点は神社好き。
・統計データで、年2回参拝する人の幸福度は高い。
いかがだったでしょうか?
僕は基本的には、スピリチュアルの世界を信用していないタイプです。ですが、富士宮にある浅間神社に行くと、不思議と清められた感じになるのは確かにあります。
詳しい詳細は、ぜひ本書をお手に取ってみてください。結構、売れている著作です。